「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

ソニーに対する厳しい声いろいろ~「変われない日本企業」の典型

ソニー、大規模リストラ発表で今後の株価は?
ソニーのリストラ計画に疑問の声 アナリストはソニーの経費削減策が具体的でないと批判

超眼さんの株価の真相とBusinessWeek東京支局テクノロジー担当記者さんのコラム。下がり続けるソニーの株価。これから「春にかけて、一度は1500円レベルにまで下落する場面も覚悟」したほうが良いとか。マジですか…。

さまようソニーはどこへ行くのか?
「日本のGM」といわれ始めたソニーに処方箋はあるか?

お馴染み池田信夫さんと、CNETブログのearlybirdさん。ちなみに、池田さんは10年以上も前からソニーの株主。ふたを開ければ「コテコテの日本企業」、「変われない日本企業」の典型、「帝国建設」がソニーと手厳しいです。PS3は失敗との共通認識。

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健康器具や電子玩具、ポイントカードやシールにも展開可能なFelica新製品群

非接触ICカード技術 “FeliCa”の使用用途を拡大 無線インターフェースモジュール“FeliCa Plug”、及び“FeliCa Lite” ICカードチップを開発 ~ 健康機器や電子玩具などの電子機器組み込み用途やシールなどに展開 ~(Sony Japan)

ソニーは、非接触ICカード技術「FeliCa」の新しい製品群として、電子機器組み込み用無線インターフェースモジュール“FeliCa Plug”と、コストを抑えながらカードやカード以外の様々な形状で利用できる“FeliCa Lite” ICカードチップを開発したと発表。FeliCa Plugは2009年春、FeliCa Lite ICカードチップは2009年夏の製品化を予定とか。

FeliCa Plug
メモリーやCPUを搭載しないことで、小型化、低コスト化を実現。歩数計などの健康機器や電子玩具などの幅広い分野の電子機器製品にFeliCaのデータ転送機能を付加して、FeliCaポート搭載PCや、PC等を介してインターネット上のサーバーとの連携が可能に

FeliCa Lite
セキュリティー機能を用途に合わせて簡易化、ファイルシステムを最適化することでコストを抑えたほか、従来に比べて小型で省電力のICチップ設計を実現。シールなどの様々な用途でFeliCaが展開可能に

シールにまでFelicaかあ。バーコード代わりにも使えそうな…。暗い話が多いけど、ソニーのFelicaビジネスはホント大躍進っすねー。

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ソニー、エコプロダクツで色素増感太陽電池を用いた照明器具試作品を公開

ソニー、色素増感太陽電池を用いた照明器具「Hana-Akari」~エコプロダクツ2008にて試作品を公開
ソニー,色素増感型太陽電池で花柄のあんどんを試作
「エコプロダクツ」に、ソニーの「odo」や新太陽電池など-テレビ購入前のエコ比較サイト「しんきゅうさん」も

ソニーのECO昨日開幕した「エコプロダクツ2008」に出展中のソニーブースのレポートが各所に上がってます。省電力BRAVIAやodoに負けず劣らず、注目を集めているのが次世代の太陽電池としてソニーが研究を進めている色素増感太陽電池を利用した照明器具。電池内部の色素が光エネルギーを吸収し電気エネルギーへ変える、光合成に似た仕組みを持つ太陽電池で、「色素を塗ることで作製できるため、材料が安く、生産時のエネルギーや資源も少ない」そうです。

電池といえば、家電Watchの「ゲンダイ家電の基礎知識」で「乾電池」と「充電池」が取り上げられています。平易に解説してくれているので、文系な自分にとっても大変わかりやすかったです。

充電池で最近気になるのがパナのエボルタ。三洋吸収合併で互換性やブラン自体、どうなるのかという話もありますが、ケーブル内蔵とiPhone充電可能という点に惹かれます…>やじうまミニレビュー パナソニック「ポケパワー BQ-PP10K/F」 ~携帯用充電ケーブル内蔵で便利になったモバイル充電器

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表の競争力と裏の競争力を合わせ、新しいタイプの製品を世に送り、今そこにある危機を乗り越えろ

ソニーの現場力に関する「不思議」

日経ものづくり2008年12月号」の特集記事で「逆風に挑むソニーの現場力」の執筆を担当した近岡裕記者のコラム。

ソニーは、製品企画のような「表の競争力」が強いイメージがあるが、実は生産面を中心とした「裏の競争力」、いわゆる「現場の力」がすごいんです、てなことみたいです。これからのソニーにとって難しい課題は「世間のイメージに応えること」で、それはとりもなおさず「新しいタイプの製品を世に送ること」とであり、先日発表された投資計画見直しや人員削減計画を踏まえても避けられない課題とか。

その、投資計画見直しや人員削減計画について衝撃的なニュースが飛び込んできました。

ソニー、米国でのTV生産から撤退

米ソニーが2009年2月に米ピッツバーグにある液晶テレビ工場を物流拠点に転換。2010年3月末には拠点そのものも閉鎖。従業員560人は解雇だそうです。

くだんの8,000人のうちの560人が決定ってことですか…。暗い話題は年内に全部出してもらって、来年のCESを契機に明るい話題を提供してもらいたいモノですねー。

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ソニー、エレキ事業で正社員8,000人をリストラ~1000億円のコスト削減へ

エレクトロニクス事業の経営体質強化・収益性改善のための諸施策実施について(Sony Japan)

ソニーが、急激に変化する世界経済情勢に対処すべく、グループ全体の経営体質強化、収益性改善を図るための諸施策を実施すると発表。エレクトロニクス事業においては、すでに実施中の施策に加え、円高に対応した商品価格の見直し、投資計画の削減・延期、不採算・非戦略事業の縮小・撤退、国内外製造事業所の再編、および人員の再配置・削減などを行ない、2009年度末までに、年間で総額1,000億円以上の費用削減効果を実現できる体制の構築を目指すとか。

昨晩からテレビ各局がニュースで取り上げ、今朝の新聞では一面に取り上げられるほど。「投資計画の見直し」、「製造事業所の再編」、「人材の再配置・人員の削減」の三本柱のようですが、とりわけ最後の人員削減の部分が大きくクローズアップされて報道されてますよね。世界全体、約165,000人のうちの8,000人、比率にすると5%弱ですが、それでもすごい数字ですよね。これだけでなく、派遣社員等の外部リソースの活用も見直す予定で、こちらも8,000人削減が予定されているとの報道もあります。

社員の給与を一律下げて、雇用は維持するとかできないのかなあ…。派遣8,000人も大変ですよね。「不採算・非戦略事業の縮小・撤退」についても大いに気になるところ。かつてのクリエのように、売上規模の小さなビジネスからザクザク切られちゃうのかなー(myloは筆頭、Rollyもやばい?)。とにもかくにも、今年は上期と下期で天と地というか、ある意味最悪な年かもしれませんねー。

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ソニーグループ、エコプロ2008出展内容を発表~キネティックエンジン採用「odo」進化版の展示も

【ご参考】ソニーグループ、環境展示会「エコプロダクツ2008」へ出展(Sony Japan)

ソニーグループが、12/11~13に東京ビッグサイトにて開催される環境展示会「エコプロダクツ2008」への出展とその展示内容について発表。CO2排出量の削減を中心に、「ソニーといっしょに、はじめる未来。」をキーワードに、さまざまなソニーの環境への取組みを体験型でわかりやすく伝えるとか。シースルー型太陽電池試作パネルによる発電デモやキネティックエンジンを使ったデザイン・プロトタイプ「odo」の進化版に注目でしょうか。

発電といえば、こんな新しい発電機器が渋谷にお目見えしたそうです。

新エネルギー「振動力発電」機器が渋谷ハチ公前に登場 – "発明の母"はスピーカー

人が歩く際に生じる振動や自動車・自転車・レジャースポーツ等の動きにより生じる振動のエネルギーを利用して発電する「振動力発電」を電気エネルギーに変換する発電機「発電床」、人の話し声や騒音等の音のエネルギーを利用して発電する「音力発電」だそうです。いやー、知りませんでした。喧噪や騒音がエネルギーになる。大都会ならではっすね。

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