「SCE」カテゴリーアーカイブ

SCE、不正アクセスでPS NetworkとQriocityのアカウント情報が漏洩

PlayStation®Network/Qriocity™をご利用の皆様へのお詫びとお願い(SCE)

SCEがPlayStation NetworkおよびQriocityへの不正アクセスによりユーザーのアカウント情報が漏洩していた可能性があることが判明したとしてその内容を発表しています。漏洩した(不正アクセス者が入手した)とみられるアカウント情報は、登録した、氏名、住所、Eメールアドレス、生年月日パスワード、オンラインID。また、購入履歴、請求先住所、プロフィールデータ、サブアカウントに関する情報についても不正アクセス者が入手した可能性があるとか。

なお、クレジットカード情報を登録している場合、クレジットカード番号(セキュリティコードを除く)および有効期限に関する情報が不正アクセス者に入手された可能性も完全に否定できないが、現時点ではそのことを示す形跡は見つかっていないとのこと。

SCEでは、不正アクセスの事実が確認された時点で、サービスの一時的な停止、情報セキュリティ専門会社への調査依頼、システムの再構築によるネットワークインフラの補強などの措置を講じるとともに、引き続き詳細についての調査を継続。事態を真摯に受け止め、引き続き個人情報の保護の強化とサービスの速やかな復旧を目指していくとか。

NHKのニュースでも取り上げられてました。たく、何やってんだか。タブレット発表後の翌日発表ってのもなあ…。いずれにしても大問題だし大打撃なのは間違いない。PSSやNGPの発売にも影響あるのでは?

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2011/04/06のつぶやき

ソニー次世代ゲーム機「NGP」、震災の影響で発売に遅れか–ブルームバーグ報道ソニーの次世代携帯ゲーム機「NGP」、世界発売遅れる可能性
SCEAの偉い人が次世代携帯ゲーム機(NGP)の出荷について、3.11の大震災によるサプライチェーン上の問題が原因で一部地域で遅れる可能性と、年内発売が1つの地域に限定される可能性について語ったとか。ちなみに、年内発売の地域がどこになるかについては不明とか。

ハッカー集団「Anonymous」がソニーを攻撃 PS3のロック解除めぐり
こちらもSCE絡み。ハッカーによる攻撃でSCEEの公式サイトなど、「ソニー傘下のいくつかのサイトがアクセスできない状態になっている」とあるけど、SCE UKは今日の段階で普通に見られました。関係無いけど、SCE UKでNGP特集コーナーを発見。日本では見られないムービーもあってなかなかに興味深いっす。

PlayStation®Networkを活用した 東日本大震災の被災者・被災地に対する支援について~世界に広がるプレイステーションユーザーの皆様による支援の輪~(PS.com)
被災支援のためのカスタムテーマ販売の全世界での売上が3/31時点で1億960万円突破とか。素晴らしい。

ンドを席巻する韓国勢を破ったソニー 負け続けた「日本の家電」が気付いた失敗とは
懐中電灯機能が付いた携帯電話がヒットするのも電力事情が悪いインドならでは。そんなインドでソニーが2010年度の薄型テレビ販売でトップシェアを獲得。なにやら、インド人が大音量で映画を見ることに着目、大口径スピーカーを搭載したモデルを開発し大ヒットさせたとか。地元で良く行くインド料理店では店内のテレビでは映画を延々再生してるけど、実際、昔大ヒットした「ムトゥ 踊るマハラジャ」のような歌って踊るシーンが中心の映画が非常に多い。だから自然と大音量になるんだろうなあ…。

ソニー「VAIO L VPCL219FJ/W」 ~「スグつくTV」を搭載した液晶一体型PC
「スグつくTV」を視聴中にリモコンの[TVアプリ起動]ボタンを押すとバックグラウンドでWindowsがブートして準備出来次第ギガポに自動的に切り替わるとか。すごい進化だけど、この手のPCで一番大事なのはリアルタイムのテレビ視聴よりも録画の信頼性でしょ、やっぱ。そのうちスグつくレコーダー機能も搭載されたりして…。

スタイリッシュなBluetoothヘッドセット「Jawbone ICON」を使ってみた
Jawbone ICONのレビューホントに増えたなあ。手持ちのJabra 8040のバッテリーがお亡くなりになって久しい。片耳A2DPヘッドホンでは次に買うなら最有力候補だよな~、高いけど…。

パーソナルポータブルガジェット 「oreplug」
デザインはシンプルで好み。4GBのUSBメモリーってことでいいとこ2,980円ぐらいかと思ったらなんと6千円オーバー。FEPやメーラーなど、同社ソフト同梱だけど、かなり割高に感じる。

【スマホLIFE】iPhoneを学習リモコンにする「L5 remote」 -アプリの自由度が高い赤外線リモコンアダプタ
その昔、Palm用でもこの手のグッズいっぱいあったよね…。

炉心溶融してしまった福島原発の現状と今後
大前さんの分析によると、3月15・16日にメルトダウンしていた可能性が高いらしく、“最悪の事態はすでに「過去形」かもしれない”とか。いずれにしても事態終息までには10、20年という気の遠くなるような時間が必要になるらしい。まさか永久立入禁止区域なんてのが日本に生まれることになるとは…。

災害時に役立つ携帯ゲーム機~ワンセグ・GPSが使えるPSPなど

非常用のバッグに携帯ゲーム機を入れておこう

野安ゆきおさんの「デジタルエンタメ天気予報」。オプションとしてワンセグチューナーやGPSレシーバーが用意されている携帯ゲーム機が災害時に役立つということを紹介。他にも、電源をONにするだけで、長時間、最低限の明かりが確保可能なことから、ゲームを遊ぶだけではなく色々な活用法があるとしています。

今回の震災後、懐中電灯とラジオが売れまくったようですが、ほどなく、ラジオやワンセグ機能内蔵のポータブルAVプレイヤーやポータブルテレビ、上で紹介している携帯ゲーム機などにも白羽の矢が立ったようです。


ウチにもワンセグが視聴可能な機器がこんなに…。PSP+ワンセグチューナー、ワンセグ内蔵携帯、ワンセグ&FMチューナー内蔵ウォークマン(X1060)、iPhone+ワンセグチューナー(TV&バッテリー)の4つ。ちなみに、感度は、携帯>ウォークマン>PSP>iPhoneという感じ。

携帯は見ながら通話ができないので通話優先にしたい。PSPはバッテリーの保ちが良く、液晶も大きく見やすいけどかさばる。iPhoneは起動が遅いだけじゃなく、Wi-Fi経由なので遅延が激しく、バッテリーの保ちも悪い。当然ながら通話は不可。

てことで、起動も速く、受信感度も良いウォークマン(+専用ミニスピーカー)の使用頻度が一番高くなってます。有機ELで表示も美しく視認性も良いです。ただ、バッテリーの保ちが少々心許ないかな…。

ともあれ、いずれも一般的なテレビよりは圧倒的に消費電力が圧倒的に少なく、節電にも寄与できるので、今後の生活の中でもうまく活用していきたいと思います。

【追記1】パナからこんな製品が。あくまで宅内ユースだけど、防災用に色々応用できそう…>パナソニック、radiko対応の防水VIERAワンセグ-DIGAで受信したTV放送を無線LANで視聴

【追記2】その後、AV Watchにこんな特別企画コンテンツがアップされました。色々参考になります>計画停電へのAV機器の対応を考える-ポータブル機器などを活用。録画には細心の注意を

東北地方太平洋沖地震 災害に対する支援のご案内 | プレイステーション® オフィシャルサイト

ゲーム絡みですが、SCEが今回の地震被災者や被災地の復興支援のため、PS Storeを通じてPS3用カスタムテーマを販売。売上は全額を社会福祉法人中央共同募金会(赤い羽根共同募金)に寄付するとか。募金額は100円、500円、1,000円、3,000円、5,000円(全て税込)。

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現時点で判明しているNGPのスペック


今さら聞けないNGPスペック講座 そのスペックは携帯ゲーム機としての新しい遊びを訴求するためのもの

西川善司さんの3Dゲームファンのためのグラフィックス講座【GDC特別編】でNGPが大フィーチャーてことで、個人的に注目したい内容のみをピックアップ。

  • NGPは、これまでの最大性能重視の設計と違い、コスト重視で設計された感がある。CPUやGPUは“アリモノ”を組み合わせたもの。センサー類も携帯電話等に広く利用されている汎用MEMS。
  • 高解像度ハイドットピッチの有機ELパネルはNGPのために提供されるもの(こだわりの部分)。960×544ドットで、フルHDの1,920×1,080ドットの約1/4に相当。2007年に発売された有機ELテレビ「XEL-1」はほぼ同じ解像度。
  • マルチコアCPU搭載ということでPS3と比較されるが仕様的にもスペック的にも全く異なる。対称型マルチコアCPUという意味では、Xbox 360のそれに近い。
  • SGX543系GPUは現行PowerVR系GPUのハイエンドモデルに相当。PS3とほぼ同世代のシェーダを動かせると言うのが正しく、PS3に肉迫することはあり得ない。NGPはポータブルデバイスでありパフォーマンスと同じくらいバッテリーライフが重要視される。
  • リテールソフトウェアは、容量が2GBと4GBの2種類のカートリッジ(ゲームカード)で供給。全体容量の5~10%に書き込み可能な容量を割り当てられる仕様。
  • 外部リムーバルメディアとして、市販のメモリーカード(種類は不明)の利用可能。ROMカートリッジよりも大容量のものまでがサポートされ、オンライン購入したゲームや、ダウンロードした映画や音楽などのマルチメディアファイルが格納できる。
  • 位置検出機能としては、GPSが利用できるが、Wi-Fi網を利用した位置検出サービスなども利用できる。GPS機能は3G対応モデルとセットでのみ提供。

そっか、NGPのディスプレイはXEL-1と同等なのか。感慨深いけど、歩留まり大丈夫なんだろうか。ところで、外部メディアのスロットってゲームカートリッジと別のスロットなの?それともハッキング対策で1スロット?ま、ゲームカートリッジはUMDに変わるモノでリアル店舗向けなのだろう。大容量の外部メディアに色々入れてマルチにコンテンツを楽しむのが主流になるのかな。

【追記】GAME Watch「「電遊道」 ~Way Of The Gamer~。ジョン・カミナリの楽しいゲームライフ 【連載第9幕】」にもNGPに対するジョン・カミナリ氏の思いが綴られている。「おそらく「NGP」は、ゲーム史上初の家庭用ゲーム機と競合する携帯ゲーム機になるだろう」とか。その通りだと思う。あと昨日発売のファミ通3/17号でもNGP特集を発見。これまた西川さんが分析記事を担当。大忙しですねい。

以下、ついでにゲーム絡みのトピックもクリッピング。

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NGP+PSS戦略の成否の鍵はSCE自身の開発リソース

PSSとNGPの両輪戦略はスマートフォン対抗

後藤弘茂さんのWeekly海外ニュース。まだまだ続く、SCEのPSSとNGP、2本立て戦略解説。携帯ゲーム→PSS→NGPの流れで新たな客層が惹きつけられれば成功。PSSをNGP上で走らせる(可能性がある)のもその橋渡しのため。ただ、カジュアルゲーマーはゲームの遊び方が従来のトラディショナルゲームユーザーとは異なるのでそううまくいくかどうかわからないといった見方も。最終的には、NGPとPSSの2つのプラットフォームを、SCEの限られた開発リソースでカバーできるのかどうかが今後の正否を大きく左右するとか。

AV機器のレジューム機能のように、ゲームのセーブ(進行度合い)データが共通化できるなら、端末を選ばず(Android縛りはある)遊べるのでPSSが化ける可能性もあるような気も…。NGPの3G機能についてはデータ通信オンリーになるようだけど、MHP3のようなゲームでアドパを介さず全国のハンター達といつでもどこでも狩りにいけることになるのであれば、それはそれですごいことだと思いまふ。

長期予報! 据え置きゲームの未来の姿は?

こちらはお馴染み野安さんのコラム。テレビを必要としない人が増えているって事で、据え置きゲーム機もそれに伴って変化するだろうとの予測。テレビにも繋げて、パソコンのモニターにも繋げて、テレビがなくても楽しめるプロジェクター内蔵みたいな形になるそうな。というか、コアゲーマー以外、据え置きに興味持たなくなるのでは…。NGPやXperia Play、いずれもHDMI出力できるようだし、今後はHDMIもワイヤレス化するだろうし。AppleのAirPlayのような展開もあるよね…>Apple TVと「AirPlay」を使ってiPhoneの映像・音楽を大画面で楽しむ!

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PlayStation Suite(PSS)の正体は?

プレステ携帯を支えるPlayStation Suiteの戦略

後藤弘茂さんによるSCEのPlayStation Suite(PSS)戦略解説。PSSは、Android OS上で初代PSゲームタイトルとPSS対応タイトルを実行できるようにするフレームワーク。SCEにとっては、「PSP以外のポータブルデバイスに、PlayStationの世界を提供する、初めてのクロスプラットフォーム、クロスデバイスの挑戦」とのこと。

ゲーム向けフォームファクタを持つプラットフォームとしてのNGPとスマートフォンの上に乗ったソフトウェアプラットフォームとしてのPSSと、プラットフォーム戦略を2つに分けることで、スマートフォンの脅威を取り込みつつ対抗。後者はすでに多くのメーカーから大量に出荷販売されているAndroid OS(搭載端末)に対して、プレステの世界観のあるソフトを提供する新たなビジネスモデル。

PSSは、エミュレータ上に過去のソフト資産を提供することと、プログラミングフレームワークの上に新たな携帯機器向けソフトウェア資産を構築する2段階計画。過去のゲームソフトウェア資産を活かしつつ、新たなゲームプラットフォームを確立しようという、野心的な試みが、PSSの正体だと。

2本立ての戦略により、将来スマートフォンがNGPの性能を大きく凌駕するようになった時でも、PSSがスマートフォンの性能を活かすことができるとしながらも、NGPを展開しながらPSSフレームワークの構築を行なうだけの力がSCEにあるかが未知数だし、ゲームパブリッシャがどだれけその戦略に乗ってくるかも疑問とか。

iPhoneやXperiaを使ってて感じますが、ハードのスペック違いだけじゃなくて、ソフトのカスタマイズ内容によって安定した動作が見込めないことが多い。結果的にそれがユーザーレビューの不条理コメントへと繋がっているような。戦略だけじゃなくて、サポート体制も2本立てにする必要に迫られそうな予感…。

ともあれ、今後登場するであろう、Android採用のウォークマンやnav-u、VAIOチームが開発しているらしいタブレットといった、ゲーム機以外のハードでもプレステのコンテンツが手軽に利用できることになるわけで、パブリッシャーに側にとっても大きなチャンスになるのかも。


ちなみに、ファミ通最新号(2011/3/3号)ではプレステプラットフォームが大々的に特集されてました。累計販売本数ランキング、プラットフォームの歴史、ハードを牽引してきたタイトル、PS3/PSP活用術や涼気の最新事情に河野プレジデントとエンターブレイン浜村氏との対談などが網羅された完全保存版になっとります。対談ではNGP関連の話しもたくさん出てきますが、それよりも目に付くのは原点回帰や初心という単語。SCEの社内が初代プレステ時代のような良いムードになっているみたい。

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