「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

ソニーの次のCEOは40~45歳の日本人

ソニー出井氏、「次のCEOは日本人」

ETREテクノロジーカンファレンスでの元ソニーCEOの出井氏の発言がニュースに。ストリンガー氏任命は正しかったかとの質問に対し「正しかったと思う」と答え、次のCEOは「40~45歳の、若い世代の日本人になるだろう」述べたそうです。ただし、その理由は明かさなかったとか。また、アップルのジョブズCEOに「iPodはおそらく、PCがエンターテインメントの中心になるきっかけだと思う」と賛辞を送ったそうです。

40~45歳の日本人ってもろに自分と同世代じゃないっすか。いったい誰なんでしょうね…。

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ソニー製バッテリーリコール問題はもう一つのソニーショック

もう1つの「ソニーショック」 電池全面回収、パソコン供給やモバイル文明に影

NBonlineの時流超流というコラム。モバイルIT文明が不測の打撃を受ける可能性があるとして、くだんのバッテリーリコール問題がもう一つのソニーショックとまで言われるようになってしまいました。大事なのは「事態の“鎮火”はソニーだけの問題にとどまらない」ということ。

ソニーをスケープゴートにしたとするデルへの批判も良く目にしますが、「既に日本はモノづくり大国などではない」とする読者のコメントの方がインパクトがあるように感じました。

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Connectはどこへやら~独自路線で突き進むソニーグループのソフト会社

ソニーピクチャーズ、携帯向け動画配信に参入
ネオ・インデックス、ソニー・ピクチャーズの最新ヒット作品・名作を10月からダウンロード販売開始

最近、SPE絡みのニュースを良く目にするようになりました。ソニー本社の意向もグループのシナジーも関係ないがごとく、ハードにとらわれないオープンな戦略をとっているかに見えます。

GoogleがYouTubeを16億5000万ドルで買収へ

GoogleのYouTube買収が大きなニュースになっていますが、Googleはこのほかに、音楽ビデオの無償配信に関してSony BMGとWarner Music Groupとの提携を発表。両社が所有する音楽ビデオ・コンテンツを「Google Video」でストリーミング配信するとしています。

ソニーも欧米でConnectサービスを提供していますが、日本人にはなじみがありませんし、成功しているという話も聞きません。日本では、mora winで動画配信サービスが始まり、Napsterのようなサブスクリプションサービスも上陸するなど、少しずつ状況も変わってきました。日本のSMEも、Napsterには楽曲を提供していますしね(いまだにiTMSに楽曲提供をしませんが…)。なんかもうソフト会社にしてみれば、フォーマットやらハードとのシナジーがどうたらこうたらみたいなことを言ってる場合では無いのかもしれませんね。

それはそれで良いとして、気になるのが日本でのソニーグループのトータルな動き。対応の有無は抜きにして、現行では動画再生できるハードがPSPぐらいしかありません。mora winもNapsterもソニー製ハードは公式にサポートしていません。せっかくサービスの幅が広がってきたというのに、ソニー製品ユーザーはその恩恵を受けることができないという…。

間もなく発表されるであろうウォークマン新製品も、新たなサービスを含めたトータルな展開が期待されますが、SPEやSony BMGの独自の動きを見ている限りは正直あまり期待できないのではないかとネガティブに考えてしまう今日この頃なのです…。

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ソニーブランドは怒りや落胆の格好のターゲット

ソニーのバッテリ自主回収–対象はノートPC用に限定へ
ソニー、パソコン用電池不具合で外部機関に調査依頼

ノートPC以外の電池も対象になったらと思うと…。外部機関への調査依頼は客観的な分析を加えて原因の解明を急ぐためとか。

ブランドイメージの「負の側面」を考えよう

「危険性を備えた自社のハードウェアに対する責任をうまいことソニーになすりつけた」、「ソニーというブランドは、人々の怒りや落胆の格好のターゲットとなるのに十分な認知度を有している」などのコメントが目を引きます。

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リニアPCMレコーダー「PCM-D1」が2006年度グッドデザインBEST15に入選

GOOD DESIGN AWARD [ Winners 2006 ]

iconiconソニーの携帯型リニアPCMレコーダー「PCM-D1icon」が2006年度グッドデザインBEST15に入選したようです(お知らせ感謝です>アルパパさん)。「何ともアナログなヒューマンウエア感覚でデザインされている部分にこそ、この製品の特色と美質がある」、最新のデジタルテクノロジーを、「アナログレベルメーターやアーチ型のマイクガードでくるんだセンスこそ、愛着というもう一つの品質を発信できた秘密」とは副審査委員長の赤池学氏の弁。

ちなみに、ソニーとしては、α100、バイオ(type L)、ハイビジョンハンディカム、BRAVIAなどを含め12製品をエントリーしていたようですが、受賞できたのはPCMレコーダーただ一つ。2000年以降でも、プラズマテレビ「KDE-P42/ 50HX1」の金賞受賞以来みたいです。デザインのソニーと言われていますが、蓋を開けてみるとこんなに少ないんですね…。

ちなみに、アマゾンがグッドデザイン受賞製品を購入できる「グッドデザイン賞ストア」を用意していますが、残念ながらPCMレコーダーは取り扱われていません。

【追記】はるまきさんから以下のお便りをいただきました。

グッドデザイン賞に関して、ベスト15に入ったのはPCM-D1だけですが、受賞作としてはバイオタイプLやアルファ、HDR-HC3やブラビアXシリーズなど12点(PCM-D1含む)が受賞してますよ。こちらのページで、“企業名”をソニーとして検索してみてはいかがですか。

自分の勘違いというか書き方が悪かったですね。すいません。検索して調べた上で書いたのですが、ノミネート=グッドデザイン受賞なんですよね。その中でも特に優秀な製品へ贈られる特別賞の受賞が今回の「PCM-D1」であり、過去のプラズマテレビだったということになります。いずれにしても、ソニーならもっと特別賞をもらって欲しいという気持ちには変わりはありません。

小寺さんのディーラーコンペンションレポート

Sony Dealer Convention 2006 Report

iconiconソニードライブに、9/13-16に品川で開催されたディーラーコンペンションのレポートが掲載されています。レポーターは映像アナリスト/コラムニストの小寺信良さん。BRAVIAから順に、当日の会場のゾーニングにあわせて展示内容を紹介してくださっているので、会場内にいるような雰囲気を味わえると思います。実際に行った方もこれで追体験できますね。

CEATEC開催前ということで、レポートされている内容が「Sony Hi-Vision Quality」中心なのが残念。AVペリフェラルやロケフリのレポートも読んでみたかったっす。思い返せば、昨年のディーラーコンペンションで初めてリアル小寺さんにお会いしたのでした。昨年は私人として招待を受けて入らしたようですが、今回はレポーターに抜擢と大活躍。あくまでお仕事ということで、いつもの辛口コメントも控えめになるかと思いきや、そんなこと無いのが小寺さんですね。

また、ソニスタでも「Sony Dealer Convention 2006「上得意様ご招待会」イベントレポートicon」が掲載されています。9/16のソニスタ上得意客招待日の様子がレポートされています。(どこかで見たことのある人が何名か映ってます…)