「コンピュータ」カテゴリーアーカイブ

ソニーのCentrino Atom製品は出るの、出ないの?

ウィルコム、Vista搭載の小型端末「WILLCOM D4」
これはPCなのかケータイなのか、それとも──「WILLCOM D4」が開拓しようとする新市場
Atomプロセッサーはモバイルを変えるか?
インテル:「モバイル機器にとって素晴らしい未来はすぐそこに」

インテルが発表した新プロセッサ「Atom」の登場で、UMPCやMIDといった新カテゴリーのモバイル製品に注目が集まりつつある2008年ですが、同プロセッサとOSにWindows Vistaを採用したシャープ製の端末「Ultra Mobile WILLCOM D4」をウィルコムが発表。世界初の「Centrino Atom」の冠が付く製品とか。

HTC、SIMロックフリースロット搭載のUMPC
HP、500ドルのミニノートPCを発表
工人舎、59,800円のWindows XP搭載7型モバイルノート

ウィルコムの発表から先立つことおよそ一週間。Atomこそ採用していませんが、HTCからはSIMロックフリースロット搭載のUMPC(VistaとWimdows MobileのデュアルOS!)の発表があり、デルが500ドルのミニノートPCを発表。また、国内では本日、工人舎がWindows XP搭載のミニノートPCを59,800円で発売すると発表するなど、Eee PCが火を付けたウルトラモバイルPC市場が恐ろしいまでの活気を帯びてきました。

ワイヤレスが変えるノートPCの使い勝手
周辺デバイスをネットワーク経由で使えばMIDの価値は高まる
壊れたWindowsは直せない

ソニーにはワイヤレスWAN(FOMA HIGH-SPEED)搭載のバイオ「type T」と「type S」というラインナップこそありますが、今ひとつ盛り上がりに欠けているような…。MID的立ち位置にある「mylo」もその微妙な存在感ゆえ、これまた盛り上がりに欠けているような…。バイオでUMPC的な立ち位置にあるのは「type U」ですが、あの衝撃的な発表から間もなく2年が経過しようとしています。実はとある会社を通じて某社のPC新製品の国内投入に向けたミーティングへのお誘いをいただいたのですが、それがGW明けなんです。そろそろ来ますかねー、某社初のCentrino Atom製品…。

Sony Style(ソニースタイル)

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インテルがAtomプロセッサを正式発表~ポケットサイズでいつでもどこでもインターネットにフルアクセス

インテル、Atomでモバイルインターネットを推進
インテル、小型端末向けCPU「Atom」の詳細を発表

インテルがIDF上海で発表された「Atom」プロセッサの記者説明会を開催。Atomの詳細やターゲットとする市場を解説したそうです。同プロセッサにより、「優れた性能、Webページやソフトウェアの互換性、および高いワイヤレスの接続性を持ったデバイスがポケットに入るサイズで実現でき、いつでもどこでも“フルのインターネット機能”が利用できるデバイスが生まれる」とか。説明会ではAtom搭載製品として、クラリオンの車載向けMID、富士通のLOOX U後継、パナのTOUGHBOOK、東芝のMIDなどの稼働実機が用意され、いずれも完成品に近いレベルだったとのこと。

UMPCとMIDの概念について、「MIDはどちらかというと“ポケットに入る”もの」で、「UMPCは“ノートPCをさらに小型化した”もの」をイメージすればわかりやすく、「ユーセージの違いから、ディスプレイサイズの違いに表われる」との解説があったようです。となると、Atomこそ使ってませんがmyloはやっぱりMIDで、UMPCのカテゴリーはバイオが担うことになるのかな…。

次世代モバイルデバイスを実現する「Wireless I/O」

IDF上海の報道関係者向けのセッションではデバイスのワイヤレス化『Wireless I/O』の提唱が行われたそうです。ポータブルデバイスのI/Oが無線化されると今までとは違った新しい使い方が始まるとか。なお、Wireless I/Oには60GHzのミリ波帯域の利用が計画されており、ソニーなどがコンソーシアムを作った「WirelessHD」を利用するようです。

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ソニエリジャパンがBluetooth関連製品を発売~通信可能距離が半径100mのPC用Bluetooth USBアダプタをロジテックが発売

asamiさんからソニエリ絡みでこんな情報をお寄せいただきました。(感謝です)

ようやく、、、日本以外(違う惑星)で売られているソニーエリクソン周辺機器:Bluetoothヘッドセット、レシーバーなどが21日から販売になるようです。雑誌:DIMEに載っていました。
追伸:あとは、、、違う惑星で販売されているのまともなソニーエリクソン携帯電話販売だけですね(笑)。

ということで、ソニエリのオフィシャルサイトを覗いてみたら、こんなリリースが掲載されていました。

[製品情報] ワイヤレスアクセサリーの製品情報を掲載(Sony Ericsson)

ケータイをワイヤレスで楽しめるBluetooth対応ワイヤレスアクセサリーの製品紹介ページが公開されています。ワイヤレスヘッドセットが3種類(近日発売)とステレオワイヤレスヘッドセット(発売日未定)が1種類。ステレオワイヤレスヘッドセット「HBH-DS205」が音楽再生対応機なんでしょうが、スティックタイプデザインがわかる小さな画像があるだけで詳細は後日アナウンスされる予定とか。なお、いずれの機種も販売方法については明記されていません。まさに、詳細キボンヌですね。

【追記】CTIA WIRELESS 2008でXPERIA X1の稼働実機などが展示されたそうです>【CTIA WIRELESS 2008】 ソニー・エリクソン、WalkmanやCyber-shot、XPERIAが勢揃い

Bluetoothといえば、こんな商品が近々出るそうですよ。

Bluetooth 2.1+EDR準拠、Class1対応のBluetooth USBアダプタ「LBT-UA400C1」(ロジテック)

ロジテックが、Bluetooth2.1+EDR準拠でClass1対応のBluetooth USBアダプタ「LBT-UA400C1」を4月下旬に発売するそうです。価格はオープンで予想実売価格は2,280円。従来のBluetooth1.2と比較してデータ転送速度が3倍に向上。Class1対応でパーテーションや壁などの遮蔽物にも強く、通信可能距離は最大半径100mとか。

従来のBluetooth機器の通信可能距離は10mでしたよね。データ転送速度は3倍で通信可能距離はなんと10倍ですか。すごいですねー。良い機会なので、ついでにBluetoothの規格についておさらいしておきましょう…>「Bluetooth」――携帯からゲーム機まで、広がる活用範囲

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ミニUSBコネクタ採用のモバイル機器に最適な「たまご型ストラップ・データケーブル」

たまご型ストラップ・データケーブル(mini USB)

ビザビが、ユニークなストラップタイプのUSBケーブル「たまご型ストラップ・データケーブル」の発売を開始しました。

黒いたまご型のキャップを回転させて開けると、中からUSB Bコネクタとmini USB Bコネクタが出現。ストラップ自体がケーブルになっていて、引っ張り出すことで最長27.5cmの長さに。スマートフォンやPDAなどのミニUSB Bコネクタに対応する機器に、ストラップとしてオシャレに装着しておけば、必要な時に気軽にデータ通信や充電する事が可能。各種PDA、スマートフォン、PSPなどmini USBを搭載したモバイル機器と組み合わせて使用すれば鬼に金棒とのことです。価格は税込1.280円。

ナイスアイデアですね。PSPだけでなくmyloやデジカメなどでも使えますねー。

インテルのAtomがもたらす新しい携帯端末市場にソニーはどう関わる?

Atom登場で、「Vista搭載ノートPCが500ドル」の時代到来

手塚先生の鉄腕アトムの誕生日が2003年4月7日。その5年後に生まれるインテルのAtomプロセッサーはMobile Internet Device(MID)やUMPC向けだけではなく低価格パソコン向けCPUという重要な役割があるとか。パソコン関連ベンダーの多くが、Atomを「より廉価なシステムを構築するための武器」と捉えており、価格競争がこれまで以上に厳しいものになるとのこと。

Eee PCの発売から2か月、市場に存在感~Linux搭載モデル投入準備も進む

3月末までに約3万台の国内出荷を達成すると見られているEee PCの現状と今後について、 アスース・ジャパンの担当へのインタビューを通じて大河原克行さんがレポート。2008年のノートPC台数シェアではソニーを押さえ堂々の5位。現段階ではパワーユーザーの購入が先行しているようですが、Linux搭載モデルの投入により、同機が本来目指す、インターネットモバイル端末としての普及や、女性層、子供といった新たな需要層の開拓に挑むそうです。ちなみに、ビザビさんで「EeePC用大容量バッテリー(HLI-EEE701XL)」の予約受付を開始しております。7,800mAhの大容量で16,800円。4月上旬入荷予定とか。

「iPod touch」の未来形を想像してみた (BusinessWeek)

アップル幹部が、iPod touchを携帯型W-Fi機器の「プラットフォーム」だと公言。BusinessWeekのライターは、インテルが発表したAtomと同社の乗客であるアップルが持つMac OSXのシナジーによる携帯型の小型コンピューター(無線対応の超小型Mac)への進化を期待しているようです。myloの名前もちらっと出てきます。

ソニーはインテルのAtomをどう料理するつもりでいるのでしょうか。そして、OSは何を採用するのでしょうか。本当はMac OSXに対抗しうるソニー独自のOSにも期待したいんですが、Windowsを搭載しないパソコンはバイオとは呼べないですもんね。ともかく、type Uが華やかにデビューした時のように、UMPCやMIDといったキーワードを超越した、モバイルコンピューティングの新たな提案をソニーには期待したいのですが…こんなことして騒ぎを起こしていてはダメですってば、もう…>米ソニー、プリインストール・アプリ削除サービスで騒動

【追記】笠原一輝さんが良い意味で日本の大手ベンダーにプレッシャーを与えてくれてます。「Intelの日本法人やナショナルブランドがとっていく対応策次第では、日本市場に大きなパラダイムシフトが起きる可能性すらある」とか。>加速するネットブック市場に揺れる国内PCメーカー

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ちなみに、鉄腕アトムのWikipediaで、アトムは7つの力を持っているとして以下の内容が記載されています。(注釈は省きました)

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PSP、PS3、myloにもOKなライフスタイル適合型動画変換ソフト

ペガシス、“ライフスタイル適合型”動画変換ソフト-iPod/PSP用など機器に合わせて簡単操作で変換

ぺガシスが、iPod/PSPなどのポータブルプレーヤーやPS3/Xbox 360などのゲーム機やDivXプレーヤーなど、再生機器に応じて簡単に変換を行なえるライフスタイル適合型動画変換ソフト「TMPGEnc MovieStyle」(ムビスタ)を発売するそうです。出力先として、「iPod」、「PSP」、「PDA」、「Zune」、「DivX」、「mylo」、「Apple TV」、「Xbox 360」、「Playstation 3」、「Wii」、「Nintendo DS with PLAY-YAN」が用意され、ファイルのドラッグ&ドロップで変換できるそうです。ダウンロード版が3,980円で4/10発売、パッケージ版が4,980円で4/29発売。対応OSはWindows XP/Vista。

myloはCOM-2対応とのことです。ビデオ対応ウォークマンが無いのが残念ですが、iPodやmyloの設定でいけるのかもしれません。ソニーのDo VAIOを含め、映像入力フォーマットも大変豊富。イメコン3と比べて、恐ろしいほど高機能みたいです。ぺガシス社の製品ユーザーなら優待販売も使えるとのこと。ソニスタでも扱ってくれないかなあ…。