「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

売れているんだかいないんだか…

PLAYSTATION 3の北米での出荷台数が100万台達成

北米のPS3出荷がPS2を上回るスピードの6週間で100万台達成したことは既報ですが、PS2やPSPも好調とか。

PS3の国内販売、目標の半分 少ないソフトと価格敬遠

一転、国内では目標の半分らしいです。

ソニーCEO「5%変えず」・07年度営業利益率目標

それでも経営陣は強気の姿勢は崩さず。

「ソニー超える21世紀型ブランドに期待」インタビュー2007(1)出井伸之氏

そんなソニーに経営の第一線から退いた出井さんが「電池問題はあくまで一過性のトラブル」と発言。また、日本独自の技術という考え方自体がもはや幻想であり、家電業界も今後は製造技術をいかに効率化していくかが大切な時代へ移っていくとの興味深いコメントもあります。

話がそれましたけど、なんだかんだとほんの2ヶ月で世界で百数十万台も売れる商品はそうあるものではありません。WiiやDSが売れすぎていると考えれば良いだけのこと。PS3もPSPも、これからきっと面白くなりますって…(<ちょっと自信なし)。

ちなみに、CESのソニーブースでは2月発売予定の8MBのメモステPRO Duoも展示されているんですね~。日本ではいくらぐらいになるんでしょうね。3万は軽く超えるのかな…>昨年に続きPS3やPSPを展示――ソニーブース

続きを読む 売れているんだかいないんだか…

ソニ☆コダ

ソニー、米イーストマン・コダック社と特許クロスライセンス契約を締結

ソニーが、米コダック社と特許のクロスライセンス契約を締結。これにより、それぞれが保有する特許を相互に広範囲で利用することが可能になるそうです。また、両者間で係争中の特許訴訟についても和解合意に達したとか。

契約内容の詳細は明らかにされていませんが、Kodakのデュアルレンズカメラのようなユニークな製品がサイバーショットブランドで出たら面白そうですよね。

続きを読む ソニ☆コダ

SPE、2年ぶりに北米映画興行シェアトップ~興行収入は史上最高に

ソニー、北米映画興行シェア首位奪還

SPEが2年ぶりに北米映画興行シェアトップに返り咲くことが確実視されているようです。今年はヒット作を連発、興行収入も前年比約80%増の史上最高額となる見通しとか。

ダ・ヴィンチ・コードも話題でしたが、キャスティングで物議を読んだ007/カジノ・ロワイヤルの大ヒットが貢献したのでしょうか。そういえば、先日WOWOWで蜘蛛男3の予告編を見ました。ありきたりなダークな世界に行くお話しのようですが、こういうわかりやすさもヒットの秘訣なのかな…。

ソニーがPCアプリケーションソフトウェアセンターを新設~PCソフト開発を一本化

ソニー、VAIOのソフト開発センターを新設

ソニーが人事・機構改革を発表。既発表のSCE役員人事を始め、機構改革として以下の内容を発表。

・PCアプリケーションソフトウェアセンターを新設
・生産戦略部門を廃止し、機能の一部をモノ造り技術センターに移管
・生産戦略部門の生産企画部、SCM企画室を桐原SVP直轄の組織とする
・CSセンターを品質センターと名称変更
・コンスーマープロダクツグループ総合企画室を新設

「PCアプリケーションソフトウェアセンター」のセンター長にはVAIO事業本部の萩原氏が就任。同センターでは、今まで分散して開発されてきたPCソフトを集中して開発するとかで、当面は「SonicStage」などの音楽プレーヤー開発を中心に行なうとしているそうです。

24日のつぶやきでも取り上げた日経BPのソニー特集でも今後のソフト開発への注力へ大きな期待が寄せられていました。コネクトでは大コケしてしまいましたが、ある意味膿は出し切ったとも言えるので、これからが本当の勝負。同センターの活躍に期待が集まりそうですね。

【追記】バイオ絡みですが、ITmedia オルタナティブ・ブログにこんなエントリーが。

007はVAIOを使うか?

ジェームズ・ボンドがバイオを使っていることにかなり違和感があったようで、ソニーが「なぜこんな登場のさせ方をOKしてしまったのか」と疑問を呈しつつ、「6代目ジェームズ・ボンドがカッコよすぎたために、ソニーのかっこ悪さが際立ってしまったのが残念」、「最近マーケティングで失敗続きのソニー、本当に大丈夫かな?と映画とはまったく関係のない感想を持ってしまった」などとコメントしています。

ソニーの評価は別にして、映画の評価は良いらしいですね。それにしても、どんな登場のさせ方なんだろう…。見てみなくちゃわからないですね。でも、SPEの映画でソニー製品が登場するなんてもう当たり前ですよね。ダ・ヴィンチ・コードしかりステルスしかり…。それがソニーが映画会社を買った理由のひとつでもあるんじゃないでしょうか。まあ、でも人によってはうんざりするでしょうね。この手のPRってさりげなくというのは難しいのかなあ…。

終わらないソニーバッシング

バッシング続きだったソニーの創業60周年。バッテリーリコール問題がようやく沈静化しつつある中、今度はFeliCaの暗号が破られたとかで、各所で話題になってます。

FeliCaの暗号が破られた?――ソニーは完全否定

FeliCaの暗号が破られたと報道したのは元日経記者の阿部重夫氏が編集長を務める総合情報誌「ザ・ファクタ」で、ITmediaがソニーとファクタ双方に取材し、そのコメントを掲載しています。これに対し、ファクタの阿部編集長は自身のブログでITmediaを批判。同ブログではソニーの「フェリカ」論を本格的に書くとも宣言しています。

阿部氏は昨年の12月から今年の1月にかけては、コネクト事業の失敗やBMGのrootkit問題を取り上げていました。以降は欧州のPSP広告の件を除いて、ぱったりとソニーネタはとぎれていたようですが、その理由はこの件の取材・調査にあったということなのでしょう。なお、ソニー側は報道の一切を否定しているようで、阿部氏が元いた会社も「噂レベル」と書いてました>ソニー、「FeliCa暗号解読」の報道を一切否定

Edyに始まり、Suica、My Sony Cardと、Felicaが身近な存在になっているというソニーファンは多いはず。ただ、今の時代は何事にも絶対は無いとも言えますしね。もちろん、一消費者としては、噂レベルで終わってくれることを節に願います。ちなみに、rootkit問題も沈静化したように見えたのですが実はまだまだ続いているようです…>終わらないソニーBMG「rootkit」問題、解決はいつになるか

ソニーはどこへ向かうのか PS3の可能性と不透明な未来

こちらは、立花隆さんのコラム。「文藝春秋」2月号のソニーの中鉢社長との対談企画のため同社を訪問なさったそうです。元ソニー上席常務でAIBOやNEWSの生みの親である土井利忠氏が文藝春秋の新年号でペンネームで発表した「成果主義がソニーを破壊した」という記事への反論やバッテリーリコール問題への釈明などが対談の理由らしいのですが、それについては本を買って読めとのことで、コラムの大半はソニーのPS3ビジネスについて書かれています。

で、立花さんなので思いっきり批判されるのかと思いきや、PS3(というよりCell)のパワーを絶賛。「(Cell)がうまく展開していくと、ソニーは21世紀の電子産業界で、20世紀にインテルが果たしたような役割を果たすウルトラ級の巨大電子産業になってしまうかもしれない」とのコメントもあります。ただ、ソニーの未来には心配もあって、中鉢社長にそういう方面の話をぶつけても、スパコンのことはわからないからと全然話に乗ってこないことなのだとか。

こう言われた中鉢社長はどう思うのでしょうか。反論したいからもう一度対談みたいなことになったりして…。また、立花さんの言う「最先端の夢」が果たして人類共通の夢なのかどうかはわかりませんが、久多良木さんのPS3エンタメコンピュータ構想のひとつのカタチではあるのでしょうね。

自分は一日も早く「MGS4」と「みんGOL5」がプレイしたい。ただそれだけです。

続きを読む 終わらないソニーバッシング

ソニーの新本社ビルが完成~オフィス形態がロケフリに

ソニー、新本社ビルが完成・創業の地から引っ越し

ソニーの新本社ビル「ソニーシティー」が完成し、約6000人の引っ越し作業が始まったそうです。来年2月に移転完了予定とか。また、社員が特定の席を持たずに、プロジェクトごとに離合集散しやすい「ロケーションフリー」形式のオフィス形態を本格導入し、グループの求心力を高めるとか。

おお~、こんなところにもロケフリという概念が使われることになるとは…。
ちなみに、新本社ビルはコレ(↓)です。いつか訪問してみたいなあ…。

sony_newhqbuil.jpg