「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

GoogleがSony Reader向けに約50万のデジタル書籍を無料提供

Google、Sony のリーダー向けに電子書籍50万作品を提供

Googleが電子化した約50万作品のデジタル書籍が、ソニーの電子書籍端末「Sony Reader」向けに無料提供されるそうです。Googleのパブリックドメインの書籍が特定の電子書籍リーダー向けに最適化され提供されるのは今回が初めて。ソニーが提供する電子ライブラリのタイトル数は約60万となり、24万5000のAmazon Kindle対応ライブラリを上回ることになるとか。

すごいというか、うらやましいというか。もしかして辻野さんのおかげ?日本語の作品もあるのかなあ。あっても見られないかあ。リブリエ復活、無いよなあ…。

ちなみに、米国では音楽の売り上げの3分の1がデジタルになったそうですー>米音楽売り上げ、3分の1がデジタル音楽に

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ソニー、一般社員の賃上げを1年凍結~100億円規模の人件費削減に

ソニー:定昇1年間凍結

ソニーが一般社員の賃上げを4月から1年凍結するとか。対象は本体の正社員17,000人のうち管理職を除く一般社員。1年間で約100億円規模の人件費削減となるそうです。

くだんの人員削減だけでカバーしきれず、社員皆で痛みを分かち合う必要が出てきたってことなんでしょうか。大変ですね、ホント。ちなみに、私SPAの賃上げは7~8年近く凍結状態のままです。

My Sonyメールマガジン オリジナル デスクトップアクセサリー&携帯待ち受けフラッシュ

My Sonyメールマガジンにて、懐かしのソニー製品がメインビジュアルとなる、PC向けデスクトップアクセサリーと携帯電話向け待ち受けフラッシュが非常に少ないソニーポイントとの交換で配布されてます。ラジオ「TR55」や初代ウォークマン、AIBOの画像が目を引きます。スクリーンセーバーにはCLIEの画像もありますね。

ヒットした商品も、そうでもない商品ふくめ、ソニーらしさのオンパレード。開けない夜はない。来年の賃上げに繋がる、過去のヒット商品を超える素晴らしいプロダクツを是非!

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ストリンガー路線はソニーをどんどんへなちょこな会社にしていく?

ストリンガー氏のソニー再建計画に異議あり!(麻倉怜士)

麻倉怜士さんがソニーにKaaaaaatsu!オープンスタンダード強調するストリンガー路線はソニーをどこにでもある“普通の会社”にする危険性があるとか。ストリンガー氏がソニーを心から愛しているという熱いメッセージは伝わってこないし、このままではどんどんへなちょこな会社になっていく予感がするそうです。

「デザインもモノも、そしてそこに加えられるサービスもネットワークもソニー的であることが、ユーザーが求めていること」であり、「独自の提案力、独自の技術力、独自のものづくりの力、といったソニーならではの力の集積こそ必要」とか。

麻倉氏が高らかに宣言した、新しい時代のソニーらしいアプリケーションは以下の通り。

  1. DSD、もしくは192kHzサンプリング/24ビットの圧倒的な超高音質配信
  2. 圧倒的な解像力向上のスーパーDRC
  3. フレキシブル有機ELのVAIO
  4. 有機ELのシアターテレビ
  5. 人の目のダイナミックレンジをそのまま再現するディスプレー
  6. 4K×2Kテレビ
  7. 全ての過去番組を見ることができ、全部のチャンネルが録れ、全部のチャンネルを活用できる「全録コクーン」

麻倉さんらしくAV寄りの内容ですが、「これぞユーザーが望んでいるというもの」かどうかはよくわかりません。画が綺麗で音が良い、みたいな、ソニー的には絶対譲れないところが、利便性や快適性をスポイルしてしまうケースもあるような…。個人的には、TransferJetやロケフリといったワイヤレス技術がさりげなく使われ、AVやネット上のコンテンツを、時間や場所に制約されることなく、手軽に楽しめる、バッテリー性能が優れた、独自OS採用の、小型のモバイルガジェットに期待。って、なんのこっちゃですが、自分の中のソニーはこれまでもこれからも、オトコゴコロをくすぐるデザインの小型で高性能なモバイル製品をつくる会社であって欲しいっす…。

【追記】その後、こんなコラムも。モノづくり軽視との不安が社内で渦巻いているとか…>“迷走”するソニー 新体制はモノ作り軽視?ストリンガー会長に権限集中 ソニーの「トップダウン型」新体制

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ソニー、エプソンから中・小型液晶ディスプレイ事業の一部を取得

中・小型液晶ディスプレイ事業分野での提携に関する協議開始に合意(Sony Japan)

セイコーエプソンとソニーは、エプソンの中・小型液晶ディスプレイ事業資産の一部をソニーへ譲渡することを含めた、中・小型液晶ディスプレイ事業分野での提携に向けての協議を開始することに合意したと発表。今回の提携により、エプソンイメージングの有する液晶技術やアモルファスシリコンTFT液晶の生産力が最大限活かされ、より幅広い顧客ニーズが満たされると考えており、中・小型液晶ディスプレイ事業の競争力強化を図ることができると期待しているとか。

景気後退の影響とのこと。液晶ディスプレイ無くしてソニー製品無しというぐらい、中小の液晶ディスプレイが製品に使われてますもんね。ソニーもそれほど余裕があるとは思えませんが、ピンチをチャンスにするという意味でも、この提携が良い結果を生むことを切に願っております。

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ソニー論の多さは、愛されているということの証

ウォークマンと柔道が失ったもの

日経Tech On!の「技術経営戦略考」。「同社(ソニー)は戦後日本の成功モデルの代表選手のような存在であり、敗戦によって失われたプライドを取り戻してくれた日本の宝物だといえるでしょう。ソニー論の多さは、それだけ愛されているということの証左なのかもしれません。」との出だしで始まる川口盛之助さんなりのソニー論。ノイキャン機能の成り立ち解説が面白いっす。

ソニーの機構改革はVAIOやPS3をどう変える?

「識者に聞く、ソニー機構改革の思惑と行方」という副題にあるように、同改革の意味とソニー製品がどう変わるかについて、ジャーナリストの本田雅一氏にインタビューしてます。今回の人事は次代のソニー社長を育てたいという意図もあるとの読み。また、今回の機構改革による変化を我々が実感できるのは早くても2010年の末ぐらいからのようです。

ソニーなければアップルなし

CNET Blog、mugendaiさんの「夢幻∞大のドリーミングメディア」今のアップルはソニー無くして存在し得なかったと分析。

いずれも大変興味深い内容のコラム。関係者も必読っすよ。ソニー無くしては存在し得なかった企業やプロダクツがあるというのは理解できますが、消費者無くしてソニー無しとも言えますね。これまた数多く語られる「ソニーらしさ」の定義も作り手(製造者)と受け手(消費者)の関係があってこそのように思います。批判の多さを含め、ホント愛されてますってば、ソニーは…。

プレステブランドを支えてきたのはゲームユーザー~ソニーブランドを支えてきたのは…

ゲームファンが育てた「プレステ」を土台に新成長戦略を描くソニー

新清士さんのゲームスクランブル。ソニーの新体制ネタで日経ITニュースのアクセスランキングトップを獲得。ゲーム関連のコラムでこれだけアクセス稼げる人も珍しいですね。注目したいコメントを以下に抜粋。

・サービス面で先行しているプレステのグループを中心にして、そこに他の製品やサービスをつなげていくという展開。または、それによって、グループ全体を統合しようという意図。(プレステを生活情報家電としてグループを牽引する存在に位置付け直したという印象)
・心配なのは、ソニー経営陣がこうした戦略を語るなかで、「これまでプレステブランドを支えてきたのはゲームユーザーだ」という事実が常に抜け落ちる点。
・生活を便利にするだけの製品では、輝かしいコンセプトまでは出てこない。その輝きが、PSPの次世代機に込められて登場してくることを期待。

○○ブランドを支えてきたのは○○ユーザーだという事実が抜け落ちたことが過去にこれまで何度あったことか…。AIBOやCLIEしかり。まあ、その前にソニーブランドそのものを支えてきたのは誰なのかという話もあるようなないような。

なにはともあれ、プレステ的なカルチャーがVAIOやウォークマンビジネスに良い意味での影響を与えてくれることを含め、次世代PSPには自分も色々な意味で期待してます。プレステはハードのみならず、OSやサービスが全部ソニー(SCE)オリジナルですからね…。

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