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ソニ☆モバ 1stシーズン(2005/1-2008/8)まで執筆したエントリーを区別するため、SPA 1stのニックネームを設定しています。

Photokina 2006のソニーブースレポート

【Photokina 2006】ソニー、αコーナーにCarl Zeissレンズ3本を展示

iconiconPhotokina 2006、ソニーブースのレポート。αコーナーでは今秋から来春にかけて発売予定のレンズも展示されたとかで、Carl Zeissレンズの「SAL85F14Zicon」、「SAL135F18Zicon」を試せたとか。サイバーショットコーナーでは、日本未発表の「DSC-S500」が展示されたそうです。1/2.5型有効600万画素CCD、光学3倍ズームレンズ、2.4型液晶モニターなどを搭載で海外ではベーシックモデルの位置づけですでに発売済み。日本での発売は未定とのことです。

Photokina 2006といえば、シグマの新製品が話題になっているみたいですね。28mm相当の単焦点でリコーの「GR Digital」を彷彿とさせるコンデジ「DP1」はなんと約1,406万画素。広角の単焦点、しかもハイエンドモデルはサイバーショットにはラインナップされていません。10周年と言うことで、その辺期待してますからね、ソニーさん!>SD14とDP1に注目が集まるシグマブース

また、ペンタックスもK10D投入で俄然勢いづいてきました。「K10Dの登場で、イチバン痛い思いをしているのはソニー」、「機能面を見てもほとんどの項目でK10Dがα100を上回っている」、「ペンタックス躍進の原動力になっているのが、ソニーが液晶パネルで手を組んでいるSamsungというのは何とも皮肉なハナシ」とのコメントもあります。これらの風評をひっくり返すにはα中級機の発表を待つしかないですね>スゴいぞ、ペンタックス「K10D」 元気の源は韓国パワー?

iconiconついでといっては何ですが、ソニスタでサイバーショット「DSC-T50icon」と「DSC-N2icon」の先行予約販売が始まったようです。15%オフクーポンをお持ちの方は、確か今日が期限ですよね。使えるのはAV製品全般ですので、有効にお使いくださいませ~。(自分はαで使い切っちゃいました…)

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PS3に未来はあるのか

TGS2006初日の久多良木氏の値下げ発表から早一週間。メディアではPS3の今後を占うコラムで花盛りです。

PS3は蘇ったか? 東京ゲームショウ2006の読み方
「PS3」オンライン対応出遅れの不安・逆転のカギはオープン化に
【東京ゲームショウ2006】「PS3,2つのサプライズ」の真相を探る
PS3値下げの本当の理由は、ビジネスモデルの変更か?~ 「AVコンピュータ」→「ゲーム機」で49,980円に ~
PLAYSTATION 3 49,980円が意味するSCEの戦略転換
コンピュータからゲーム機へと揺り戻したPLAYSTATION 3
綱渡り状態だった東京ゲームショウのPS3
東京ゲームショウ2006を勝手に総括!
次世代ゲーム機が欲しくない
次世代ゲーム機は絶対欲しい
ソニーのマーケティング部門の人に提案

以前のエントリーで取り上げたコラムも含まれていますが、なんだかんだ言ってもここまでメディアが掘り下げるソニー製品は他に見あたりませんね。ソニーファンなら全部に目を通しておきましょう。ちなみに、コンセプトサイトはTGS終了後更新がありません。インタビューのアクセス数もなんとも寂しいっすね。

ということで、PS3の明日はどっちだ!(で、いつ頃から予約販売が始まるんですかね…)

多機能・多目的化が加速するゲーム機、ケータイ、腕時計

「PSPはカーナビになりました」――GPSレシーバー+カメラで広がるPSPの世界

11/2に発売予定のカメラユニットと、12/7発売予定のGPSレシーバーで広がるPSPの世界を紹介。前者は「ちょっとショット」の機能全般ほか、マイク内蔵による「VoIP電話」への発展の可能性についても触れています。後者はポータブルナビゲーションツール、ゴルフ攻略ツール、星空ナビゲーションツールなどのソフトを紹介しています。

ポップなボディにGPSと320万画素カメラ──「811T」

こちらは、GPS搭載により目的地までの道案内する徒歩ナビ機能を利用可能な東芝製ソフトバンク「811T」。

Windows Mobile搭載のQWERTYキーボード付きPDA、HSDPAにも対応──「X01HT」

同じくソフトバンクが国内投入する台湾HTC製スマートフォン「X01HT」は一般向けにも販売されるとあって注目が集まっています。無線LAN、Bluetooth、赤外線はもはや当たり前。

【Nokia Open Studio Manila】 ノキア、初のHSDPA・GPS搭載端末「N95」を発表

Nシリーズのフラッグシップモデルで、カールツァイス製のレンズを採用した500万画素カメラのほか、GPS機能も搭載。GPS機能の仕様は公開され、サードパーティーがこのGPS機能を利用したサービスを提供することも可能とか。もちろん、無線LAN、Bluetooth、赤外線対応。

Bluetooth付き腕時計、Fossilから登場

米Fossilが、Bluetooth対応の相手先番号表示機能付き腕時計を発表。電話に出られない場合は、ボタンを押すだけで音声を消したり、受信拒否できるとか。なお、同製品の開発に当って、ソニエリの協力を得ているそうです。

サンコー、トランスミッタも内蔵したMP3/WMA腕時計-MP3録音/ボイスレコーダ機能も装備。生活防水仕様

FMトランスミッタも内蔵した腕時計型のMP3/WMAプレーヤー。色物の匂いがプンプンですが、これもまた多機能化の一つ。

ということで、ゲーム機、ケータイ、腕時計にGPSやBluetoothが載っかる時代になってきました。GPSに関して言えば、ガーミンも専用機以外にスポーツ用途のフォアアスリート(腕時計タイプ)、ソニーのGPSユニット「GPS-CS1Kicon」といった専用機が予想以上の人気で品薄状態が続いているというのも印象的です。

目的によって何を選ぶかって話だと思うのですが、GPSだけでもこれだけ色々バリエーションがあると悩んじゃいますね。個人的には、GPS機能であればほぼ四六時中持ち歩くことになるケータイ、または腕時計に載っかってくれるのが良いのかなあと漠然と思いますです。もちろん、そのケータイも腕時計もBluetooth対応で、他の機器とデータ通信可能なのが前提。

色々突き詰めて考えると、もしかして自分にとっての一番の理想は、BluetoothとGPS対応の「WRISTOMO」か?それと、前にも書いたけど、ウォークマンSシリーズにGPSを組み合わせるのも面白そうですよね。む~、難しいなあ…。

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αデビューしました

昨日(9/28)の午前中に届いたα100。取説すらまともに目を通さず、とるものもとりあえず一式をバッグに詰め込んで、なじみの公園にGO。仕事そっちのけで撮りまくった写真はおよそ150枚。その中で個人的に気に入った写真をSo-net Photoにアップしました。

海鳥 吸います 吸います2 じーっと我慢 高いところが好きなんです いつでも飛び立てますから 撮影も綱渡り 海を見つめる二人を“ひがん”じゃう オーバー・ザ・トップ 王監督がいっぱい 眠いんだニャー だから眠いっていってるニャロー

一眼レフはフィルム、デジタル関係なく初体験。大半がフルオートによる撮影で、一切レタッチはしていません。右も左もわかりませんが、これから色々勉強していきたいと思いますので写真が趣味の諸先輩方、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。

ウォークマンS2ソニスタ限定モデル ファーストインプレッション

iconicon先日αと一緒に届いたウォークマンSシリーズソニスタ限定モデルicon。いや~、待った。だって注文入れたの8/31ですよ。刻印入りサービスこそあったけど、ソニーもアップルぐらい発表後の即日発売して欲しいものです。といきなりの愚痴から始まってしまいましたね。すいません。

昨日はα100ばかり触っていたので、実はまだ本格的に使い込んでいません。夕べのウォーキングで使ってみたものの、スポーツ機能の使い方を把握しないまま使い始めてしまったのでその辺の細かい話はまた後日ということで、ひとまずはファーストインプレッションをお届けします。(ちょいと文章も長いですがお許しを)

特に画像は用意しませんが、パッケージはAシリーズと同様の外観。中箱は紙製で、おもてなしも微妙に変化したようです。中身は、本体、ヘッドホン、アームバンド、USBケーブル、CD-ROM、クイックスタートガイドの他、保証書の類が3種。売りのスポーツ機能の詳細はCD-ROMに収録された操作ガイド(PDF)を参照しないとわからないのがまず最初の不満でした。ノーマル版ならまだしも、S2モデルなんだから別冊で用意するとかして欲しかったっす。

で、本体ですが、すでに各所でレビューもあがっているので画像もこんなもんで。1GBのブラックモデルとの外見上の違いは底面のS2ロゴだけ。パッケージ的にはヘッドホンの種類が違うこととクリップの付属の有無。普段使いを考慮してクリップもつけて欲しかったところ。もちろん色はブラックで(付属品の色は正直イマイチ)。

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ちなみに、アルミ製の本体は26gでめっちゃ軽いです。25gのEシリーズよりも容積は大きいですが、見た目と体感のギャップが激しいです。サイズが大きい分、手のひらで分散されるからでしょうかね。サイズのは他製品との比較画像を見ていただければ雰囲気をつかんでいただけますかね。発表時から似ていると思っていたマグライトとのサイズ比較も…ってあまり意味ありませんね。

操作方法はAシリーズに近いですが、ボタンの数が減った分、ホームのメニューが増えたって感じです。すでにウォークマンA/Eシリーズを使っていれば基本的な音楽再生では迷うことなく操作できますが、スポーツ機能についてはPDFの取説を良く読んでから使った方がいいです。あ、音質についてはAシリーズよりも良いのではと感じましたです。もう手元にEもAも無いので比較できないのですが…。

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メモリーへの音楽ファイル転送は、底面にあるUSB端子にPC(ソフトはSonicStage 4.0)またはネットジュークに付属のケーブルで接続して行います。自分はとりあえずネットジュークで転送しましたが特に問題もありませんでした。なお、メディアのレビューに書かれていたとおり、本体のUSB端子が奥にあるため、ケーブルのミニ端子(オス)が気持ち長くなっています。根元のプラスチック部分も微妙に切りかかれているのが確認していただけるかと(黒い方です)。

あと、本体の裏側にロゴマークと一緒に、余計な注意書きがシールじゃなくて印刷されちゃってます。これはいただけないというか、せっかくのデザインが台無し。Eシリーズですらシール貼りだったのに…。裏側といっても、別売のネックストラップで使っていたらちょこちょこ見えるわけなので、これは何とかして欲しかった。ちなみに、ちょうどここにアームバンドへ固定用のくぼみがあるのですが、ぶっちゃけあまり意味がありません。詳しくは後述しますが、滑り止め防止のゴムがある関係でかっちりとは止まらないです。

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左上がS2モデル付属のアームバンド。Webなどで見る写真だとこのS2ロゴ部分が左画像のように前に来ていますが、実際に腕に装着すると後方に回り込みます(中央画像)。S2ロゴが入っている部分は(光が当たると反射する素材(なんて言ったか忘れた)で、夜間でも後方から目立つように工夫したのでしょうね。細かい気配りだけど、これは素晴らしいと思いましたです。(←角度によってロゴが見えたり消えたりするだけで、車のライトなどを反射する素材ではありませんでした。再追記:マグライトで照らして何度か試してみました。多少は反射するみたいですね。何度も訂正してごめんなさい!)。右画像は本体のくぼみがアームバンドと合体したときの様子。

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こっち(左上)は慌てて購入した別売のアームバンド。S2付属のものとはロゴが入る部分だけが違うと思ったらとんでもないというか、作りが全然違いました。S2は標準がわっかの状態なので指先から通しますが、別売はわっかになっていないので、任意の場所から腕に巻き付けることができるんですね。薄い金属板が入っているのか、ピンとまっすぐに伸ばしてからもう片方の手で上腕に載せ、人差し指と親指で挟み込むように押してやるとくるっと腕に回り込むんですわ。これがなんとも気持ちよい。バンド自体の作りも丁寧だし、S2のそれよりも取り付けやすいのが気に入りましたよ。

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で、今回のファーストインプレで最大の不満がアームバンド本体固定用のプラスチックのパーツ。小寺さんがレビューで書いていた意味がやっと理解できました。このパーツには本体の滑り止め用にゴムが付いているのですが、このゴムがくせ者だったのです。まず、紙の両面テープで固定されているためゴム自体が取れやすいのです。予備知識無く、一番最初に本体を入れたときに気がついたのですが、どうも本体の収まりが悪いのです。何が原因だろうと思い、本体を外してみたら、このゴムが外れて丸まってました。ダメじゃん。

しかもですね、このゴム、S2モデルと別売とで微妙に仕様が違うのです。画像を見ていただければおわかりの通り、別売の方はゴムの最上部が斜めにカットされていて多少なりとも本体を入れやすく工夫してあるのですが、S2版は普通にカットしてあるのです。さすが別売、えらいぞ!

まあ、どちらも何も考えずに本体を差し込んだらはがれてしまう程度の粘着力しかなさそうなんですけど、これはこれで何とかならなかったんですかね…。たぶん、小寺さんの貸出機にはこのゴムが付いていなかったか、取れてしまったかのどちらかなんでしょう。でもって、このゴムによってできる段差のでせいで先述した本体のくぼみとの接点がかみ合わないというか、ゆるーくなっちゃっているのです。なので、説明書にあるようなカチッと止まる事がないのです。

さらに、これがカチッと止まらないから、シャトルを強くひねると本体が余計なところまで廻っちゃうという。しかも、この両面テープは間違いなく雨に弱いはず。がんばって本体を防滴設計にしたのに、アームバンドがこれでは…。ささいなことだけど小寺さん同様に、「自分でも毎日走る人が企画なり設計したという、納得のポイントが感じられないのが残念」に感じるところであります。

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あと、小寺さんも触れていたディスプレイの反転機能ですが、自分も使用するヘッドホンの仕様上左腕がデフォルトなので反転して使ってみたのですが、よくよく考えてみると、本体を反対にして腕に取り付ける方が使いやすいことに気がつきました。シャトルが下に来るので右腕も持って行きやすいんですよね、って言ってもほんの少しのレベルですが…。

ただ、この取り付け方でスポーツ機能が正しく働くのかはわかりません。その辺のことも含めて、スポーツ機能についてはしばらく使ってみた上で後日あらためてレビューしたいと思います。

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#一番最後の画像は自分が刻印したメッセージっす。AORファンならわかりますよね…。

ソニー製バッテリー問題、取引先の協力の下、自主交換プログラムを実施

ノートブック型コンピュータ電池パックの『自主交換プログラム』のご案内について(Sony Japan)

ソニーは、ノートPCの一部に採用されている同社製リチウムイオン電池セルを使用した電池パックの自主交換プログラムを全世界で実施することを決定し、取引先のPCメーカー各社に対し案内すると発表。最近のノートPCの事故に対する心配を払拭するためには、電池パックの自主交換プログラムを行うことが最善策と考えた結果とのこと。自主交換プログラムについて、米国消費者製品安全委員会と話し合っており、必要に応じて他の政府機関にも説明するとしています。対象となる電池パック交換に関わる数量やスケジュール等詳細については、取引先各社と相談の上発表される予定とのこと。なお、ソニーは一連のバッテリ発火が発生する可能性は、ノートPCのシステム構成の違いの影響を受けると判断。この技術解析の見解は現時点においても妥当であるとの姿勢に変わりはないようです。

60周年にふさわしからぬ混乱と不安まみれのソニーに明日を見いだせるのはいつの日か…。

【追記】バイオのバッテリーも自主交換を検討するとの発表があったそうです。いやはやなんとも。創業60周年の業績悪化は必至ですね…>ソニー、リチウムイオンバッテリの回収を全世界で実施~VAIOのバッテリもリコールを検討

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