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ソニ☆モバ 1stシーズン(2005/1-2008/8)まで執筆したエントリーを区別するため、SPA 1stのニックネームを設定しています。

藤本健さんがソニーCSLの「Music Mashroom」を試す

“音楽のCGM”を目指す「Music Mashroom」~ ソニーCSLが公開したリミックスツールを試す ~

藤本健さんのDigital Audio LaboratoryにソニーCSLの「Music Mashroom」が取り上げられました。研究・開発を担当する宮島靖氏へのインタビューを交え、実際のリミックス、メタデータ作成作業の流れについても解説。ユーザーインターフェイスがこなれていないなどの指摘もありますが、「もう少し分かりやすくなれば、ユーザーが爆発的に増えそうな予感もする」とか。趣味はもちろん、真剣にリミックス制作を考えている人にも有効なツールといえるそうです。

藤本さんの言う、レシピの良さからオリジナルの楽曲が売れ、レシピによるリミックス曲がヒットする、という現象が実際に起こると良いですねー。プロ同士のコラボは当たり前ですが、プロとアマのコラボなんて今までは考えられませんでしたから…。自分もダウンロードこそしたものの、ちょっと触ったぐらいなので、もう少し突っ込んで使ってみようっと。

ちなみに、宮島さんの「MMG開発日記」でバグ修正や最新版についてのアナウンスが確認できます。興味のある人はこちらも要チェックですよん。

1020万画素CCDにクイックAFライブビュー搭載のα300登場

デジタル一眼レフカメラ“α”にエントリーモデルを追加 液晶を見ながら レスポンスよく自在なアングルで撮影を楽しめる 有効1020万画素CCD搭載の「液晶フルオート一眼」“α300”発売(ソニードライブ)

iconiconソニーは、有効1020万画素CCDとボディ内蔵手ブレ補正機能に加え、α350で好評のクイックAFライブビューを搭載したデジタル一眼レフカメラ“α”のエントリーモデル“α300icon”(ブラック、シルキーゴールド)を7/17に発売すると発表。ボディとレンズに淡い金色を施した「シルキーゴールド」を本体色に加え、柔らかいイメージを演出。

価格はオープンで店頭予想価格は、ボディ(DSLR-A300)単体が70,000円前後、ズームレンズキット(DSLR-A300K)が80,000円前後。ソニスタでの販売の販売価格は前者が69,800円、後者が79,800円。

なお、7/7より10/15までの間、「クイックAFライブビュー」搭載の“α350”“α300”購入者に対し、1万円のキャッシュバックキャンペーンも開催されます。

また、バウンス撮影時に便利な業界初の回転機構「クイックシフトバウンス」を採用し、ガイドナンバー58を実現するフラッシュ「HVL-F58AM」も8/28に発売されるそうです>バウンス時の配光を維持したまま 素早く縦・横構図を切り換えられる業界初の回転機構「クイックシフトバウンス」を搭載 大光量ガイドナンバー58を実現したフラッシュ『HVL-F58AM』発売(ソニードライブ)

クイックAFライブビューは欲しいけど1420万画素はいらないという人にはナイスな選択肢?シルキーゴールドが選べるのもグッドですね。α200とα350との価格差はちょうど2万。10月まではキャッシュバック付きなので価格差を考えるとかなりお得な印象ですね。

【追記】デジカメWatchのニュースは、α200、α350との機能比較一覧が載っているので違いがわかりやすいです>ソニー、可動液晶モニター搭載デジタル一眼の廉価版「α300」

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CDの収納スペースを1/3にするコクヨ「MEDIA PASS!」を試す

6/30のつぶやきでお伝えした我が家で増え続けるCDへの危惧感。その後、同じ悩みをお持ちのあるていさんから、コクヨの「MEDIA PASS!」シリーズが良いのではとのオススメをいただきました。で、地元のスーパーやら何やら色々探したんですが、これがなかなか売って無くてですね。先日アマゾンで在庫が復活していたのを発見し速攻で購入。昨日届きましたのでその使用感などをお届けしたいと思います。(感謝です&お礼が遅くなりました>あるていさん)

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同シリーズは市販のCDやDVDの収納を節約するためのソフトケース。ジャケットやブックレットも収納可能ながら、CDプラケースと比べて1/3のスペースになるのが売り。購入したのは1枚収納用の50枚入りパッケージ。購入時の価格は2,003円でした(7/7現在は1,632円。くやしーい!)。

ケース単体は非常にスリムで、何も収納しない時では1mm程度。ブックレット収納を考慮しており、CDケースよりも縦が長め。ケースには、ディスク、ブックレット、裏面ジャケットに加え、日本独自の背タイトルも収納できます。ディスク収納部には白不織布を使用。

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それでは、実際に入れ替えてみましょう。左の画像がCDアルバムの中身。なお、裏面ジャケットはCDディスク収納部を取り外して取り出します。これが一番面倒ですかね。右の画像がMEDIA PASSにそれぞれを収納した状態。裏面ジャケットは両端を手前に折って差し込みます。背タイトルの収納もよく考えてます。裏面ジャケット収納部の「KOKUYO」ロゴはちょっと興ざめですが、全体的な収まりは素晴らしいの一言。

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プラケース入りのものとMEDIA PASSで比べるとその差は歴然。4枚ほど移し替えて、同数のプラケースと比較してみると、1/3は大げさでも1/2以下にはなっているような気がします。タイトルによってブックレットの厚みも異なりますので、この辺はいたしかたないかなあと思います。(なんで同じタイトルのCDを2枚持っているの?というツッコミは無しでお願いします)

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ちなみに、背タイトルのないものの場合でも、裏面ジャケットの折り返し部がディスク収納部に微妙に引っかかるため、棚などに並べた場合でもCDタイトルが確認できます。これもまたナイス。ということで、輸入盤や中古でゲットしたタイトルの場合は、背タイトルがないケースが多いので、その場合は裏面ジャケットの折り返しを露出させて使うのがオススメです。

ということで、なかなかの優れものだったMEDIA PASS。中古CDも入れ替えると見た目が良くなって、なんだか気分もハッピー。一気に手持ちのCDを入れ替えたいという気持ちになりましたよ。まあ、右上の画像にあるような特殊な形のCDタイトル(Ry Cooderの新譜はなんと本!)は無理なのでそのままとっておくのがベストって事にはなりますが…。

あと最大のネックは価格。お試しと言うことで2パック=100枚はゲットしたものの、手持ちのCDは2,000枚以上。それに見合うだけのMEDIA PASSを購入すると何万もの出費になります。なおかつ、入れ替え後にはプラマークのないCDケースは大量の燃えるゴミになってしまうという…。(とかいいつつ、さらに2パック追加注文しました。だって安かったんだもん…>KOKUYO ソフトCD/DVDケース MEDIA PASS EDC-CM50W

今後は音楽も配信ビジネスが主流になるかもしれませんがパッケージビジネスがそうやすやすと無くなるとも思えません。色々考えると、CD供給者側が環境を意識したパッケージに切り換える必要もありそうですね。紙ジャケはコストがかかるようですが、スペース節約的な観点からはうれしい。ということで、ビジネス的には相当厳しいかもしれませんが、ソニーグループお抱えの音楽レーベル各社が率先して時代を意識したパッケージ作りをしてくれることを願いつつ、MEDIA PASSのインプレを終わりたいと思います。

余談ですが、MEDIA PASSにはCD2枚組対応バージョンやトールケースタイプのDVDケースもラインナップされているようです。また、黒と黄色のパッケージはブラックカラーらしいです。2枚組は意外に多いので今度そちらも買ってみようっと、あ、でもうちには3枚組や4枚組なんてのもあるぞ…。そこまでのラインナップはさすがに無理ですか、コクヨさん。

ソニーの中期経営計画が不評な理由~将来のビジョンに既視感

ソニー中計、“不評”の理由

NBonlineの時流超流。先月ソニーが発表した中期経営計画ですが、なにやら不評らしいです。将来的なビジョンが、出井、久多良木、両氏が掲げたそれの延長戦で、既視感が強いとのこと。計画発表の翌日には株価が約4%も下落したとか。ストリンガーCEOの言葉を借りれば、「外部環境の変化と、ソニー内部の改革で、出井氏や久多良木氏が思い描いた“夢”を実現する条件は整った」のが今であり、本部長クラスの人の言葉を借りれば、「ネットワーク環境も整い、様々な部門が力を合わせて実行する体制になった」のが今である、とそういうことのようです。それでも、「ネットワーク重視の戦略がどれだけ売上高の成長や利益につながるのかは未知数」とするアナリストもいるようですが…。

現実的な成長と利益拡大への取り組みとしてBRICs攻略の話が出てきますが、ここで注目したいのが「消費者の目に日々触れることで高まったブランド力を利用し、ソニー製品に憧れていても手が届かなかった従来の顧客よりも所得が低い層を狙う」とのコメント。「ソニーは高い」なんて話は、「一億総中流」みたいな言葉同様、もやは幻想でしかないですもんね。売れてなんぼ、数で勝負、みたな泥臭いビジネスがベースにあるからこそ未来の夢も語れる?>ソニーの家電、景気減速でも米国で好調

LSI・オブ・ザ・イヤーが決定 – グランプリはソニーのCMOSイメージセンサ

ソニーと言えば、半導体産業新聞主催「第15回 LSI・オブ・ザ・イヤー 2008」のデバイス分部門で、ソニーのデジタル一眼レフカメラ向け35mmフルサイズ有効2,481万画素CMOSイメージセンサがグランプリを受賞したそうです。こうしたデバイスの外販もソニーの重要なビジネスですよね。

一連の記事とは全然関係ないんですけど、随分と髪が伸びましたねー、久多良木さん。でもって、使ってみたいな、SPIDER>インタビュー:SPIDER zero – 予約ゼロ、見逃しゼロのハードディスクレコーダー

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ダビング10でスゴ録はどう変わったか~我が家のD900Aの場合

7/4に解禁となったダビング10。我が家のスゴ録(D900A)も放送波経由のアップデートが7/5に完了したようで、ダビング10対応と相成りました。ということで、どこがどう変わったかを書き留めておこうかと。アップデート後のシステムのバージョンは「4.03.015」だそうです。あ、以前のバージョン確認しておくのを忘れた。ま、どうでもいいか。ちなみに、松下のような不具合もなかったですー>「ダビング10」運用開始 松下製で一部不具合

アップデート後に見た目が変わるのはXMBでのダビング10対応タイトル情報。ムーブのみ対応のコピーワンスを示す矢印アイコンが表示されません。また、タイトル情報を確認すると最後の最後に「コピー制限」という項目が追加され、何回ダビング可能かが表示されます。最新のBlu-rayレコーダーの場合はXMBのタイトルにコピー可能回数も表示されるんですね。ちょっぴりうらやましい。

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早速、PSPというかメモステへのお出かけ転送を試してみました。転送作業自体は今まで通りですが、転送が終わっても「お出かけ中」が表示されません。転送終了後もスゴ録上から普通に再生できます。この状態でタイトル情報を確認するとコピー制限の内容が「9回ダビング可」に変わってます。また、ダビング10対応タイトルの場合は、おかえり転送が機能しませんでした。出かけたら出かけっぱなしにで、ダビング可能回数を戻すことは出来ないようです。

同タイトルの複数回お出かけも試してみましたが、こちらも全く問題なし。コピーした分コピー回数が減りますが、内容が全く同じタイトルを1枚のメモステに複数回ダビングできます。メモステにダビングしたファイルは、従来通りのムーブオンリーとなってしまいますが、ひとつをメモステの残しておいて、もうひとつはPS3にバックアップしておくなどの運用が可能になりますね。

ちなみに、昨日無料放送が実施されたWOWOWで試してみたところ、無料の番組でもしっかりとコピーワンスのフラグが付いてました。他の無料のBSデジタル放送はNHKを含め、全部が全部じゃないのかもしれませんが、一応ダビング10対応みたいです。無料放送が複数回コピー可能で、有料放送がコピーワンスというのも、不思議というか納得できない部分ではあります。

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DVDへのダビングも、お出かけ転送同様、コピー制限の回数に準じて、複数回可能になりました。DR→XPと画質は落ちますし、CPRM対応ディスクにしかダビング不可なのは困りものですが、ムーブオンリーよりははるかに運用しやすくなったのは確か。我が家ではスゴ録でDVDを焼くような事がほとんど無かったのですが、試しにやってみたところ、最新アップデート適応のPS3と有機ELテレビ「XEL-1」だと、かなりのクオリティでDVDを楽しめました。ポータブルDVDプレイヤーで見る分にも十分なクオリティと言えそうです。

IT系のメディアも言ってますが、今後は外部機器とりわけポータブル機器との連携や転送機能を今以上に強化して欲しいですよね。ソニー製品のウォークマン対応は当然として、他社がiPodに対応してきたら面白いことになるかもしれません。

ソニーのレコーダーは、オリジナルタイトルを編集するとお出かけ用タイトルも自動編集できるような機能が欲しいかなあ…。変換に実時間がかかるのがなんともまどろっこしいんですよね。また、ビデオレコーディングクレードル(VRC-NW10icon)のようなデジタルにこだわらない製品開発もBlu-rayと平行して進めて欲しいです。

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ソニーがα本体とレンズの体験モニター募集~真夏の一ヶ月間使えます

商品体験モニター募集のお知らせ(ソニードライブα:アルファ)

ソニードライブでα本体とαレンズのモニター募集のお知らせが掲載されてます。α本体(α700、α350、α200)を体験できるコースと、レンズ(Planar T* 85mm F1.4 ZA、Sonnar T* 135mm F1.8 ZA)を体験できるコースの2つで7/7に応募受付開始。募集対象は、前者がα本体、αレンズ、サイバーショット、ハンディカムのカスタマー登録者、後者がα本体またはαレンズのカスタマー登録者。募集人数は若干名。貸出期間は7/30~8/31。終了後は製品の返却とアンケート回答義務があるそうです。

iconicon夏真っ盛り、しかも1ヶ月まるまる借りられるのでサマバケにも使えますね。高価なCarlZeissレンズを思う存分試せるというのも見逃せません。競争率高そうだけど、応募してみますかー。

そういえば、α200がソニスタで1万円値下げされたみたいです。ボディのみで49,800円。にしても安くなりましたねー。

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