「VAIO」カテゴリーアーカイブ

テレビサイドPCのとんがった中身とは

円いVAIOの“とんがった”中身――ソニーのテレビサイドPC「TP1」速攻レビュー

iconiconITmediaにバイオのエクステンションライン第1弾として発売されるテレビサイドPC「TP1icon」の速攻レビューが掲載されています。出荷時の出力解像度が変則的で、テレビとのHDMIで接続で正しく映像を表示させるにはちょっとしたコツがいるみたいです。映像コンテンツの入出力を行うアプリケーション「VAIO Content Importer/Exporter」についての解説もあり、とても参考になります。アナログ放送中心の運用なら、モバイル用とを含め、活用の幅が広がりそうですね。

PCのリビング進出に関してこんなコラムが。バイオはMS陣営ということになりそうですが、ソニーのホームプロダクト部門を9年間率いてきた経歴を持つDigeo社CEOの、「顧客は、PCよりもTVに対してより大きな期待を抱いている」というコメントが印象的です>2007年は「デジタルリビングルーム」飛躍の年?–新製品が示すアップルとMSの戦略

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Vista搭載バイオとエクステンションラインが目指すもの

Vista搭載バイオ2007年春モデルiconエクステンションラインiconが目指すものが何なのか。先日取り上げたVAIO事業部の鈴木副本部長へのインタビューと合わせて読みたいコラムとレビューがグッドタイミングで掲載されました。

VAIOのWindows Vista対応が目指すもの

「VAIO Video Explorer」の詳細やVistaのMedia Centerに存在する問題点を含めた今後の課題を本田雅一さんが解説。「ソニーグループ内の製品との整合性なども、今後は意識していかなければならないだろう」という提言も。

これは便利!…なのか?「Wi-Fiオーディオ WA1」~ VAIOから飛び出したVAIO技術 ~

小寺信良さんがエクステンションラインのWi-Fiオーディオ「WA1」をレビュー。設定は必ずしも簡単ではないようですが、PCと繋がってしまえば快適のようです。また、問題はどう使うかで、「ベストな用途があったときにぴったりハマるだろう」とか。

iconicon「VAIO Video Explorer」は個人的にも興味深いし、バイオチームの先見性は認めますが、CM/テロップ抽出、ダイジェスト分析などのメタデータは、本来なら送り手自身が用意してくれてもいいと思うんですよね。件のCMスキップ問題への解決にもなるかもしれないし、専用機の対応もしやすくなるような気が…。PCの柔軟性を活かしたエクステンションラインの展開も理解できなくはないのですが、小寺さんのレビューを読む限り、とても敷居が低いとは言えなさそうです。むしろ、ラジカセタイプのWi-Fi対応ネットジュークとかのほうが理解しやすいのではないでしょうか。今後、どのような展開になるのか想像つきませんが、VAIO Pocketのようなことにならぬよう、他の部署やグループともうまく連携して欲しいなあと思います。

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今年のバイオが目指すもの~一人ひとりに合った商品、リビングでの新しいパソコン

キーパーソンが語る2007年のパソコン【ソニー】

日経パソコンオンラインが、今年バイオが目指す方向について、ソニーVAIO事業本部副本部長の鈴木国正氏へインタビューしています。

iconiconバイオ2007年春モデルiconで目指したものは、「一人ひとりに合った商品」、「リビングでの新しいパソコン」の二つ。Vistaがもたらす一番のメリットは「ユーザビリティの向上」。モバイル市場については、「所有感」が大切になるとか。ちなみに、エクステンションラインの「Wi-Fiオーディオ」はソニーが作った言葉だそうです。

TP1については、「VAIO Emotional Player」に面白さを感じる(使い込める)人が周囲に影響を及ぼせるということのようです。一人ひとりに合った商品は、オーナーメードとカラバリ展開による豊富なカスタマイズで実現ということなんでしょうね。

ソニスタ、Vista搭載「type U」「type T」の先行予約受付は本日13時

Vista搭載「type U」と「type T」の先行予約受付が、本日13時からソニスタで開始されます。

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オーナーメードモデルについては、ゼロスピは1GBのオンボードメモリー、約32GBのフラッシュメモリー、ワンセグがデフォルトの基本スペックで税込229,800円~。HDDモデルは税込149,800円の基本スペックから多彩なカスタマイズが可能に。また、いずれのモデルも差額5,000円で大容量バッテリーの搭載選択が可能になりました。

また、オーナーメードモデルの購入者限定で、好みのメッセージをプレート面に刻印できる「レーザー刻印ストラップ」を3,000円で販売するそうです。

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iconiconオーナーメードモデルはボディカラーに新たにプレミアムな新色「ロゼ」「グリーン」「ボルドー」の3色が加わりました。特殊塗装の後に手吹き塗装を実施することで実現した艶と色の深み。複雑な工程を経ることでしか成し得なかった輝きは、オーナーシップを実感させるバイオだからこその仕上がりとか。税込164,800円の基本スペックから多彩なカスタマイズが可能です。

type Uは、ネット上で先行展示を見た方のレポートがあがっていましたが、押しにくかったキーボードのキーが改善されたようですね。また、新色のブルーがかなり良いらしいです。type Tは、グリーンがとっても気になる~。ボルドーとロゼはワイン好きなソニーファンに受けそうっすね。ちなみに、Vista搭載「typeSicon」の先行予約も同じく本日13時からとなっています。

できることならどちらも買い換えたいけど、これからまだまだ新製品発表がありそうだしなあ…。

リビングPCは流行るのか…

CESで話題になり、先日正式発表された丸いおひつ型のテレビサイドPC「TP1icon」のレビューが各所で公開されていますね。LAN対応の地上・BS・110度CSデジタルチューナー「DT1icon」やWi-Fiオーディオ「WA1icon」を含め、新しいAVソリューションを提案する製品群「エクステンションライン」として投入されるデスクサイドPCの実力やいかに。

VAIO新展開。PC録画対応地デジチューナなどをチェック-ネットワークを活かした新PCソリューション
【フォトレビュー】奇抜なデザインの“テレビサイド PC” VAIO VGX-TP1
ソニーの新型PCはなぜ丸型か?・写真で見る「VGX―TP1」
フォトレビュー:「白くて円い」VGX-TP1を外見から紹介しましょう

iconicon「TP1」の多彩なテレビ視聴機能と「DT1」のハイビジョン対応ロケフリ実現はすごいなあと思うのですが、価格を考えると専用機の方が運用しやすいのではないかとも思ったり。TP1の多彩なテレビ視聴機能もアナログ放送に限ってのことらしいですし、DT1は手持ちのPCと組み合わせて使えるようですが要求スペックもそれなりに高いみたいですからね…。

ホームネットワークの構築にはPCの存在が重要なことはよくわかるのですが、小寺さんの「PCと組み合わせようとすると、とたんにネットワークが難しくなる」という意見を目にすると確かにそうだよなあとも思ったり…>CES 2007で占う今年のトレンド~ 米国市場の姿は未来の日本と重なるか ~(小寺信良の週刊「Electric Zooma!」)

「Windows Vista肩すかし」のような印象を受けたから言うのではないが、これからのAVソリューションはホームネットワークまで含めて、米国でもPCレスの方向に進むのではないかという気がする。これまでSDの時代は、コンテンツのネットワーク流通が可能だったが、HDがその敷居を上げたために一端リセットがかかったような感じだ

とは小寺さんの総論。リセットがかかったからこその「エクステンションライン」なのかもしれないのだけれども、なんとなーく取っつきにくそうに感じてしまうのですよね…。

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ソニー、Vista搭載バイオ春モデル12シリーズ65モデルを発表~丸形バイオのコンセプトは“テレビサイドPC”

MS社のVista発表会&各社の同OS搭載新製品発表から遅れること1日。ソニーがVista搭載のバイオ全12シリーズ65モデルと、テレビと接続する新感覚のパソコン“テレビサイドPC”を正式発表しました。

パーソナルコンピューター“VAIO”全12シリーズ65モデル 発売 ~新シリーズ「type C」「type N」を追加した商品構成で、一人一台時代へ向けた様々なニーズに対応~(ソニードライブ)
テレビと接続、楽しみ方もカタチも新感覚のパソコン“テレビサイドPC”発売~併せてパソコンに貯えた音楽をワイヤレスで自由に楽しむ“Wi-Fiオーディオ”などコンテンツの楽しみ方を広げる新商品5機種「Extension Line by VAIO」を新展開~(ソニードライブ)

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バイオ2007年春モデルiconは合計12シリーズ65モデル。ノートPCの新シリーズ「type C」と「type N」はひとりにつき一台」普及することを見込み、導入されるとか。主な新製品の概要は以下の通り。なお、テレビサイドPC「TP1icon」や同PC用デジタルチューナー「DT1icon」、Wi-Fiオーディオ「WA1icon」といった新製品は、ITとAVをより高度に融合し、従来の枠にとらわれない楽しみ方を提案する新しいコンセプトの製品群向けの新カテゴリー「エクステンションライン」として訴求するようです。

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13.3型液晶を搭載した小さく持ち運びやすいコンパクトサイズ。筐体にディンプル加工を一部採用。衝撃からPC本体を保護する機能を有したオリジナルのキャリングケースをパッケージにしたラインアップ。本体色は5色から選択可能。オーナーメードモデルでは、限定カラー「エスプレッソブラック」だけでなく、ポーチやキーボードとさらなるカラーコーディネートが可能。

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家での使用をメインとしたニーズに対応するプライベートPC。よりシンプルに基本機能のみを利用したいというニーズに応えたモデル。15.4型ワイド液晶に、あえて余分な機能や装飾を廃し、基本機能の使いやすさを重視。インテリアに溶けこむホワイトを基調とした飽きのこないデザイン。

テレビサイド PC「TP1icon
HDMI端子を装備するテレビとケーブル一本で手軽に接続、最大1080iまでの高精細画像で出力が可能。本体直径約27cmの円形デザイン。付属のリモコンでも手軽な操作感を実現(付属のワイヤレスキーボードでも操作可能)。

Wi-Fi オーディオ「WA1icon
ワイヤレスLAN機能搭載、PCに取りためた音楽をPCなしで操作可能。液晶パネルに音楽ファイルに付随するアーティスト名、アルバム名、楽曲名などのテキスト情報を本体の液晶パネルに表示。ATRAC、MP3、AAC、WMAなどさまざまな音楽ファイルに対応。

このほか、モバイル系の従来ラインナップもVista搭載でマイナーチェンジ。主な特徴は以下の通りです。

typeSicon
・全モデルにCore 2 Duoプロセッサー、メモリー1GB搭載
・Vista Home Premiumをプリインストール
・Office 2007をプリインストール
・オーナーメードモデルならHDD最大200GB、スティックACアダプター、Vista Business/Home Premium/Home Basic, Office Professional 2007/Personal 2007 with PowerPoint 2007/Personal 2007を選択可能

typeTicon
・オーナーメードでは、「本物志向」「上質感」「艶」を追求し、深みのある「グリーン」、艶やかな「ボルドー」、品のある「ロゼ」のプレミアムカラー3色を追加し、計6色から選択が可能
・CPU Celeron M超低電圧版443(1.20 GHz)搭載
・メモリー合計1GB(512MB×2)にアップグレード
・Vista Home Premiumを搭載
・「VAIOモバイルTV」がVer3.0に進化し、ワンセグがより使いやすく

typeUicon
・CPU Core Solo U1400(1.20 GHz)、メモリー1GB(オンボード)搭載
・メモリー1GB(オンボード)にアップグレード
・Vista Home Premium搭載
・「VAIOモバイルTV」がVer3.0に進化し、ワンセグがより使いやすく
・HDDリカバリーに対応
・オーナーメードモデルのフラッシュメモリー搭載モデルでブルーの選択が可能
・オーナーメードにて、大容量バッテリーの選択が可能に

typeGicon
・CPU「Core Solo U1400(1.20 GHz)」、メモリー1GBにアップグレード
・Vista Business搭載
・スタイリッシュなビジネスモバイルを追求し、従来の「シルバー」に加え「ブラック」「プレミアムブラウン(限定販売予定数1,200台)」の新色を追加し、計3色から選択可能

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