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ソニ☆モバ 1stシーズン(2005/1-2008/8)まで執筆したエントリーを区別するため、SPA 1stのニックネームを設定しています。

iPhone – Phone = iPod touch ?

アップルがiPodの新製品を発表。タッチスクリーンにWi-FiとiPhoneから電話機能を取ったかのようなiPod touch。カバーフローと動画再生に対応し、筐体デザインが大きく変わったiPod nano。これぞiPodというオリジナルデザインを踏襲したHDDタイプもカバーフローに対応してiPod classicへと改名されました。

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すでに大手メディアでも報道合戦が繰り広げられておりますし、当サイトをご覧いただいているような方であれば、とっくにアップルのサイトで製品のスペックを確認していると思われますので、その辺はバッサリ割愛して個人的に感じたことをさらっと。

iPod touch
Wi-Fi対応はこういうことだったんですね。iPhoneが発表された段階で電話機能無しで出して欲しいなんて声が多かったですし、ある意味順当な製品戦略なのかもしれません。悪く言えば短絡的かなあと思ったのですが、これを出しておけば日本にiPhoneが入って来ても誰もが違和感なく使いこなせるみたいな読みもあるのでしょうか。ただ、まあiPhone – Phone(電話)は、音楽プレイヤー機能を別に考えれば、ぶっちゃけクリエやPalmがいままでPDAの世界でやってきたことの延長戦でしか無いとも言えるわけで。クリエが今も存続していて、音楽プレイヤーとしての機能を順当に強化していけば、ベクトルこそ違いますがこういう商品もひとつの到達点だったのではないかとも思えなくもないです。ネット系のアプリによる機能拡張の面でも色々な可能性を感じる商品でありますが、AVプレイヤーとして見た時にはサイズやメモリ容量などの点で果たして正当な評価が得られるかどうか。金に余裕があれば使ってみたいけど、今すぐ欲しいかといわれると正直微妙。

iPod nano
いやー、随分とずんぐりむっくりしちゃいましたね。機能的にはウォークマンA800シリーズに追いつきましたけど、果たしてこのデザインで良かったのでしょうか。Mac&iPod好きな同居人もこのデザインはイマイチと言ってました。まあ、値段は魅力的ですし、コイツが一番売れるんでしょうね。

iPod classic
初代iPodからの流れを組むHDDタイプのiPod。やっぱりこれが無ければ始まりません。最大容量はついに100GBオーバー、倍々ゲームの160GBですよ。それだけのライブラリーをMacやPCで作るだけでも大変ですが、自分が持ってる音楽ライブラリを全部持ち歩かないと気が済まないという人にとっては絶対にはずせないラインナップです。自分のPC&Mac環境を考えたら80GBで十分。自分の今の音楽スタイルなら今回の新製品の中ではだぶんこいつが実用度ナンバーワンになると思われます。

shuffleはレッドの追加だけなのでスルーの方向で。touch以外は順当な進化で、もしもtouchの発表がなかったら逆に落胆の声が聞こえてきたかもしれないのではないかと思える今回のiPod新製品。ソニーファンの皆さんはどんな感想をお持ちになりましたか?

ちなみに、スークさんから新iPodについて「結局クリエで出来ていたことに近づいてきただけのような気がするのは私だけでしょうか?復活してくれませんかねぇ・・・クリエ。」とのお便りをいただいております。思えば、クリエTH55は2004年2月に発売されています。あれから3年半かあ。それだけの時間があったら今頃はきっと究極のクリエを使っていたことでしょうね・・・。

一方で、Palmが「Foleo」の開発を中止したというニュースが各所で飛び交ってますね。こういう時期で開発をストップするというのはかなり勇気もいることでしょうね。今後はスマホに注力するようですが、その戦略がアップルと対照的ですね~。にしても、日本人にとってはすっかり縁遠い企業になっちゃいましたね、米Palmって・・・>米パーム、簡易型パソコン事業中止・携帯電話に集中

残るはRolly。プロモのやり方はどうかと思うけど、内容によってはiPodよりも世間にインパクトを与えられるかもしれないので、良い意味で期待してます。

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リビングのHDコンテンツを他の部屋で楽しむハイビジョンロケフリが登場

いよいよ、ハイビジョン映像も家庭内ワイヤレスで飛ばして別の部屋で楽しめる時代に! 機器をつなぐだけの簡単設置「ロケフリ Home HD」発売(ソニードライブ)

ソニーは、「ロケーションフリー」の新商品としてハイビジョンワイヤレスリンクセット”ロケフリ Home HD”『LF-W1HD』を12/1に発売すると発表。あらかじめ、送信機と受信機がセットになっていて、リビングにあるHDDレコーダーやCATVチューナーなどのハイビジョン映像をワイヤレスで送信し、別の部屋のテレビでハイビジョンのまま受信・視聴できるというもの。また、送信機と受信機それぞれを機器と接続して電源を入れるだけの簡単設置で、ハイビジョン映像のワイヤレス環境が整うとしています。オープンプライスですが、市場推定価格は50,000円前後。

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今回の「ロケフリ Home HD」は、業界初のハイビジョン映像をワイヤレス伝送するシステムということで、送受信機上部それぞれにアンテナを6本も搭載。使用環境に合わせて最適なアンテナを自動選択し、ハイビジョン映像をワイヤレスで安定伝送できるそうです。高速・複雑な信号処理を必要とするハイビジョン信号のMPEG-4 AVCエンコードを可能にしたソニー独自のLSIを搭載。1080iのハイビジョン信号を高画質のまま圧縮しワイヤレスで安定伝送するそうです。

また、付属のリモコンを使って、送信機に接続されている機器のリモコン操作ができるほか、リモコンスルー機能で送信機に接続するビデオ機器などに付属しているリモコンを使って、そのまま受信機から遠隔操作することも可能とか。入出力端子は、送信機側にD端子の入力(D4)と出力(D4まで)がひとつずつ、受信機側にHDMIとD端子(D4まで)出力をそれぞれひとつずつ搭載しています。

現行のロケフリで好評を得たTVボックスとベースステーションを一組にしてハイビジョン化したようなイメージですね。ただ、著作権保護のこともあるのか、家庭内LAN経由で伝送するのではなく、受信機と送信機が一対一でつながる閉じたシステムを採用しているのが大きな違いですね。だからこそロケフリのHD化が実現できたとも言えそうです。

ということは、今回の送信機(ベースステーション)に対応したPC用とPSP用のプレイヤーソフトは出てこないという可能性がありますね。というか、特に記載がないので実際にそうなのかもしれません。ちなみに、今回の「ロケフリ HD Home」の発表により、現行のネットワーク経由で伝送する仕組みの商品が「ロケフリ Network」という名称でカテゴライズされたようです。

発売が12/1とまだまだ先ですが、個人的には非常に楽しみな商品であります。ただ、送信機に繋ぐ機器のケーブルのやりくりはかなり面倒なことになりそう・・・。

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ストリンガー氏主導の動画配信サービスと新DRMソフトの噂

[WSJ] ソニー、ビデオダウンロード市場でAppleに対抗

PS3とPSP、BRAVIAと組み合わせてテレビ番組や映画をダウンロードできる製品もしくはサービスの開発計画がストリンガー氏主導で行われているという噂が流れているそうです。サービスそのものはすでに存在するのですが、カギを握るのは「視聴者に対し、どこが最高のハイビジョン体験を提供できるか」であり、その観点からソニーがこの分野で支配的な地位を確立することは非常に重要としています。そして、ソニーが既にこの方向への移行を進めているとして、先だって欧米で発表されたウォークマンの新製品がWMPに対応したことや、先日日本でも発表されたBRAVIAの新製品がVODに対応していることなどを例にあげています。

また、ビデオダウンロード市場でソニーに有利となるであろうポイントとして、Appleの独占を警戒するコンテンツ提供会社が自分たちの気持ちを理解してくれる企業との提携を選ぶ可能性が高いとして、その矛先をソニーに向けているようなことが書いてあります。さらに、ソニーの本格的なビデオダウンロード市場への参入は、ストリンガー氏が自由闊達なソニーの企業文化をうまく管理できているかどうかのテストでもあるとして、事業部やグループの垣根を越えた非常に密接なチームワークが必要となるとしていました。

コネクト部門の閉鎖とサービスを段階的打ち切り、ウォークマンへのWindows Mediaソフトの採用もどうやらストリンガー氏主導のもとに行われているようで、詳しい情報筋によると、「一部幹部の反対をおして、あるデジタル著作権管理ソフトウェアの採用を自ら決定した」との噂もあるようです。さらに、このソフトがゆくゆくはソニーの全製品に採用されることになるとか。

ここで言うDRMソフトはどんなソフトなんでしょうね。元アップルの人が関わっている自社製なのか、それとも他社製なのか、はたまたMS社と組んだWindows Mediaソフトの発展系なのか・・・?

そういえば、先日発表されたバイオ秋モデルには、プレスリリースでアナウンスされた「VAIO Movie Story」以外に、「VAIO MusicBox」という新しい音楽ソフトがあるんですよね。これ、バイオに取りこんだ音楽ライブラリーを自動選曲し再生するソフトウェアで、ネットジュークに採用された「12音解析」 技術が使われていること以外に、「SonicStage」「iTunes」「Windows Media Player」などで録音した音楽ファイルの再生に対応していて、それぞれの音楽管理ソフトを起動しなくても楽曲にアクセスできるのが大きな特長となっています。

で、これはとある人から教えていただいたのですが、ソフトの紹介ページの一番下にある対応フォーマットを見て驚きました。MP3、AAC、WMA、WAVの4つで、なんと「ATRAC」が無いのです。SonicStageと連携してもATRACが再生できないとはこれいかに。

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今回バイオに付属するこれらの新しいソフトがストリンガー氏がすすめているAVのダウンロードサービスとなんらかのつながりがあるのかは全くわかりませんが、MusicBoxの仕様がこのままだとすれは、ソニーが日本でもATRACを捨てようとしていることだけは間違いないように思います。動画はともかく、音楽に関しては完全にリセットするつもりなのかもしれませんね。

にしても、このやり方はどうなんでしょうね。なんだかんだとATRACを支持してきた日本のファンへはむごい仕打ちですってば・・・。

【追記】その後、eyeVioが国内の動画共有サービスとして初めてDVDクラスの高画質化対応を果たすと発表がありました。形式はFLV ストリーミング。画面サイズは16:9(640×368)と4:3(480×360)、ビットレートは1.5Mbps>ソニーの映像ネットメディア”eyeVio:アイビオ”国内の動画共有サービスで初めてDVDクラスの高画質化を実現

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PS3のシステムソフトが1.92に~ぼくなつ3の追加アイテム機能強化のため

システムソフトウェア バージョン 1.92 アップデートについて(PS.com)

SCEがPS3の本体機能を更新するアップデートを開始しました。今回のアップデートでは、システムソフトウェアのバージョンが 1.92になり、次の機能が更新されます。

・PLAYSTATION Storeで配信される追加アイテム用の機能を強化
・PS3における一部のPlayStationおよびPlayStation2規格ソフトウェアの動作ステータスを更新

追加アイテム用の機能を強化って「ぼくなつ3」向けに、配信された追加アイテム「Tシャツファクトリー」に関するものらしいじゃないですか。一部のしかも追加アイテムの不具合のために、余計な作業を強いられるのはいかがなものでしょう。もう夏休みは終わったんです。これから続々登場する予定の新作についてはしっかりとバグ取りしてくださいませね>ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン、東京ゲームショウ2007 プレイステーション 3用ソフトを40タイトル以上出展

ちなみに、PS3とPSPのシステムアップデートには米ライムライト・ネットワークスの「デジタルメディアCDN(コンテンツ配信ネットワーク)」が採用されているのだそうです。最大150Mバイトのデータを配信できるとか~>PS3とPSP向けにライムライトのCDNを採用、システムソフトのアップデート用

【追記】一応こういう話もあるそうですが、そうならそうでアップデートのページでもちゃんとアナウンスすべきでは?>SCE、PS3のBDビデオ再生のため新ファーム適用を推奨

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サイバーショット秋の新製品はTシリーズ2機種とHシリーズ1機種だけ?

笑顔を検出し、自動で撮影する、「スマイルシャッター」新搭載 “サイバーショット”Tシリーズ2機種発売
光学10倍ズームレンズを搭載したコンパクトな高倍率ズーム ”サイバーショット”新Hシリーズ発売
(いずれもソニードライブ)

iconicon海外で既発表のサイバーショット新製品が日本でも正式発表されました。、自然な笑顔を逃さず撮影する「スマイルシャッター」を搭載したTシリーズ新製品2機種「DSC-T200icon」「DSC-T70icon」と、新開発の大口径カール ツァイス「バリオ・テッサー」10倍ズームレンズ搭載のHシリーズ新製品「DSC-H3icon」の計3機種。価格と発売日は、T200が48,000円)前後(ソニスタ47,800円)とT70が40,000円前後(ソニスタ39,800円)でいずれも9/21発売、Hシリーズは40,000円前後(ソニスタ39,800円)で9/14発売。

iconicon新Tシリーズに共通する特長は、自然な笑顔を逃さず撮影する、ソニー独自の「スマイルシャッターicon」搭載、サイバーショット初の16:9のワイド「クリアフォト液晶プラス」採用、操作性が向上した新「タッチパネル」の3つ。

iconiconHシリーズは、カール ツァイス「バリオ・テッサー」光学10倍ズームレンズ搭載以外に、高密度実装技術による小型化を実現(横106.0mm×縦68.5mm×奥行47.5mm、本体のみ 約264g)と質感を重視したデザイン、「顔キメ」搭載が特長とか。また3機種とも有効810万画素のSuper HAD CCDを搭載しています。

なお、ワイドエンドコンバージョンレンズとして、Tシリーズ用に『VCL-DE07TB』が、Hシリーズ用には『VCL-DH0758』が用意されています。でませんね、広角対応機種。これまた時間をおいて第2弾を発表とかあるんでしょうか。

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欧米向け新ウォークマンがATRACを捨てた理由を津田大介さんが考察

ウォークマンが”ATRAC”を捨てた理由

ASCII.jpの新連載、「時事ニュースを読み解く “津田大介に聞け!!”」で、ソニーが欧州向けに発表した新型ウォークマンがATRACを捨てた理由について津田さ大介さんが考察。

・(iTS以外の音楽配信サービスでは)音楽ファイルのフォーマットはWMAがスタンダード。「音楽配信サービスにATRACを食い込ませるのが難しい」「それならわざわざ音楽プレーヤーでも使うこともないよね」という話だと思う。
・(ATRACフォーマットを利用した音楽配信サービスは)ほとんど知られていない。それ以前に欧米では、(ATRAC採用の)MDも定着しなかった。MDがもう少し広まっていたら、話は違っていたかもしれない。
・もはやフォーマットでユーザーを囲い込む時代は終わった。アップルがAACの採用でそんな囲い込みを解放した。ソニーはそれに負けたというのが結論。
・(ソニーのWMA採用について)ソニーとしては、どちらかといえばアップルの対抗勢力に付いたほうがいいと考えているのではないだろうか。

といったところが津田さんの見解。また、携帯音楽プレイヤーの今後については、「バッテリーや音質、ガジェットとしての魅力で競争していくことになるだろう」とか。ウォークマンの日本市場戦略については、ATRACをすぐにやめられないため、「将来的にはATRAC、AAC、WMA、MP3などに対応した”全部入り”」プレーヤーが出てくるのではないだろうか」と予測なさってます。

まあ、アップルは採用するフォーマットがオープンでも別なカタチ(ソフト&サービス)でちゃんとユーザーを囲い込んでますもんね。One of themになったソニーはハードの魅力だけでどこまで勝負できるのか。欧米市場でのウォークマンはこれからが正念場なんでしょうね。

にしても気になるのが今後の日本向けの製品戦略。SonicStage絡みではバイオにも影響するし、ATRAC絡みではネットジュークへの影響もありますもんね。ATRAC/SonicStageを残しつつ、WMAのDRMにも対応なんてことになると、逆に面白いことになりそうです。これぞ真の全部入りですもんね。ウォークマンとNapster、意外に相性良かったりして~。

【追記】ウォークマンの戦略転換はもしかしたらDLNA絡みのことも影響しているのかもしれませんね・・・>ついにやってきたDLNA時代

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