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ソニ☆モバ 1stシーズン(2005/1-2008/8)まで執筆したエントリーを区別するため、SPA 1stのニックネームを設定しています。

ワンセグテレビの売れ筋は3型台・1万円台~メーカー別シェアでソニーは3位に

広がるワンセグテレビ、3型台・1万円台のお手軽機種が人気

「BCNランキング」、ワンセグテレビの売れ筋チェック。専用機が初めて販売された07年1月でそれ以降は新規参入が相次いでおり今では種類も豊富になってきたそうです。メーカー別シェアでは、三洋電機がダントツトップで、DXアンテナ、ソニーと続いています。また、売れ筋の画面サイズは3型台で平均価格は1万円台後半とか。

iconiconソニーは、「XDV-100」で参入を果たし、現在はブラビアワンセグ「XDV-D500icon」とワンセグも見られる名刺サイズラジオ「XDV-G200icon」も仲間入りしていますね。値付けはいかにもソニーですが、ブラビアワンセグは絵作り以外に、ワンセグウォークマンやPSPには無い豊富な録画機能が売り。諸事情(?)で自宅でゆっくりテレビを楽しめない人には強い味方になってくれそうです。

ちなみに、専用機のシェアは3位ですが、ウォークマンA910シリーズiconの売り上げ台数を入れたら、いきなりトップなんて事になったりして…。

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BluetoothウォークマンA820シリーズを試す(2)~ソフトウェア編

Bluetooth機能内蔵ウォークマンA820シリーズiconのインプレ第2弾はソフト編。A800シリーズからの変更点を備忘録としてまとめただけのもですのでサクッと終わります。

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Home画面はA800の「時計表示」がA820では「Bluetooth」に、同「プレイリスト」が同「録音」機能になりました。A820にあってA800に無い機能にダイレクトにアクセス可能ということですね。ちなみに、A820の「プレイリスト」は「ミュージックライブラリ」の第一階層に移動しています。また、A800にあった言語切換はA820では削除されたようです。日本と欧米の製品戦略が異なるためでしょうか…。

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また、「各種設定」の中身も、Bluetoothと録音の機能追加により、それぞれの設定項目が追加されています。注目は「音楽設定」。新たに「▲▼ボタン設定」が追加され、「フォルダ+-」を選択すると5方向キーの上下ボタンでフォルダ(アルバム)の切り替えが可能になります。大量のアルバムを転送している場合などにサクッと切換できて便利です。

「VPT(サラウンド)」には新たに「マトリックス」と「カラオケ」モードが追加されました。前者は名前の通り3Dっぽい音響を、後者はボーカルの周波数帯域を減らす効果があるようです。ソースを選びますが、「マトリックス」は頭の中で音が鳴るようなイメージでなかなかに面白い音響効果で、リバーブやエコーの聞いたソースで効果絶大です。ちょっとした気分転換に良いかも…。

画像は用意していませんが、新たに追加された「録音設定」ではビットレート設定として、ATRACの256/128/64とPCMの4種類から選択可能です。ちなみに、自分は録音ケーブルを持っていないので、いまだにダイレクト録音機能を試したこと無いです…。また、Bluetooth機能については、書くことが多くなりそうなので別エントリーで深く掘り下げたいと思います。

それから、「共通設定」の「スクリーンセーバー」は、A800の場合は「ある」か「なし」かの2択でありの場合は時計表示でしたが、A820は時計表示のほかに「画面オフ」が追加されました。Bluetoothを有効にしてカバンに放り込んでいる場合など、スクリーンセイバーはある意味用無し。バッテリーの節約にもなりそうです。

iconicon全体的なレスポンスは素晴らしく良いです。A800同様、大変速いです。電源オフからの再生も超速。ウォークマンはこうでなくっちゃ。A800のCPUはNECエレ製でしたがA820も同じなんでしょうね。液晶サイズこそ大きくなりましたが、解像度は変わらないので処理スピードへの影響はないのかもしれません。>【参考】ウォークマンA800の驚速動作はNECエレのプロセッサのおかげ?

A800で始まったビデオ対応ウォークマンのソフトというかOSも徐々にですが進化しているようです。今後はこのレスポンスの良さを維持しつつ、液晶の解像度アップや機能追加がなされていくのでしょうね。

eyeVioがJASRAC管理楽曲を演奏・歌唱した映像の投稿受付をスタート

動画共有サービス“eyeVio:アイビオ”好きな楽曲を演奏・歌唱した映像の投稿受付開始~JASRAC管理楽曲(国内)に対応~(Sony Japan)

ソニーは、動画共有サービス「eyeVio」において、国内のJASRAC管理楽曲の中から、ユーザーが自ら演奏・歌唱した映像をアップロードし共有できるサービスを開始しました。当初の発表通り、eyeVio(ソニー)が音楽著作権使用料金を全て負担します。

演奏や歌唱した曲名・アーチスト名を、アップロード時に入力して楽曲を登録。登録された映像はブログ等のWebサイト上に再生専用プレーヤーとして貼り付けることもでき、共有・公開することが可能。なお、アップロードできる映像は、あくまでもユーザー自身が演奏・歌唱した音楽を含む映像に限り、CDなどの録音音源をBGM等に直接使用した映像はサービス対象外。またサポートする配信サービスは、ストリーミング方式のみとか。

最近、他国の人が日本の楽曲を演奏・歌唱する動画に人気が集まっているみたいなんですよね。日本人が外国の曲を演奏・歌唱した動画もアップできるようになると面白いのですが…。

ノイキャン機能よりも音楽の再生音質に驚かされるソニー「MDR-NC500D」

[レビュー]デジタル化はノイキャンの“決め手”となるか?–ソニー「MDR-NC500D」

ZDNet Japanのエディターズレビューにソニーのノイキャンヘッドホンの最高峰「MDR-NC500Dicon」が取り上げられました。レビューアーはケースイさん。ノイズキャンセリングの仕組みや種類の解説もあって大変勉強になります。地下鉄と飛行機での検証結果もレポートされており、AIノイズキャンセリングモードではノーマルモードよりもさらに自然で強力なノイキャン効果が時間出来たようです。また、ノイキャン機能よりも音楽の再生音質に驚かされたとのこと。なお、気になる部分はバッテリーの保ちとノイキャンオフ時に再生音が流れないこととか。

iconiconデジタルノイキャンという売りだけでなく、ヘッドホンの基本となる音作りまでに十分な愛情が注がれているのがNC500Dで、今、ノイキャンヘッドホンを選ぶなら、真っ先に手に取るべき製品であるということを、NC60には多くの人が肩すかしを食らったような気がしたはず、との前置き付きでまとめておられました。

轟音の地下鉄でノイズキャンセリングヘッドホン10製品をテスト! 通勤に使えるはどれ?

日経トレンディネットの特集「ノイズキャンセリングヘッドホン 最新製品・徹底レビュー」では地下鉄の車内やオフィス内で行ったノイズキャンセリングヘッドホン10製品の音質テストの結果がレポートされています。ここでもNC500Dはなかなかの高評価。テストの結果で言えるのはノイキャン機能も音質も実売価格に比例することとか。高い金だしゃノイキャン効果も高いってかー。

PSP用モンスターハンティンググリップを試す~大容量バッテリー装着に一工夫

4/3のエントリーで取り上げた、MSY社のPSP-2000専用「モンスター ハンティング グリップ」ですが、エントリーした日の夜に届きまして、それからというもの「MHP2G」にて毎日せっせと狩りにいそしんでいるSPAでございます。昨年5月に買ったPSP-1000用の「コンフォータブルリチャージグリップ」と比べ、作りが恐ろしいまでしっかりしており、グリップ感にも優れたイケテル周辺グッズでございます。さすが、カプコン公認だけあります。

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パッケージの画像はありませんが、ブリスターパックでグリップ本体とPSPをグリップに装着したまま持ち運べる専用ポーチが付属。PSP本体の固定方法はモンハンロゴがプリントされた部分の背面にあるネジをゆるめ、PSPを上部のハンドル部に滑り込ませるように密着させ、先述のネジを適度に締めてあげればOK。ぐらつきもなく、PSPがしっかり固定できます。

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背面にあるスチール製のアームを出せばグリップ自体がスタンドに早変わり。机上においたままのゲームプレイやワンセグ、メモステビデオ、ロケフリなども楽しめます。ちなみに、ワンセグチューナーを使う場合は、あらかじめPSPにチューナーを装着した状態で上述のようにグリップに固定します。なお、ハンドル部の仕様上、ワンセグチューナー付きのPSPを取り付けた状態でワンセグチューナーのみを取り外すことは出来ません。

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このグリップはPSP-2000と大容量バッテリーの組合せ用には設計されていませんが、バッテリーカバーを外した状態でいけます。Game Watchのゲームグッズ研究所【第154回】でも書かれているように、大容量バッテリーのふくらみがあるせいで完全には固定できないのですが、ハンドル部のツメの部分にかろうじてひっかかるのでネジをきつめに締めればなんとかいけます。

もう一方に小さい布(小さい液晶クリーナーシート)をかませたところ、左右のバランスが均等になって良い感じでした。また、画像は用意していませんが、テレビ出力用のD端子ケーブルを使う場合も、ケーブルの逃げを考慮してあるため、ゲームプレイにはまったく支障がありません。ホント、よく考えてます。

カラーリングがカラーリングだし、モンスターハンターファン以外の方にはあまりピンと来ないかもしれませんが、個人的には非常にお気に入りなグッズとあいなりました。もちろん、MHP2Gをプレイ中の方にはチョーオススメしたいです。

【追記】4/24発売予定のPSP純正クレードルですが、アマゾンではD端子ケーブル付きが5,249円と大変お得です。クレードルオンリーで4,402円ですから、およそ800円でD端子ケーブルがゲットできることになりますね。自分はすでに一本持ってますが、予備としてケーブル付きを予約しましたー(価格08/4/6現在)。

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BluetoothウォークマンA820シリーズを試す(1)~本体外観編

3/19に手元に届いて早2週間。遅くなりましたが、これから数回にわたり、ウォークマンA820シリーズiconのインプレをお届けしたいと思います。

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自分が購入したのはメモリー容量が16GBのソニスタ限定ゴールドモデル「NW-A829/N」。CDジャケットサイズのパッケージは紙製で中身は、本体、ノイキャンヘッドホン(イヤーピース3種付)、専用スタンドチップ、クレードル用アタッチメント、USBケーブル、ソフト収録のCD-ROM、取説。なお、すでにお伝えしているとおり、同梱のクレードル用アタッチメントは旧型クレードルには未対応です。

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外観はウォークマンで初めてビデオ再生に対応したA800シリーズと比較しながらお伝えしましょう。A820はA800よりもフットプリントこそひとまわり大きいですが、厚みと重量の違いは僅少。実際に手に持ってみると、サイズの割に軽い印象です。参考までに、A820シリーズの最大外形寸法は51.0×93.9×9.3、重量は59g。A800シリーズの最大外形寸法は44.5×88.0×9.6、重量は53g。

操作ボタンや端子は配置こそ異なりますが要素的にはほぼ同じ。5方向ボタン、Back/Homeボタン、Option/Powerボタン、ボリュームボタンとヘッドホン端子、WM-Portジャック、Holdスイッチは両機共通ですが、A820シリーズにはノイキャン用のスイッチとBluetoothボタンが追加されています。

個人的な所感ですが、丸形から四角へとデザインが変わった5方向キーはA800のそれと比べて操作しやすいと感じました。A800ほどのクリック感はありませんが、ソフトな押し心地は個人的には好み。

ノイキャン対応ヘッドホンジャックはA910シリーズ同様に左へと移動。理由はよくわかりませんが、右側面が上に来るように横向きにする方がボリューム操作もしやすいので、スタンドチップでビデオを楽しむ時にベストな位置にしたのではないかと予測します。ちなみに、S700シリーズに付属するノイキャンヘッドホンも使えました。WM-PortはA800にあった保護カバーが無くなり、端子が丸見え。心配な人は心配かも。

全体的な操作感は良好です。A800と違い、5方向ボタンをはさんでBack/HomeボタンとOption/Powerボタンが線対称に配置されていることもあり、左右どちらの手で持っても違和感なく操作できます。指の移動距離はA800よりも長いですが、Back/HomeボタンとOption/Powerボタンの位置とボタン下にバッファがあるのも操作しやすい要素になっているようです。

A800で背面にあったHoldスイッチがA820では右側面に移動。ボリュームとBluetoothボタン、ストラップホールとあわせて、A820は右側面にスイッチが集中しています。その結果、クリアケースのデザインへしわ寄せが起こり、ケース装着時の見てくれに影響を与えることになってしまいました。本体保護用に買う人も多いと思いますが、自分は装着時のデザインが好きじゃないので今回は手を出しませんでした。というか、今までウォークマン用にクリアケースは買ったこと無いんですけどね…。

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A800でも専用のBluetoothトランスミッター「WLA-NWB1icon」を使うとワイヤレスで音楽が楽しめるのは周知の通りですが、A820はNWB1の機能をそのまま本体に内蔵してしまったんですよね。A800+NWB1の組合せとの比較になると、とたんにA820がスマートに見えますね。NWB1の重さは5gなので装着時の重さはほぼ同じですが縦方向ではA820の方が短くなります。また、持ち歩く際、WM-Port端子部への負荷などを気にしなくてすむので精神衛生上も良いかもです。

背面にはお馴染みのウォークマンロゴがプリントされてますが、その下にあるシリアルNoやリチウム電池のリサイクルを促すコピーもしっかりとプリントされてます。使い側からするといらないんですが、日本ではこれがルールになっているから仕方がないのでしょう。A910ではワンセグアンテナの収納部にうまく隠してましたが、A820もA800もそういうギミック使えないですもんね。

ただ、限定ゴールドの効果もあるのか、光の反射で角度によってはこの悪しきプリント部分が見えにくくなるんです。開発者陣の工夫か偶然かわかりませんが…。ちなみに、他のカラーについては確認できていませんが、WMロゴは目立つように、それ以外の情報は本体カラーのグラデカラーを使って目立たせないようにしているのかもしれません。

iconiconあと、背面の最下部にあるのがスタンドチップホールで最上部にあるネジ穴は別売のクリップホールも兼ねています。ちなみに、自分、専用クリップ買いました。元々はA910シリーズ用でしたが、A820でも使えるんですね。また、ポータブルミニスピーカーも買いましたが、オプションについては次回以降にまとめてレビューしたいと思います。

長くなってしまったので今回はここまで。次回以降、A800からブラッシュアップされた機能、ノイキャンやBluetoothなどについて深く掘り下げてみたいと思います。