「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

「PlaceEngine」を開発したソニーコンピューターサイエンス研究所ってどんな組織なの?

実世界とコンピュータ世界の融合――ソニーコンピューターサイエンス研究所

ITmedia Biz.IDの「日本全国ラボめぐり」にソニーコンピューターサイエンス研究所(CSL)が登場。インタラクションラボラトリーに所属する暦本純一氏と末吉隆彦氏が、CSLという組織についてと、おのおのの研究内容について語っています。

暦本氏の研究成果がPS3ゲームソフト「THE EYE OF JUDGMENT」の実用化に繋がったようです。また、今一番力を入れているのが「みん地図2icon」に採用された「PlaceEngine」関連の研究で、「簡単に蓄積できるようになった位置情報のデータをどうやって面白く使うか、どう実際の役に立てるか、というのを考える」そうです。

PlaceEngineばかりに注目がいっちゃいますけど、PSPのGPSモジュールを使ったソフトも増えつつありますよね。あんまり盛り上がっていないけど、今月末にはPSP版の「みんなのGOLF場」の発売もあります。PSPがキャディ代わりになるということで、こちらはGPSの位置情報データをどのように面白く使うかということを考えて作られたソフトなんでしょうね。なお、第一弾は千葉県下のゴルフ場のデータみたいです。

So-net、2007年3月期決算で売上高・営業利益・経常利益で過去最高

So-net決算、売上高が過去最高。ブロードバンド会員は100万件を突破

So-netが、2007年3月期(2006/4~2007/3)の業績を発表。売上高・営業利益・経常利益で過去最高の数値を達成したそうです。

モバイラーが気になるのは同社のMVNOビジネスなんですが、2005年にイー・アクセスと合意したモバイル事業については、「引き続き、検討作業を行なっているところ」とあっさり。また、「テレビ王国」のUSB接続型ワンセグチューナーの市場拡大によるサブライセンス収入増加というのも時代を感じさせます。

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ソニーが子育てサポート認定事業主マークを取得

東京労働局長より“子育てサポート認定事業主マーク”を取得

ソニーが東京労働局長より「子育てサポート認定事業主マーク」を取得したそうです。ソニーでは、従来から男女共に取得可能な柔軟な勤務制度の導入や職場環境整備を行っており、この考えに基づき2005年に「次世代育成支援対策推進法」に基づく「行動計画」を策定・実行。その目標の達成が認められたとか。

ソニーは女性社員も多いですが、結婚しても子供を産んでも、会社を辞めずに働き続ける人が多いように思います。小学校に入る児童がいる家庭にはランドセルがプレゼンとされるという話も有名ですよね。

スパイダーマン3、週末興行収入で北米最高記録

「スパイダーマン3」週末興行収入で最高更新・北米市場
「スパイダーマン3」が歴代最高=パイレーツ破る-北米の週末興収

先週末から全米で公開された「スパイダーマン3」の週末興行収入が、北米市場過去最高となる1億4800万ドル(約178億円)を記録したそうです。上映した映画館の総数は4250館で北米最多記録を更新したとか。

「スパイダーマン3」に40万人 シリーズ最高100億円見えた

iconicon5/1に世界最速公開となった日本では初日に40万人の動員を目算。100億円の興行収入も視野に入っているそうです。また、アジア各国でも評判がよいようですが、日本ではGW終わりでの数字はどうなったんでしょうね>「スパイダーマン3」、アジア各国で興収記録を更新

ダヴィンチコード、007、スパイダーマンのヒットで、ますますソニーの映画ビジネス(=ストリンガーCEO)の評価が上がりそうですね。

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ハードとコンテンツをつなぐ接着剤はソフトウエア

ソニー、退路なきソフト路線 “さらば久多良木”、ストリンガー改革第二幕へ

久夛良木氏のSCE取締役退任により、ストリンガー氏のソニー改革が第二幕へ移行。映画ビジネスを媒介としたブランド戦略とハードとコンテンツをつなぐソフト重視の戦略により、エンターテインメント事業とエレクトロニクス事業の間の垣根を取り払い、それらの事業をインターネット上のサービスで融合。コンテンツやサービスありきのハード開発がストリンガー流の新しいモノ作りと分析しています。

SCE役員の「ソニー本体が(久多良木さん抜きで)どう成長を加速させるのか、将来のビジョンを明確に示すのが筋」というコメントもありますが、件のキャッチコピー「like no other」さえも変えようとしているとするストリンガー氏の次の一手に注目が集まりそうですね。

【追記】著作絡みで久夛良木氏と交友がある麻倉怜士のコラムも公開されていました。>ソニーの久夛良木から、全人類の久夛良木へ

出井流、楽観的ニッポン改造論 日本の“クオンタムリープ”を出井伸之氏が語る

こちらは、いちはやくソニーの経営の第一線から退いている出井伸之氏へのインタビュー。21世紀の日本が今よりも面白い国になるには何が必要か、出井流の「楽観的ニッポン改造論」を語っています。

・ベンチャーに限らず、今の日本の産業というのは、自分の中に閉じこもっているように思います。思い切って外に飛び出して、これまでとは違う世界を切り開いていかなければなりません。
・僕は楽観的ですよ。ただし僕たちは変わらなきゃいけない。それも“じわりじわり”とではなく、変えるべきところは思い切って一気に変える。

といったコメントにソニースピリット的な要素を感じましたです。

出井さんといえば、楽天の三木谷さんがTBSの社外取締役候補になってほしいとラブコールを送ったらしいですが、その夢は破れたみたいです…>幻の「ソニー出井」招聘構想 楽天がTBS問題で切った財界カード

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eyeVioって面白いですか? 【追記あり】

eyevio_wm.jpg4/27の正式オープン後、激重状態が続いていたソニーの映像共有サービス「eyeVio」。5/1付けのお知らせで、第一段階の対策を完了したようですが、状況によってはまだ重くなる場合があるとして、、「アップロードしたビデオの変換が失敗する、携帯電話向けのビデオ変換に非常に時間がかかる」、「同じ検索条件で検索しても、場合によって検索結果が異なる」といった不具合を含め、引き続き対策を実施していくそうです。で、そのサービスを構築したウルシステムズという企業のことがニュースになってます。

ソニーの映像共有サービス「eyeVio」を構築した企業とは?

「上流設計や先端技術の導入、短期開発体制の整備で定評があるため」eyeVio構築パートナーとして選ばれたのだとか。ということで、GWの真っ最中にも対策に追われているのかな…?

それはさておき、我が家からもやっとサイトが普通に見られるようになったので、会員登録して色々と試しているところなんですが、ウォークマンA800やPSPへの持ち出しが出来るファイルって少ないんですね…。また、持ち出せる映像の中身がこれまた…(以下省略)。しかも、基本的にショートムービーが多いのですが、ダウンロードする間もなくPC上でほとんど視聴できちゃうんですよ。持ち出して何度も見てみたい映像があれば別なんでしょうけど、そう言うのに限って持ち出せなかったりするんですよね。

eyeVioが面白くなるかどうかは、やはりユーザーがアップロードする動画にかかっているのでしょうか…。

【追記】M.N.さんから、Modern Syntax Radio ShowというポッドキャスティングでeyeVioの本間さんがeyeVioについて語っているとの情報をいただきました。早速聞いてみましたが、やはりソニーがコンテンツを提供するというよりも、ユーザーが動画をシェアしていくというスタイルがメインみたいですね。ということで、お知らせ感謝です!>M.N.さん。