「ゲーム機」カテゴリーアーカイブ

エンタメ端末のこれから~ゲーム機もポータブルオーディオもマルチプレイヤーに

ヨーロッパの香り高い超キュートな『GIZMONDO』・後編――ゲーム&ケータイ関係者は全員注目せよ!

ASCII遠藤諭さんのケータイ出たとこレポート。英国のみで発売されている携帯電話ネットワークへのアクセスが可能な携帯ゲーム機『GIZMONDO』のレビュー後編。OSにはWindows CE.NETを採用、マルチメディア機能も豊富で、「何かまったく新しい世界を切り開いてくれる可能性がある」エンターテインメント端末なんだそうです。この端末が最終的にどんな運命をたどるかについても触れられており、Xboxの脇を固めるという意味からマイクロソフト社が買収する可能性もあるとのコメントもあります。

レビューを読んでいて、PSPのかなり先を行ってるなあって感じました。「世の中に転がっているものを組み合わせただけで、こんなゲーム機ができてしまう」というコメントもありますが、PSPやNDSよりもひとまわり小柄なボディでエンタメ機能全部入りですもんね。すごいなあ…。遠藤さんは「ゲーム&ケータイ関係者全員」に注目せよっておっしゃってますけど、PDAや携帯オーディオプレイヤー関係者も要注目なんじゃないでしょうか。

アイリバー、MPEG-4対応のカラー液晶搭載プレーヤー-新タッチパネルUI搭載。1GBモデル29,980円

こちらは、アイリバー・ジャパンがカラー液晶とMPEG-4再生機能を搭載したオーディオプレーヤー「U10」を8月に投入するというニュース。インターフェースもユニークですが、詳細を知ってさらに驚きました。先だってニュースになったときは大きさを全く意識していなかったんですが、「U10」ってものすごい小さいんですね~。PSPとの比較画像なんて結構インパクトありますよ。これでHDDでも搭載しようモノなら即買いかと思ったんですが、フラッシュメモリ採用で1GBモデルが最大なんですね。音楽と動画を同時に楽しもうと想ったらちょっと心許ない容量かなあという印象ですが、価格もそこそこリーズナブルだし、USB 2.0対応ということでPCとの連携ソフトの出来いかんということもありますが、ひょっとするとひょっとするのかもしれません(どういうこっちゃ)。ポータブルオーディオの世界ではもはや当たり前になりつつあるFMチューナーやらボイスレコーダー機能の他に、Flashのゲームまで楽しめるんですね。クレードルもなかなかおしゃれ(死語)だし…。

GIZMONDOにしてもU10にしても、ソニーのPSPやネットワークウォークマンと比較したときに、どちらが革新的かと聞かれるとすれば、自分は前者に軍配を上げてしまいそうです。

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PSP、欧州市場向けに日本の在庫を供給すれば良いのでは?

PSPのグレーマーケット製品対策に手を焼くソニー

並行輸入品を販売している欧州のオンライン販売業者にソニーが手を焼いているそうです。欧州での発売まであとまるまる2ヶ月もあるんですよね。日本ではもうどこでも普通に買える状態になってますが、これは供給が落ち着いたというよりも、需要が落ち着いてしまったという感じ。ソフトのラインナップや売りのマルチメディア機能も中途半端な点が見透かされているのか、アーリーアダプター層から下の人たちまで行き渡っていない気がします。いっそ、日本の在庫を欧州向けに出荷した方がビジネス的には良いのではなんてことまで思っちゃいます。

ミヤビックス、PSP用充電/通信両用リトラクタブルケーブル

FIRSTCLASS PSP SYNC Cable 980円

ビザビでお馴染みミヤビックスは、PSP用充電/通信両用リトラクタブルケーブル「FIRSTCLASS PSP SYNC Cable」の発売を開始しました。USB AコネクタとUSB ミニBコネクタが両端にあり、ミニBコネクタ側からケーブルが分岐してPSPへ充電ができるEIAJ-2 DCプラグが端にあります。PCのUSBコネクタからの給電でPSPへの充電が可能で、PCとPSPとのデータ転送も可能。データ転送はUSB2.0/1.1両対応。

発売は6/27、価格はオープンですがビザビでは税込980円で先行発売が開始されています。

PS3の次の展開はCellホームサーバ

SCEI 久夛良木社長インタビュー(5) 「PS3の次のステップは、Cellコンピューティング」

後藤弘茂さんのWeekly海外ニュース。SCE久夛良木社長インタビューの5回目。PS3の次の展開がCellホームサーバなんですね。また、Cell採用TVの可能性やネットワークで分散処理を行なうCellコンピューティングについても触れています。

例えば、HDDをパンと積んで、ほとんど(の放送番組を)全部録りして、(録ったデータに)いろんな認識を同時にかける。そうしたら、自由に検索できるようになる。

というコメントがありますが、後藤さんが「データの熟成を行なって、自動的により高品質なデータにして行く、そうした付加価値をつけたシステムを想定している」と捕捉しているように、現行のHDDレコーダーの先を行く機能をCellは持ち前のパワーで楽々と実現できるみたいですね。むしろ、Cellのパワーは「単なるホームサーバーにはオーバーキル(過剰)」なんだそうです。すごいですね~。

難しいことはよくわかりませんけど、個人的にはCellホームサーバが母艦として機能する斬新なモバイル機器の登場を期待してます。PS3との組み合わせなら次世代機を含むPSPかもしれないけど、PS3とCellホームサーバは別物っぽいので、もしかしたらそれが先だっての新経営陣就任会見で出た「コミュニケーションとモバイルの融合領域」みたいなものなのかもしれません。

SCEのUMDが標準規格承認

UMD™「ユニバーサル・メディア・ディスク」国際標準化機関Ecma Internationalで標準規格承認(SCEのプレスリリース・PDF)

SCEは、オランダで開催された国際標準化機関「Ecma Internationalの」総会において、PSPで採用しているUMD「ユニバーサル・メディア・ディスク」が標準規格として承認されたと発表しました。今後本規格は国際的な公的標準化機関ISO/IECの合同技術委員会(JTC1)が認める迅速手続きに基づいてJTC1に提出され、ISO/IEC会員各国により国際標準化に向けた審議が行われます。ソニーグループは今回の承認を契機として、今後UMDの更なる可能性を提案していくとしています。

IT系メディアのニュースによると、標準化されたのはUMDの物理フォーマットだけで、論理フォーマットとカートリッジ仕様は含まれていないそうです。

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PSPは色々できるけどやっぱゲーム機

PSP はユーザーにとってはいまだゲーム機器

PSPはゲームを楽しむ以外にも色々できるのにゲーム機としての引きが一番多いというような調査結果みたいです。ゲームはディスクをポンと入れるだけで使えて一番手軽ですからね。

PSP はビデオファンをもっと満足させられる商品を提供すべき。またもっと簡単にダウンロードできるようにし、選択肢を増やしたコンテンツ ライブラリを提供しなければならない

との指摘もあったとか。先日、ファミ通増刊の「オトナファミ 第2号」を購入したんですが、PSPとNDSを使っている”大人の”ユーザー意識調査という記事もあって、ここでもPSPをゲーム機としてしか使っていないという意見が目立ってました。

動画に関してはゲーム同様にディスクポンで使えるUMD Videoが1,000円前後で買えるようになるか、レンタルできるようになれば随分と話は変わってくると思いますが、やっぱり無理なんでしょうかね…。

自分はクリエとウォークマンは毎日使ってるけど、最近のPSPはほったらかしモードになってます。発売前後と比べてソニーというかSCEにもそれほどやる気が感じられないし、半年経ってもゲームタイトルがぱっとしませんからね(「アドベンチャープレイヤーicon」には期待してますけど、3rdパーティー製だし…)。