「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

CDDBがソニーのものに

ソニーの米国法人,デジタル・メディア認識技術のGracenoteを買収へ

米ソニーが音楽CDに関連する情報をインターネットを介して取得する技術「CDDB」などを提供している米Gracenote社を買収すると発表したそうです。買収金額は約2億6000万ドル以上。手続きは2008年5月下旬に完了する見通しとか。

iTunesやSonicStageなどのPC用の音楽ソフトは言うに及ばず、ネットジュークなどのデジタル家電にも当たり前に搭載されるようになったCDDB。これがあるとないではDAPの使い勝手にも大きく影響します。CDDBは我々消費者にとっては無料で使え、データベースを自分でも登録できるオープンなサービスですが、同サービスをソフトやハードに組み込むライセンス費用はバカにならないとも聞いています。今回の買収でソニーの競合他社がどういう対応をとるのかにも注目したいです。また、CDDB以外にもGracenote社が持つ技術はたくさんあるので、それをソニーが同製品に生かしていくのかにも注目ですね。

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ソニー、TransferJetで年配の人でも使える無線を目指す

3cmしか飛ばさないデータ通信、トランスファージェットとは?

ソニーの近接無線転送技術「トランスファージェット(TransferJet)」を開発したソニー情報技術研究所担当者へのインタビュー。チップは非常に小さく、アンテナはプリント基板への印刷だけで済むため、デジカメ、PC、携帯電話にFeliCaと一緒に搭載できるとか。同技術は10数名の技術者が3年がかりで開発。特に、「専用アンテナの開発とコストの問題が一番苦労した」とか。井原勝美副社長も太鼓判で、『年配の人でも使える無線』を目指していきたいとのこと。USB接続の通信アダプター(ドングル)も開発中とかでその画像も拝めます。

2ページ目で紹介されているFeliCaと組み合わせた音楽配信サービスはわかりやすいですよね。Felicaポート搭載バイオやネットジューク、BDレコーダーからウォークマンやPSP、音楽ケータイにケーブルレスで動画や楽曲転送できるようになると便利かも…。

ソニーの活動や開発者インタビューを動画で配信する「Sony Talk」が正式スタート

ソニー、開発者インタビューなどを動画で配信する「ソニートーク」

ソニーが同社の活動を動画として伝える「Sony Talk」の正式サービスを「eyeVio」にてスタートしました。初回更新ではノイキャンヘッドホン開発者インタビューや「Sony x au Music Project」の担当者インタビューが用意されています。以後は毎週2本ずつの動画を配信予定とか。また、ソニーグループの最新情報を配信するウィジェット「ソニーグループニュースリーダー」の配信も開始されています。

ヘッドホン開発者&Sony x au Music Project担当者インタビュー見ました。ヘッドホンマイスター角田さんとあの耳型職人の松尾さんが出演(?)なさってますね。お二人共にクレバーな語り口。すごいですねー。

それはそうと、eyeVioってPCだとCPUへの負荷がスゴイですね。自分のバイオ(type T)のCPUパワーが非力だからなんでしょうけど、もう少しサクッと動くようにならないもんでしょうか…。ちなみに、Sony TalkのコンテンツはウォークマンやPSPにダウンロードできます。何度も見返す場合に便利ですね。

日本企業の事業再生にかかわる“学び”はウォークマンの復活劇にある

ウォークマンがiPodを追い抜く日

百年コンサルティング代表取締役の鈴木貴博氏が、日常生活や仕事の場面で気づいたちょっとしたビジネスのヒントを紹介するコラム「ビジネスを考える目」にソニーのウォークマンが取り上げられていました(お知らせ感謝です!>Kさん)。

iconiconニュース番組「ワールドビジネスサテライト」のオンエアチェックを欠かさないために、鈴木氏が選択した方法はワンセグウォークマンA910シリーズiconの予約録画。朝の通勤時にウォークマンの映像を見ながら前日の経済状況をおさらいするそうです。「ソニーが得意とする機能の部分で勝負をしようというやり方」、つまりは単体でワンセグテレビのタイムシフト視聴に対応したウォークマンに、「日本発のユーザー行動の萌芽」や「ソニー復活」、「日本経済復活の萌芽のようなもの」を感じておられるようです。

鈴木氏は昔からのソニーファンだそうで、かつてはバイオで録画したテレビ番組をクリエに転送していたというエピソードも出てきます。エンコードと転送に時間がかかるから使わなくなったそうですが、「PEGA-VR100」というノンPCなメモステレコーダーがあったことも忘れて欲しくないっす。

iconiconとそれはともかく、「A70」のようなHDDレコーダーやウォークマン用のビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10icon」などの登場でモバイルで動画を楽しむ手段が増えるのは確か。人のライフスタイルも色々だから、選択肢が増えるのは素直に歓迎したいです。機器によって使い勝手がバラバラなのがある種の「ソニーらしさ」という話もありますが、今後はどんなスタイルでも同様の使い心地を実現してくれると良いなあって思います。

(ところで、VRC-NW10っていつ発売になるでしょうね…)

ソニーがアフィリエイト・サービスに参入~獲得報酬をソニーポイントで還元

個人のブログ等で電子商取引を活性化させる成功報酬型広告サービス“BLOGENT:ブロジェント” 開始(Sony Japan)

ソニーは、新たなネットワークビジネスとしてアフィリエイト・サービス“BLOGENT:ブロジェント”を本日より開始しました。同サービスは、商品・サービス紹介をネット上で行う参加者(アフィリエイター)に無料で提供されるサービスで、「ソニーポイント」を成功報酬として受け取ることができるもの。報酬額は1円相当から還元されるため、より参加しやすいとのこと。

また、同サービスはソニーグループ以外のEC(電子商取引)事業者にも有料で開放され、柔軟かつ多様な報酬料率設定機能を設定できるとか。「ダイレクトリンク広告機能」により、EC事業者のサイトがアフィリエイターのサイトから多数の直リンクを張られることになる結果、SEOへの効果も期待できるそうです。ちなみに、アフィリエイターへの報酬総額の30%がソニーの懐に入るそうです。

皆さんご存じの通り、当サイトもリンクシェアやアマゾンのアフェリエイトに参加しており、それらで得られた報酬をサイト運営費にや製品購入の一部に役立てさせていただいております。皆々様のご協力があって初めて、サイト運営が出来、ソニー製品のレビューを書ける、と言っても過言ではありません。ある意味、SPA家自体が生かされているとも言えます。本当に、本当に、ありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

にしても直リンクはうらやましいっす。リンクシェアの場合は専用コードを使う、または生成する必要があるので結構面倒なんですよね。ちなみに、昔はソニーショップも一般アフェリエイターと同じリンクシェアのコードを使っていたのですが、今は直リンクのあとにショップIDを追加するだけの簡単な仕組みに変更になってるんですよ。そこはドロップシッピング。優遇されて当然か。と、それはともかく、今回のサービスはソニーショップな方々にどう受け止められているのでしょうね…。

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eyeVioがJASRAC管理楽曲を演奏・歌唱した映像の投稿受付をスタート

動画共有サービス“eyeVio:アイビオ”好きな楽曲を演奏・歌唱した映像の投稿受付開始~JASRAC管理楽曲(国内)に対応~(Sony Japan)

ソニーは、動画共有サービス「eyeVio」において、国内のJASRAC管理楽曲の中から、ユーザーが自ら演奏・歌唱した映像をアップロードし共有できるサービスを開始しました。当初の発表通り、eyeVio(ソニー)が音楽著作権使用料金を全て負担します。

演奏や歌唱した曲名・アーチスト名を、アップロード時に入力して楽曲を登録。登録された映像はブログ等のWebサイト上に再生専用プレーヤーとして貼り付けることもでき、共有・公開することが可能。なお、アップロードできる映像は、あくまでもユーザー自身が演奏・歌唱した音楽を含む映像に限り、CDなどの録音音源をBGM等に直接使用した映像はサービス対象外。またサポートする配信サービスは、ストリーミング方式のみとか。

最近、他国の人が日本の楽曲を演奏・歌唱する動画に人気が集まっているみたいなんですよね。日本人が外国の曲を演奏・歌唱した動画もアップできるようになると面白いのですが…。