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ソニ☆モバ 1stシーズン(2005/1-2008/8)まで執筆したエントリーを区別するため、SPA 1stのニックネームを設定しています。

ソニエリ、Symbian子会社を買収

ソニー・エリクソン、スマートフォンUI開発企業を買収へ

ソニエリが、Symbian子会社でハイエンドスマートフォン用にユーザーインターフェースを開発しているUIQ Technologyを買収するそうです。買収により、「電話機メーカー、携帯電話事業者、開発者、そして消費者がSymbian(OS)のポテンシャルをフル活用できるようにする」とか。

蚊帳の外な日本での製品展開にどう影響するのかわかりませんが、これでソニエリ製のPalm OS搭載スマートフォンが出る可能性は無くなってしまったことだけは確かでしょうね。あ、でもソニエリジャパンは別会社だから、ALP採用はありえるのかも…(もちろん、皮肉です)。

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「モノが先、サービスは後」を払拭せよ

ウォークマン付きNCヘッドホン? 「NW-S700F」~ ホントはノイズキャンセリング付きウォークマン ~

このような製品が看板として出てくるあたり、創業時の理念である「自由闊達ニシテ愉快ナル理想工場」は死んではいないと感じる。むしろこのような姿勢こそ、時間はかかるが世界的にも理解され、評価されていくと信じたい

iconicon小寺さんの週刊「Electric Zooma!」にウォークマン「NW-S700シリーズicon」が取り上げられました。開発者であるコネクト事業部門プロダクトプロデューサー伊藤氏と、コネクト事業部門プロダクトリーダーの越田氏へのインタビューが中心ですが小寺さんご自身の感想も盛り込まれており読み応えたっぷり。

個人的に興味深かったのはカラー有機ELに関する記述。これまでのウォークマンに搭載されたモノクロ有機ELは他社製だったんですね。自社製のカラー有機ELの製品化は、越田氏が担当してたクリエVZ90に続く2台目とのことで、結構難しいアプローチだったとか。また、ジャケットサーチモードでのNC機能への影響も初耳で興味深かったです。あと、小寺さんの言う「モノが先、サービスは後」の印象を払拭するためにも、ソフトのブラッシュアップとサービスの充実も忘れないでくださいませ。

ヘッドホンといえば、BOSEのインナーイヤーホンがついに登場とか。イヤーピースの形状がユニークですね。値段も1.5万と高価な部類。これは是非とも音を聞いてみたいっす…>ボーズ、独自形状採用の同社初イヤフォン

ビサビ、「mylo」輸入版の取り扱いを開始

パーソナルコミュニケーター mylo(輸入版)

ビサビは、ソニーのパーソナルコミュニケーター「mylo」北米版(輸入版)の取り扱いを開始したと発表しました。日本語の表示は可能ながら標準状態では入力はできないそうですが、少しでも早く新しいデバイスを手にしたいマニアックな方のために用意したとのこと。ボディカラーは日本では未発売予定となっているホワイトで限定台数、再入荷なしでの販売になるそうです。価格は税込54,800円。

新ネットジュークがHDDミニコンポ普及の起爆剤に…なるといいな

「HDDコンポ時代」の幕開けを告げる1台、ネットジューク「NAS-M90HD」

iconiconネットジュークiconの最上位モデル「NAS-M90HD」のレビュー。MDからHDDへ録音されたソースにも働くGracenoteの波形解析/マッチング技術「MusicID」や、そのときの気分やシーン”にあわせた楽曲を提案してくれる「おまかせチャンネル」、新ウォークマンを始めとする外部機器への転送機能についても詳細に解説してくれています。コンポ単体の音質面でも、アンプへの「S-Master」搭載や25ミリソフトドームと130ミリアルミコーンを備えたバスレフ型スピーカー採用により、「安価なミニコンポやラジカセとは一線を画すクオリティ」とか。

ちなみに、ソニスタのNetwork Music Styleで「ネットジューク開発者インタビューicon」が公開されており、「12音解析技術」についての詳細が語られています。購入を検討中の方は必読ですよ。

新ウォークマンも出だし順調とのことで、新ネットジュークの盛り上がりにも期待がふくらみます>“ノイキャン効果”でウォークマンが躍進

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ハンディカム、プレステ普及の立役者が語るソニー/SCE/PS3

ソニー/SCE/プレイステーション 3のこと -佐伯雅司

SCEのコーポレート・エグゼクティブとSCEJのエグゼクティブバイスプレジデントを兼任する佐伯雅司氏へのインタビュー。ソニー入社の経緯、ソニー宣伝部時代のハンディカムのプロモの思い出、SCEへの転属、プレステの一連のプロモーションやPS3について語っています。

ハンディカム「TR-55」のプロモで浅野温子を起用したのは同氏の提案だったのですね…。確かに、プレステローンチ時のCMは鮮烈でしたし、普及の原動力になったのも間違いないでしょう。PS3のCMもオンエアされ始めましたけど、球数がないことを知っている身にとっては見せられてもつらいだけです。むしろ、宣伝費がもったいないとまで感じる始末です。

時を経てプレステも飛躍的な進化をとげたのでしょうが、ネットやケータイの普及などにより、コミュニケーション手段も変わり、消費者の選択眼も養われたし、可処分時間の使い方も変わってきているように思います。マスメディアの情報に流されす、自らが情報発信する人たち。HDRでCMを飛ばして楽しむ人たち。そんな人たちにSCEはどうアプローチしていくのか。佐伯さんの戦いはまさにこれからなんでしょうね。

ゲーム機からエンタメコンピュータへ変貌を遂げようとしているかにみえる、ライバルの動向も気になります>MS、「Xbox Live」でテレビ番組や映画のダウンロード開始へ

PS3といえば、taroさんから以下のようなお便りを頂戴しました。

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繋がる家電

家電の通信接続、官民で統一規格・総務省

家電や情報機器向けの「ホームネットワーク」を官民で統一規格を策定しようとする動きが始まるようです。07年度後半に規格を決定、一部のメーカーが商品化に乗り出す見通しとか。もちろん、ソニーも参加しています。

ACCESS、携帯電話とデジタル家電連動ソフト投入

ALPの動向が気になるACCESSですが、携帯と家電などを連携させるソフトを開発したそうです。同分野をWebブラウザに並ぶ柱に育てるとか。ネット経由で携帯とPCなどの間で動画や音楽などの送受信やテレビなどの家電を操作することもできるほか、IP電話サービスにも対応できるそうです。

配線の問題もあるので、新時代の家電は無線LANが標準になるのでしょうかね…。