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ソニ☆モバ 1stシーズン(2005/1-2008/8)まで執筆したエントリーを区別するため、SPA 1stのニックネームを設定しています。

BluetoothウォークマンA820シリーズを試す(8)~アクセサリー・WM-PORT専用USBポータブルケーブル

ウォークマンA820シリーズを試すといいつつもまたまたアクセサリーのインプレっす。今回はWM-PORT専用USBポータブルケーブル「WMC-NWP10icon」。もう随分前から発売されている商品ですが、A829がいたく気に入ったこともあって、周辺機器を立て続けにゲットしております。あ、もちろんA820以外のWM-PORT対応機種でも使えますので、念のため…。

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WMC-NWP10の主な特長は、約110mm×約21mm×約11mmのスティックタイプ採用によるポータビリティ性能につきます。ケーブルがごちゃごちゃしないので、ノートPCなどとの組合せればスマートにデータの同期や充電が行えるというしろもの。ゴム素材がかさになっているのか、重さは35gと意外に重かったりします。見た目はどことなく最新のEシリーズに似ているような…。

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プラグをカバーするキャップ(ゴム製)は取り外し可能。ケーブル本体もゴム素材がベースのため柔軟性があります。なお、形状記憶タイプではありません。使い方はウォークマンに標準で付属するケーブルと同じ。ウォークマン本体をWM-PORTに、USB(Aプラグ)をPCに繋ぐだけ。説明書にもそれ以上のことは記載されてません。

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てなことで、手持ちのバイオ「type T」で使ってみます。大容量バッテリーで使っているため、USBポートが浮いているのですがケーブルがゴム製で柔軟性があるので特に問題なく使えます。段差が気になる場合はA820に専用クリップを付けてもOK。どちらにしても見た目は今ひとつな感じですが、一時的な用途ですので気にしないことにします。

iconiconちなみに、ウォークマン専用クレードル(旧型です)ではキャップを外せば使えます。液晶部が横を向いてしまいますが、まあ、使えたよってことで。あと、クレードルに付属するACアダプターを使えば充電しながらの音楽再生も可能です。ヘッドホン端子も塞がれないのが良いですね。当然、BluetoothもOK。充電しながらRollyで音声出力も可能。

かさばらないので旅行や出張のオトモとしては使えるんでしょうが、見た目のこともあって普段使いはしないかも。コンパクトな割に、ノートPC周りにある程度のスペース(ウォークマン入れて20cmぐらい)が必要になるのがちょっと難点かな。WM-PORT側の端子が交換可能で、USB Aやmini Bといった端子も使えるようになったら便利かなあって思いました。あと、もう少しケーブルは短くできるんじゃないでしょうかね…。

【追記】WMC-NWP10も曲げた状態を維持してくれるようになると真の意味でのフレキシブルになって使い勝手が良くなるような…>本日の一品形状を記憶するUSBケーブル「フレキシブルUSBケーブル」

ハンディカムTG1のSDモードのメリット~長時間撮影可能でPCでの扱いも容易に

取材の方法論を変えたハイビジョンカメラ(小寺信良の現象試考)

キヤノン「HF10」とソニー「HDR-TG1icon」。2つのハイビジョンビデオカメラを取材で使った小寺さんが、仕事のツールとして利用するビデオカメラの可能性をさぐるコラム。それぞれ一長一短はあるようですが、動画撮影を停止せずに高解像度の写真が撮影できること、動画に対象物が1フレームでもしっかり写っていれば写真として切り出すことができることなどのメリットは大きいようです。ハイビジョンカメラをベースにしたとんがった取材用カメラもありじゃない?というのが小寺さんの提案。

iconiconちなみに、TG1の最大のネックは拡張性がほぼゼロなことで、特に取材で問題になるのは大型バッテリーが使えないこととか。しかしながら、同機はSDモードでの撮影もサポートしているため、同じバッテリーで連続2時間の収録が可能で、PCへのファイル取り込みや再生するの扱いが容易な点がメリットになるとの記述もあります。

取材って色々と気をつかって大変なんですね。どうか、小寺さんの要望をかなえてあげてください>ソニー・ハンディカムチームの皆さん。

ソニー、屋久島・縄文杉のハイビジョン映像など世界遺産展-銀座ソニービルで開催。レゴで作った世界遺産も

ハンディカムつながりですが、ハイビジョンハンディカムで撮影した世界遺産を映像や写真などで見られるイベント「ソニーで出会う『世界遺産』展」が銀座のソニービルで開催中です。探検家・写真家の石川直樹氏がαを使って屋久島で撮影した写真展や、同行スタッフがハイビジョンハンディカムで撮影した屋久島の映像も流されているそうです。5/25まで開催で入場無料とか。

GW突入ですもんね。銀座に遊びに行くという方は是非。

サイバーショットW170、スペック以上の実写能力大満足できるカメラ

【新製品レビュー】ソニー「サイバーショットDSC-W170」~オーソドックスながらスペック以上に実力のあるカメラ

iconiconデジカメWatchにサイバーショット「DSC-W170icon」のレビューが掲載されました。ソニー初の広角ズーム搭載機ということで、ワイド端でのディストーションテスト画像が参考になります。W170のレンズはディストーションが最小になるのが換算値で35mmに相当するあたり。実写では遠景の最望遠域などで注意してみなければ気にならないレベルで全体としては良いレンズとか。また、「シャープネスやボケの素直さは特筆に値する」との記述も。「スペック以上に実写の能力も高く、満足できるカメラ」とのまとめです。

いやー、評価高いですね。個人的にも今一番使ってみたいコンデジっす。レビューやインプレ用途のブツ録りにも活躍してくれそう。お金に余裕が出来たら絶対買うぞー。

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BluetoothウォークマンA820シリーズを試す(7)~アクセサリー・ポータブルミニスピーカー編

今回はウォークマンA820と同時に発表されたウォークマン専用のポータブルミニスピーカー「SRS-NWT10Micon」のレビューをサクッとお届け。同機はWM-PORT搭載ウォークマンからの電源供給で動作するパッシブタイプのポータブルスピーカー。お馴染みのブリスターパックで中身はスピーカー本体(キャップ付き)と取説・保証書のみ。本体のスピーカー部はフルレンジ防磁型で最大許容入力が2W。アンプ部は実効出力が400mW。重さは約18gと軽量です。

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普段は真ん丸。使わない時はWM-PORTプラグに付属のキャップを取り付けます。また、キャップは本体のキャップ差し込み用の穴に差し込むことで紛失を防止するようになってます。なお、ストラップホールの類は儲けられていません。

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ウォークマンへの取り付けは標準で付属のデータ転送・充電用のUSBケーブルと全く同じ。WM-PORTにガシャっとはめるだけ。あとはウォークマン側で再生を開始すれば音が出ます。音量はウォークマン側のボリュームボタンで調整します。なお、このスピーカーは使い始めとパワーオフからの復帰時に、音量が徐々に大きくなるフェードイン仕様を採用しています。

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A820との相性はばっちり。標準で付属のスタンドチップを使う場合はキャップをスピーカーに差し込んだ状態でも使えます。また、前回レビューをお届けしたクリップとの相性もグー。スタンド機能を使えば、横置きだけでなく縦置きも可能です。WM-PORT対応のA800やS700でも普通に使えますがS700との組合せはデザイン的にイマイチな感じ。A800はブラック同士の組合せで幅もほぼ同じなので見た目は良いのですが、スピーカー自体の厚みがあるのでこれまたひとつしっくり来ません。ちなみに、クリップや皮ケースと組合せるとバランス良くなります。

iconiconさてさて肝心の音質ですが、このサイズにしてはなかなかのもの。ボリュームを目一杯あげるとさすがに音が割れますが、20~25ぐらいでもちゃんと鳴ってます。それでも卓上で聞く分には十分な音量。全体的には高域が強調された固い音でさすがに低音は出ませんね。でも卓上だとRollyのようなバッフル効果が働いて中域の音が増幅されるようです。ジャズやクラシック、アコースティック系などの音楽は比較的聞きやすい感じ。また、小音量でもそこそこの明瞭感がありますね。

ポータビリティーを含め、値段以外は全体的には概ね満足。1,980円ぐらいだったらバカ売れするのでは。てなことで、自分はA820&クリップにさらにこのスピーカーを組み合わせて、サイト更新などのBGMによく使ってます。ちなみに、A820でBluetoothを有効にした場合はポータブルミニスピーカーから音声は出ません。いちいち取り外さなくても良いので便利です。

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蛇足ですが、この組合せを持ち歩く場合に、ナイスなケースを見つけました。STUSSYというヤング向けブランド(?)のムックにおまけで付いていたマルチケースがドンぴしゃ。クリップ付きのA820とスタンドチップやポータブルスピーカー、ちょっと無理すればノイキャンヘッドホンも一緒に収納可能。スピーカーを装着した状態でも収納OKなんで、ケースに入れたまま音楽再生もできちゃいます。デザインが派手なのが難点ですが保護性能はグー。ムック自体の内容はともかく、980円でこのケースがゲットできたので良しとします。

PS3のWebブラウザはまだまだ進化する~開発経緯とコンセプトそして今後

「PS3のブラウザは進化し続ける」開発者に聞く独自ブラウザの意義

システムソフトウェア「2.20」で強化されたPS3のWebブラウザですが、その搭載経緯やコンセプト、今後の展開について、SCEのネットワークプラットフォーム開発部のお三方にインタビューしています。スクラッチで開発したのはゲーム連動やUIとしてのブラウザの機能を活用したいからで、PS3以外のソニー製品でも、同じブラウザの技術がすでに使われいるとか。「まいにちいっしょ」や「Folding@home」もブラウザを使った事例だそうです。2.20での高速化はアルゴリズム最適化の影響たしいですが、実際はこれまでのバージョンアップでも地道に高速化やサイト表示の互換性向上を行っているとのこと。今後については、PS3に最適化したコンテンツ強化とそれに向けた働きかけが重要と考えているそうです。

ゲーム内にとけ込むような使い方やウィジェットタイプによる展開も可能とのことで、PC用ブラウザとは違った用途に使っていけるのがPS3ブラウザの強みになりそうですね。PS3のバージョンアップはAV機能ばかりに注目が集まりますが、基本のUIであるところのXMBやネットワークアップデート機能そのものやWebブラウザも常に進化し続けているわけですね。

ちなみに、ネットワークプラットフォーム開発部の高瀬さんはクリエのデベロッパーサポートを始め、オリジナルアプリの開発など、クリエチームの最前線にいた方です。インタビューには出てきませんが、他にもSCEでご活躍中の元クリエ開発陣がいらっしゃるはず。ご苦労様です、皆さん。がんばってくださいね。

ソニスタ、ウォークマンやPSPで録画番組を持ち出せるBDZ-A70の受注開始

iconiconソニスタで、ウォークマン/PSPへのお出かけ機能に対応したデジタルハイビジョンチューナー内蔵HDD搭載ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-A70icon」の受注がスタート。価格は168,000円で、「ハイビジョン応援キャンペーン」として、デジタルWOWOWの6ヶ月視聴無料権、もしくはソニーポイント15,000beatの特典付き。ワイド保証は8,000円。

スタメン向け15%オフクーポンを使えば142,800円でソニーポイントの15,000beatを引くと127,800円かあ。うーん、うーん…。

【追記1】AV WatchにA70のレビューが掲載されました。総じて高評価ながら、PSPとウォークマンの共用については難しいとのこと。ちなみに、おまかせチャプターはウォークマンにしか効かないようです。我が家のスゴ録くん(D900A)は大丈夫なんですけど、なんでなんでしょうね…>BDレコーダからPSP/ウォークマンに「おでかけ転送」ポータブルビデオを身近に。ソニー「BDZ-A70」

【追記2】AV Watchの記事に訂正。PSPでも「高速転送した番組については、チャプタ送り/戻しが可能でした」とのこと。ほっ…。