「ゲーム機」カテゴリーアーカイブ

PSPは今のプラットフォームを伸ばすことが一番大事

E3 2010特別編 SCE平井社長単独インタビュー+会見詳報~「Move」、「3D」、「Plus」はPS3をどう変えるのか~

西田宗千佳さんがE3でSCEの平井社長をとっつかまえて突撃(?)単独インタビューを敢行なさったようです。西田さんをして「新しい驚き」が無かったと言わしめたSCE。同社が他社と一線を画した戦略を採った理由と現状のゲーム業界をどう考えているのかを聞き出しています。

3DSやiPhone/iPadへの対抗構想を公表しなかったことについて、急いで出すようなことはやらないとして現行のプラットフォームを伸ばしていくことが第一としてます。もちろん、PSPが6年選手であることは承知しており、社内でも色々と議論はしているがそれは、PSPに限ったことでもなく、PS3も周辺機器も同様に常に検討はしているとか。

4/1に変わった新体制についてはソニー本体との文化交流をはかりつつも互いの社風や文化を尊重し合おうみたいなことらしいっす。西田さん曰く、新体制がどういった変化をもたらすかは秋以降の施策から見えてくるだろうとのこと。

最後におまけとして今月予定されているtorneのアップデートに関する情報も出てきますが、「※※※※フィルター」の伏せ字はtorneユーザーならすぐにわかりますね。

任天堂が発表した次世代ゲーム機「Nintendo 3DS」の狙い

こちらは後藤さんのコラム。スマートフォンや携帯電話にどうやって対抗するかが携帯ゲーム機の大きなポイントであり、ゲーム機側の取れる戦略は2方向あるとして、「スマートフォン的な要素を取り込み、高機能なゲーム機だけど汎用にも使えるデバイスにすること」、「その逆にゲーム専用機である点を徹底して強化すること」をあげています。任天堂が選んだのは後者だそうです。SCEはどちらを狙ってくるのか。

ま、過度な期待をしないで秋を待ちますか。って秋に何か発表があるかどうかもわからんのですが…。あと、コンパニオンの胸の話しはともかく、ニンテンドー3DSの裸眼立体視、youtubeのデモ動画越しでも十分伝わってくるので驚いた。メタルギアのデモ見て決めた。絶対買う!にしても重厚長大なシステムで攻めるソニーと対照的。

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負のイメージを3Dテレビで破壊~「3Dといえば、ソニー」

「3D BRAVIAの発売に十分な手応え」~ソニーマーケティングの栗田社長に3Dテレビ戦略を聞く~

大河原克行さんがSMOJ栗田社長に突撃(?)インタビュー。注目したい内容をピックアップ。

  • 3Dは、新たなテレビという位置づけではなく、テレビの新たな機能のひとつ。ソニーのテレビが持つ基本的な強みというものが、3Dでも生かされることになる。ソニーの最大の強みをあげるとすれば、ネットワークであり、コンテンツを含めたトータルの提案ができること。3Dという新たな機能に対して、ソニーユナイテッドの力が発揮される
  • ソニーショック以降、ヒット商品がないとか、他社商品と革新的な差が見られないといったことをいわれ続けてきた。3D はそのイメージを破壊できる。「やっぱりソニーだよね」と言っていただけるものを、総合力によって提供できる。ソニーのイメージを一新する重要なチャンス。まずは認知度でナンバーワンをとりたい。
  • 3Dテレビの普及において、コンテンツの広がりが不可欠。絶対量はまだまだ少ないが、ソニーは3Dコンテンツを数多く所有している企業のひとつ。コンテンツを持つ企業がグループの中にあり、これらの企業の力を生かすことができる
  • 日本では500万台のPS3が利用されており、すでに250万台が3Dを見られる環境にシステムがアップデートされている。あとは3D BRAVIAを接続すれば、3Dを体験できる環境がこれだけ整っている
  • 今後、積極的にアピールしていきたいと考えているのは、自分で撮影したり、編集したパーソナルコンテンツを、いかに楽しむかという世界の提案。これはソニーが差異化できる重要な部分。3D対応ハードの発売時期にあわせて、パーソナルコンテンツによる3Dの楽しみ方を積極化させていきたい
  • 2011年度には約50%のテレビが、2年後にはほとんどのテレビが3D対応になると考えている。50型以上では、2011年度の段階で、すべてのテレビが3D対応になるのではないか

3Dもコンテンツありき。そういう意味ではパーソナルコンテンツの撮影・編集ソリューションを持つソニーの強みは生かせそうだけど、誰もがそれに興味があるわけでもないしなあ。dot parkの集客にしても実際は大半が通りすがりだったのでは。Google TVについての話題一切無いのも意外。

ちなみに、携帯ゲーム機の世界では任天堂さんに先行されましたけど、その辺のことについてはどうお考えなのでしょうか?ってそれを栗田社長に聞いても…

SCEがE3の開催に合わせて色々発表したけれども…

SCEがE3の開催に合わせて色々発表してます。(価格は全て税込です)

PlayStation®Moveモーションコントローラ2010年9月より世界各地域で順次発売(PDF)

USBカメラ「PlayStation Eye」との組み合わせにより楽しめるPS3のMoveモーションコントローラは10/21に3,980円で発売。モーションコントローラの操作を補完する片手用コントローラ、Moveナビゲーションコントローラは2,980円。USBカメラ単体も2,980円で発売。モーションコントローラとUSBカメラ、Move専用ソフトをセットにしたスターターパックも数量限定で5,980円にて発売。

「プレイステーション 3」用サラウンドサウンドシステム全世界で2010年秋発売(PDF)

サブウーファー内蔵のPS3用サラウンドサウンドシステムが2010年秋に19,800円で発売。テレビの前に設置し光デジタルケーブルで接続するだけで、ゲームやBDソフトなどを高音質かつ迫力のサウンドで楽しめるとか。ソニーの「S-Force PROフロントサラウンド」など最先端技術を多数搭載。アナログ音声入力も可能でPSPともつなげるとアピールしてます。

PlayStation®Network向け定額制サービスパッケージ「PlayStation®Plus」を2010年6月22日より全世界同時提供開始(PDF)

PS Network上で、従来利用できた内容に加え、加入者限定のサービスや機能が楽しめる定額制サービスパッケージ「PlayStation Plus」を6/29より日本・アジア・北米・欧州の各地域で新たにスタート。日本では30日間の利用権が500円、365日間の利用権が5.000円。

このほか、PSNの全世界アカウント登録数5,000万達成と、PS3版のGT5の11月発売もあわせて発表。

てことで、PS4もマイナーバージョンアップ版のPS3もPSP2の発表も無し。MoveにしてもPSNのサブスクリプションサービスにしても後手なイメージがつきまとうな。GT、それ何?ぐらいすでに忘却の彼方…。あー、つまらないのー。

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任天堂、新携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の詳細を発表

新携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS™」を 米国ロサンゼルスにて開催されたE3ショーにおいて初公開(任天堂)
任天堂 E3 2010情報

任天堂が裸眼で3D映像のゲームが楽しめる新ゲーム機「ニンテンドー3DS」を、2011年3月期中に世界の主要市場で発売すると発表。米ロサンゼルスにて開催中のE3にて実機を、また同展の特設サイトにても情報を公開中。発売日と価格に関しては、販売各地域にて後日アナウンスするそうです。

同機では、3D映像採用により、臨場感が加わるだけでなく、奥行きのあるゲーム世界の中での距離感や位置関係の認識しやすさが増し、より没入感にあふれるゲーム体験を実現。新たに搭載したアナログ入力可能なスライドパッド、モーションセンサー、ジャイロセンサー、カメラによる画像認識等の組み合わせにより、これまでになかった新鮮な操作感覚も実現。

2つある液晶の上画面は3.53型で800×240ドットのワイド3D液晶で、下画面が3.02型で320×240ドットのタッチ液晶。外形寸法は134.0×74.0×21mmで重量が約230g。

スリープ中に他のニンテンドー3DSやWi-Fiアクセスポイントと自動的に通信し、同時に複数のゲームの「すれちがい通信」を可能にするほか、Wi-Fiアクセスポイントのある場所で起動して能動的な操作をすることなく、ネット連携によるサービスを自動的に実現するなど、通信機能も強化。

携帯ゲーム機で楽しめる3Dはいかほどのものか。Game Watchの速攻レポートでは「覗き込んだ瞬間それが驚きや興奮に変わる。まったく新しい体験をもたらすという言葉は嘘ではなかった」と報じています>噂の「NINTENDO 3DS」を体験。驚愕の第一印象をレポート メガネなしで3D体験。実際に画面を見た感想をお届け!

「メタルギア ソリッド」、「バイオハザード」、「リッジレーサー」といった有力タイトルの開発も既にスタートしているとのことで、サードパーティーの動きにも今後は大きな注目が集まりそう。ソニー(SCE)へのプレッシャーも相当だなこりゃ…。

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ソニー純正PSP対応ヘッドホン「MDR-EX36PS」を試したけど…

こちらで紹介したソニー純正のボリュームコントローラー付きステレオイヤーレシーバー「MDR-EX36PS」のプチインプレをば。

密閉ダイナミック型、9mmドーム型(CCAW採用)ドライバーユニット採用、再生周波数帯域は6~23,000 Hz、金メッキL型ステレオミニプラグ、コード長は約1.0mでコードの絡みを防ぎ快適にゲームをプレーできるコードスライダーボリュームコントローラー付き。対応機器はPSP goを含む全機種。というのが主な特徴。ブラック、ホワイト、シルバー、ブルー、レッド、イエロー、グリーンの合計7色の豊富なカラバリ展開も魅力で、今回自分は珍しくレッドをゲットしました。パッケージはPSPロゴ入りのブリスタータイプ。中身はレシーバー本体、交換用イヤーピース(L/S)、取説、保証書。

PSP対応をうたってるけど、端子は一般的なステレオミニプラグなので接続相手を選ぶものではないです。コードはつやのあるべたつきやすいタイプ。パッケージには絡みにくいとあるけど、実際は結構からみやすかったりする。EX36SCのコードはマット仕上げで絡みにくいものだっただけにちと残念。

この手の9mmドライバーユニットのデザインは左右対称に近いので、暗い場所でユニットの右と左がわからなくなることがままあるんですが、このレシーバーにはちゃんと工夫がしてありました。ユニット上部に小さな突起がある方が左(L)用です。指先で触るとよくわかります。ちなみにEX36SCにも突起付いてます。

ボリュームコントローラーは左右のドライバーユニットから約40cmの場所に位置。側面のスライダーを上下させ、アナログチックにボリューム調整可能。先日旅客機内の音楽プログラム再生に使いましたけど、座席の脇じゃなく手元でボリューム操作ができるので便利でした。

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PS4と新型PS3の噂

PS4のトレーラー映像がまさかの流出!? → SCEJ広報「一切関係ありません」

YouTubeに投稿されたPS4のトレーラーらしき動画が話題になっているとか。SCE広報部は「一切関係ありません」とコメントしたそうです。

SCE研究施設編の怪しさたるや。日本語のテロップも変だし。バイオのようなゲームならともかく、ハードのプロモにしてはちと行き過ぎなような…。までも良くできてますね。

新型PS3登場間近か、ソニーがアメリカ連邦通信委員会に資料を提出(Gigazine)

ソニーがFCCに提出した資料によると、PS3の新モデルらしき4製品(開発者向けデバッギングステーション2モデル含む)を開発中らしい。2モデルの違いはHDD容量のみ。いずれもBluetooth 2.0+EDRとIEEE802.11 b/g搭載とか。

てことで、間もなく開催されるE3でPS4が発表されるのか、マイナーチェンジなPS3が発表されるのか、はたまたPSP2が発表されるのか。個人的にはPSP絡みで盛り上がって欲しいですが、どんな発表があったとしてもワールドカップの熱狂にかき消されてしまいそうな予感が…。

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