「BRAVIA/WEGA」カテゴリーアーカイブ

米ソニー小宮山社長インタビュー~パーソナルオーディオは今夏にてこ入れ

「BRAVIA」で勢いづくソニー、その“巻き返し”戦略を聞く

米ソニーで北米市場を担当する小宮山英樹社長へのインタビュー。米国での「BRAVIA」ブランドの立ち上げ成功を例に挙げたほか、パーソナルオーディオ分野での巻き返しも誓ったとか。

BRAVIAブランドの素早い立ち上がりの背景についてインタビュアーの本田雅一さんは、商品力やソニーブランド効果以外に、「禁じ手とも言えるハイエンドブランド(XBRブランド)の併用も含まれている」として、「XBRブランドを賭してでも、BRAVIAを立ち上げねばならないほど厳しい状況に追い込まれていたのかもしれない」と解説していました。

また、パーソナルオーディオの立て直しについて、「この夏から新しいことをやろうとしている」と小宮山社長がテコ入れを示唆したそうです。コネクトサービスについては、音楽配信、電子ブック、PSP向けのビデオダウンロード販売など、「あらゆるネットメディアを繋いでいく総合サービスへと発展させる」とかで、その鍵となるのが「CONNECT Player」なんだそうです。ええ~、大丈夫かなあ…。本田さんの「テコ入れが、空振りに終わらないよう願いたい」というコメントに不振と不安が隠しきれない様子が現れているような…。

[WSJ] ソニー、オーディオ部門を再編

関連して、コネクト絡みの人事について今度はWSJに取り上げられました。「コネクトの主力事業であるオンライン音楽事業の運営ならびに対応デバイスの管理は、新体制の下でも継続される」とか。また、旧組織でウォークマンAシリーズの顔となっていた辻野コ・プレジデントの動向に関する記述もあります。それによると同氏は「新体制の下、コネクトの技術開発グループで新たな役割を担う」とか。

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ソニー甦りの条件~テレビに開発資源を集中せよ

勝ち組以外のエレクトロニクスメーカー、再生のカギは何か~ソニー甦りの条件から考える~ 日経BP主要各誌が占う2006年の展望(5)

日経BP、SAFETY JAPAN 2005。「日経ものづくり」記者の近岡裕氏が語る勝ち組に入れなかったエレクトロニクスメーカー再生のカギ。ソニーに限った話ではないようですが、ソニーを例に取り考察しています。ソニーが最も開発資源を集中すべき事業はテレビであり、「液晶テレビとリアプロジェクションTVに絞り込む」ことであり、かつ、高級品志向ではなく、商品数も減らし、「あくまでボリュームゾーンに向き合い、コストダウン能力を高めなければならない」とか。また、「ソニーでなければ作れない商品を作れていない」、「トップがあまりに抽象的なスローガンを言い立て、具体的な商品政策に触れてこなかったのが痛い」、「コスト競争力でアジアのメーカーと戦う準備ができていない」など問題はあるようですが、勝負どころのテレビで上位3社に食い込むことが先決なのだとか。寡占状態になれば価格が安定するからということらしいです。そのための潜在力はソニーは十分に持っていると締めくくっていました。

ちなみに、バイオビジネスに関する記述も少しだけあります。利益率が2-3%しかないけど、売り上げが5000億もあるから切れないのだとか。大きなカネが動くとはいえ、2~3%は相当厳しいのでは…。

北米テレビ市場でソニーが松下を猛追、シャープは亀山第2前倒しへ

同じく日経BP。ソニーが最も開発資源を集中すべきとしたテレビ事業の北米市場に関するニュース。9月にBRAVIAを投入、1カ月後に3割強のシェアを奪取したと、ソニーの快進撃を伝えています。しかしながら、収益面ではなお課題が残るとして、リアプロ市場からの脱皮が課題になるようです。米国の薄型テレビ戦争は「チキンレースの様相を呈してきた」として、盟主の座に近い松下とブランドで勝るソニーという、かつてのライバルの激しい戦いに注目が集まっているようです。

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SPA家テレビ買い換え計画の途中経過

新年早々に調子の悪くなったリビングのテレビ。下だけだった画面のちらつきはついに上にも現れるようになり、だましだまし使うのもつらくなってきました。アナログ停波近くまで粘れば薄型テレビも相当安くなるだろうと思っていたのですが、どうやら真剣に購入を検討しなくてはならなくなりそうです。

ということで、ここ数日はBRAVIAのカタログに何度も何度も目を通しております。ちなみに、我が家の今のブラウン管が29インチなのでワイドで買い換えるなら40インチクラスが良いみたいなんですよね。どうせ買うなら大画面で高機能のモノがということでフルハイビジョン対応のXシリーズが良いのでしょうが、40インチモデルですら軽く50万越えと今のSPA家では手が出せる金額ではありません。でもって、SシリーズやVシリーズを見てみると、ソニスタで40インチで40万前後とフルハイビジョン対応でないのに高値。

そんなこんなで、ソニー製品だとどれも高くて手は出せないかなあと思っていたのですが、Amazonを覗いてみたら、Vシリーズの40インチモデル「KDL-40V1000」がなんと税込288,000円でソニスタよりも10万以上も安く売っているではありませんか。ちなみに、Sシリーズの40インチ「KDL-40S1000」も299,000円とこれまた10万円安値。なんでこんなに価格差が生まれるのか理由がわかりませんが、店頭でもこんなモノなんでしょうか。

ということで、30万弱でも十分高い買い物なのですが、手の届きそうなぎりぎりの線ということで検討の余地があるかなあと判断。ちなみに、今回、もしBRAVIAを購入するとなると、実家とSPA個人のテレビ購入歴を含め、初めてのソニー製テレビになります。実は正直結構ドキドキしてます。ソニーファンを名乗りつつ、こんなヤツでホントにごめんなさい。この後は店頭で実際の画質や性能などを確かめ、さらに競合各社の製品などともじっくり検討した上で購入するかどうかを決めようかなあって考えております。ということで、進展があったらまたご報告しま~す。

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BRAVIAが出足好調、その営業戦略に迫る

ソニー「ブラビア」、店頭重視で復活目指す

「BRAVIA」の出足が好調だとかで、その営業戦略についてSMOJ・ホームネットワークプロダクツマーケティング部荒井統括課長にインタビューしてます。広告宣伝費WEGAの倍以上で4媒体にここまで集中的な宣伝を打ったのは初めてなんだそうです。また、Vシリーズは営業さんの一声で国内投入が決まったんですね。

PantoneのNo.187がBRAVIAレッドなんだ。あの産地表示の件も突っ込んで欲しかった気もしますが、あれは日経じゃなくて日経BPでしたね…。ところでBRAVIA絡みのインタビューといえば、あの小寺さんがインタビュアーを務める開発者インタビュー(XV/SE)がオフィシャルサイトに掲載されています。興味のある方は是非~。

BRAVIA、稲沢産表記で年末商戦が好調に?

再編促す年末テレビ商戦、焦るソニー、シャープと松下が大画面で激突

先だってhogeさんから投稿いただいた、ソニーがBRAVIAを「愛知県稲沢産モデル」として売り出しているという日経ビジネス最新号の記事全文が日経BPのサイトで公開されてます。ソニーがそこまでしなければいけないほど競争が激化しているのも事実のようで、「シャープ、ソニー、松下の激烈な競争は、下位メーカーを疲弊させる」とまで書かれています。

ソニー ストリンガー流リストラの強烈

GENDAI NET。ソニーが間接部門の早期退職者募集を開始したというニュースを受けたコラム。経済アナリストによれば、ストリンガー氏は1万人程度のリストラでは満足しておらす、間接部門を皮切りに次々とリストラ策を打ち出すことになるとコメントしていました。そんな中、厳しいながらも光明が少しだけ見えているとして、国内シェアが松下を抜きシャープに次ぐ2位に浮上した液晶テレビ(BRAVIA)の好調さを取り上げていました。

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BRAVIA搭載Webブラウザ向けサービス「TVホーム」とは

「BRAVIA」向けネットサービス「TVホーム」とは?

ディーラーコンベンションで「NetFrontがベースですか?」と説明員の人に聞いたら、「違います」とキッパリ言われたBRAVIA搭載のWebブラウザ向けサービス「TVホーム」の紹介。So-netのサービスですが、「ソニーのテレビ開発チームと協力して非常に“サクサク”と動くように作った」とか。

ちなみに、WebブラウザはHTML4.0相当でJava Scriptに対応するもののFlashは動かないとか。ロケフリTVのWebブラウザはNetFrontベースでFlashも制限はありますが動いたような…。となると、やはりNetFrontベースではないのかなあ…。

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