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何があってもこれ1台で何とかするのがtype U

HDDレスで16GBフラッシュ搭載/ワンセグ受信「VAIO type U ゼロスピンドルモデル」

PC WatchのHothotレビューにバイオ「type U <ゼロスピンドル>icon」が登場。レビューアーはあの塩田紳二さんさんです。レビューに使用したのは試作機とのことですが、様々なテスト結果からもフラッシュメモリ採用の恩恵が見て取れます。サスペンド、レジュームではHDDの方が早いという結果は意外ですが、飛躍的とは言えないまでもバッテリの保ちが伸びるし、何より衝撃への安心度が違いますね。個人的に気になったのはワンセグに関する以下の記述。

ワンセグ放送には、かなり制限が多く、たとえば、録画は、内蔵のフラッシュドライブにしか記録できない(メモリースティックなどには記録できない)とか、音声をBluetoothヘッドフォンで聞くことができないなどである。

iconiconむ~、「VGP-BRM1Dicon」が使えないのはイタイ…。というか、デジタル放送の運用規定では、USBやBluetoothへの音声出力が認められていないからなんですね。先行発売のtype Tでは、「VAIO モバイル TV Ver.2.0」アップデートプログラム導入前なら可能だったのでしょうか。Bluetoothならではというかtype U自体の使い勝手がスポイルされることになるのは残念ですね。ちなみに、担当者Tさんの「<ゼロスピンドル>で「ワンセグ」を楽しむ」というエントリーでもこのことについては触れていないようです…。それはさておき、

「何があってもこれ1台で何とかする」という気持ちが必要なマシンなのである。そういう使い方を望むなら、いまのところ唯一の選択肢と言える

というまとめがとても印象的です。type Uってソニーからモバイルガジェットファンへのある種の挑戦状なのかもしれませんね。

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【追記】ソニスタでゼロスピンドルの一般販売iconが始まったそうです。先行エントリーしていたのに注文しなかったそこのアナタ!自分と一緒に自爆しましょう!(開き直り)

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type Uの本命、ゼロスピンドルモデル~いよいよ本日13時に受注スタート

6/27の正式発表。即日でソニスタで先行エントリー受付がスタート。その翌々日の6/29の17時にはエントリーが終了したバイオ「type U <ゼロスピンドル>icon」ですが、いよいよ本日13時から本格的な受注がスタートします。

5月の連休明けに始まった米ソニーでのティーザー広告から5/16の正式発表までの興奮。さらに、ワンセグ付きでゼロスピンドルモデルの開発も進んでいるとのタレコミをいただいたときの興奮ったら…。そんなことを思い出しながら、改めてtype U絡みのエントリーを読み直していたら、こんなことを書いている自分がおりました。

費用のことを抜きにして考えれば、個人的に一番やりたいことは、1スピンドルのUXを最低スペックで1台ゲットしておいて使い倒しながら、後日発売されるゼロスピンドル機を最高のスペック(ワンセグ付き!?)でゲットして、2台を比較レビューすることなのですが、さすがにそれは許してもらえないだろうなあ。ああ、そういう贅沢を味わってみたい…。

5/19の「UX50にするかUX90にするか、それとも…」というエントリーですが、結局はノーマルスペックのUX90Sをゲットして今に至っています。ということで、最低スペックと最高スペックの比較という夢はかなわなくなってしまったのですが、CPUとOSを全く同じ構成にしたノーマルスペックの比較も面白そうではないかと都合良く夢の内容を変えちゃったりしているSPAでございます。

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#OSをXP、CPUをU1300、ポートリ有り、英語キーボード、ワイド保証で243,100円。
#さあ、みんなも買う直前までシミュレーションiconだ~っ!(変なテンション)

で、そんな物欲まみれな自分のような輩のため、なのかはわかりませんけど、SMOJさんが百式の田口さんと組んで大変ありがたい企画を用意してくれました。クイズもしくはアイデアコンテストに応募してソニーポイントをもらおう!という「VAIOでボーナス! ダブルチャンスキャンペーン」がそれです。この中のブログオーナー向けの賞で優秀賞を導ければなんと15万ポイントをゲットできるのだとか。なんのことはない、他力本願、棚からぼた餅的な企画なんですけど、お互いがハッピーになれるならそれもまた良しってことなんでしょうね。ということで、早速応募してみたのですが…

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単純にHDDをフラッシュに置き換えれば高速になるというものではない

「一般消費者に受け入れられる価格になってきた」,ソニーのフラッシュ・メモリ・ディスク搭載パソコン開発者に聞く

バイオ「type U <ゼロスピンドル>icon」の開発に携わったVAIO事業部門の鈴木一也氏に製品化の背景や戦略などについてインタビューしています。フラッシュ・メモリ・ディスクについての技術的な話が目を引きますね。

2Gバイトのチップを8枚載せたディスクを採用しているが,コントローラがチップに対して並列に読み書きしている。その部分のノウハウが性能などに大きく効く。

ちなみに、HDDと比べて容量が小さいファイルの書き込みは苦手とか。また、原因は不明としながらも、休止状態に入る時間はHDDモデルの方が速いとしていました。

なお、担当者Tさんのブログでも「<ゼロスピンドル>のパフォーマンスを検証する」というエントリーがあがっており、ゼロスピモデルのフラッシュメモリの性能についてわかりやすく解説してくださっていますので、こちらも合わせてどうぞ。

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ソニスタのエントリー受付も昨日の夕方で終了。来週月曜日にはいよいよ受注スタートですね。

バイオtype U(UXシリーズ)用モバイルスーツ

Vaio VGN-UXシリーズ用高級本革モバイルスーツ(プロトタイプ)

エクストリームリミットは、バイオ「type U(UXシリーズ)」用モバイルスーツのプロトタイプを発表しました。スーツ背面に四角い窓をあけることによりUXシリーズの特徴である”モバイルグリップスタイル”に対応。両手の指が丁度良い具合にグリップ部をホールドできるほか、オーナーメードモデルに付属のスタンドにも対応しています。発売は来月後半の予定で価格は未定。

なお、昨日発表されたゼロスピンドルモデルにも対応しますが、仕様上、アンテナを立てる際に筐体を一旦はずす必要があるそうです。また、スーツと筐体との固定についてメールで解説いただきましたのでその部分を転載しておきます。

UXのデザインに合わせ、スーツの”下半身(ベース)”部分は舟形になっております。従いまして十分な深さがあり、そのままモバイルグリップスタイルでお使い頂く事ができます。又、その際に、ハンドストラップ用の穴を利用して、UX本体とスーツとを接続しておくこともできます。ゼロスピンドルモデルのアンテナを使用する際などにはUX本体を手際よく出し入れできるかと思います。尚、突発的な落下などを考慮し、念のため補助機能としてラバーストリングを採用しております(画像に見えるネイビーの細い紐がその部分です)。 スライドする液晶パネルの両脇に掛かり、逆さまにしても落ちません。UXシリーズ用モバイルスーツは、ベース部の舟形曲面デザインと背面の窓との相乗効果で、両手で持った際のフィット感に最大限こだわりました。全く違和感なく、アクティブにお使い頂けるように仕上げました。

クリエ用ケースでも定評があったエクストリームリミット社だけに、そのこだわりも半端じゃないですね。

type U ゼロスピンドルモデルがついに登場!

type U <ゼロスピンドル>iconがついに正式発表されました!

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ハードディスクに代わり「約16GBのフラッシュメモリー」を記録媒体として搭載することで、HDDタイプと比較して3~6倍の高速アクセスが可能に。また、フラッシュメモリー採用による省電力化で、標準バッテリー装着時で約4時間、大容量バッテリー使用時には最長約8時間とHDDタイプよりも駆動時間が約13%アップ。さらに、地デジ放送の携帯・移動体向けサービス「ワンセグ」に標準で対応しており、最長約43時間の録画も可能とか。「グリップ部分とキーボードをブラックで統一した高級感あるデザイン」のプレミアム感も魅力です。

iconiconソニスタでの販売価格は税込209,800円~。また、今回は発売を記念して先着2,500名に「レーザー刻印ストラップ」がプレゼントされるそうです。

これを待っていたぜという方、まずは何はなくともエントリーiconを!期間が6/29の17時までと短いです。なお、エントリー後は、7月3日(月)13:00以降に購入方法を順次Eメールで案内する予定とのことです。

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PDAIR Leather Case for VAIO type U レビュー

typeU_case_01.jpgミヤビックス社が先日発表したPDAIR製バイオtype U専用ケース「PDAIR Leather Case for VAIO Type U(VGN-UXxx)」ですが、ビザビさんのご厚意でサンプルを送っていただきましたので、簡単ですがレビューをお届けします。

パッケージは、右画像をご覧いただければわかるように、ブリスターパック仕様です。お馴染みの液晶保護シート「Overlay Brilliant(右下画像)」が1枚標準で付属して価格は税込5,980円。液晶保護シートが単体で1,470円で販売されていることを考えるとかなりお買い得なのではないでしょうか。

なお、対応機種はUX90PS/UX90S/UX50。間もなく正式発表があると思われるゼロスピンドルモデルも筐体サイズに変更がなければ問題なく対応してくれるでしょう。

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ケースの上面、底面、上蓋を開いた画像です。PDAで培った信頼できるブランドだけに、しっかりした作りで、お馴染みのシルバーステッチの縫製も正確で美しいです。ケース表面の革は柔らかく裏側は滑り止めを考慮してか、ざらっとした仕上がり。type U本体の装着も簡単で、ソニスタのオーナーメイドモデルのおまけで付いてきたスタンドを取り付ける場所にケースのフックを引っかけるだけ。そのフックの上にあるのがメモステDuo用のポケットです。複数枚持ち歩くときに便利ですが、出し入れする場合は本体を取り外す必要があります。なお、底面の再度にあるポケットはtype U本体の局面にあたる部分なので、固いものを収納するには厳しいかなという印象。入れてもメモ紙程度のものにしておいたほうが無難かもしれません。

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ということで、実際に本体を装着した画像です。マグネッド止めの蓋はちょっときつく感じましたが、革が馴染んでくれば気にならなくなるでしょう。マチ部分にある放熱用の穴の位置は微妙に右より。全くのセンターでも良かったように思うのですが…。ちなみに、マチはメモステスロットの部分までカバーしているのでメモステの飛び出し、落下事故などを防いでくれそうです。(斜めの俯瞰ではわかりにくいと思いますので、一番下の側面の4方向の画像でもご確認ください)

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ケースのフック部の拡大。このフックが優秀で、ぐらつくことなく、本体ががっちりと固定されます。なお、本体はポートリプリケーターにのせるイメージで上から本体をスライドさせて装着します。ちょっときつく感じますが、このきつさが本体をしっかり固定しているのでしょうね。底面にはL字のストッパーがありますが、電源アダプター、ヘッドホン/MIC端子には蓋を閉めたままでもアクセスが可能な設計になってます。

放熱を意識して穴が開けられたマチ部分の内側にはスタイラス用のポケットが設けられています(右上画像)。ケースを装着してしまうと本体側のスタイラスにはアクセスできないので、ここにスタイラスを入れて使うということになります。なお、クリエTシリーズなどで採用されたスタイラスも収納可能でした。ただし、半分ほどポケットから飛び出してしまうのでケースを閉じるときにtype Uと干渉する場合があるので注意した方が良いかもしれません。

また、側面がむき出しなのでカバンに収納する場合は少し注意する必要がありそうです。しかしながら、取り出して蓋を開ければすぐに使い始めることができるのはメリット高いです。付属のポーチだと蓋を開けてから本体を取り出さなくてはいけませんし、ポーチ自体をどこかにしまうなどの動作が生じますからね。

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以下は使用感について。蓋を開けてケース底面を持った場合、type U本体のみのグリップ感は無くなってしまいますが、必ずしも持ちにくいことはありませんでした。意図したのかどうかは定かでありませんが、底面の両サイドの革がしなやかに曲がってくれるのです(右上画像)。上蓋を裏に回して一緒にわしづかみにした場合は、さすがに革の固さを感じますが、革のざらつきが手に絡んで滑りにくくなります。

ちなみに、上蓋を開いたままで卓上で使えるかどうか試してみましたが、さすがにちょっと厳しかったです。できないことはないけど不安定という印象(左上画像参照)。それと、画像ではおさえてませんが、Lバッテリを装着した場合は残念ながら使えませんのでご注意を。また、上部の放熱は考慮されていますが、本体裏側の放熱スリットは、微妙に隙間はできますがケースで覆われてしまうこともあり、ケースを閉じた状態での長時間使用は控えた方が安全かもしれません。

とはいえ、type U発売後間もないにもかかわらず、独自の機構を使い丁寧に仕上げたPDAIR社の手腕はさすがだと思いましたです。液晶がむき出しで、ハダカでカバンに放り込むのがためらわれたtype Uですが、このケースと組み合わせて使えばそれも気にならなくなります。

iconiconなお、担当者Tさんのブログでは、別売りのキャリングケース「VGP-CKUX1icon」と付属のポーチについて裏話満載のレビューが掲載されています。こちらも参考にしたいですね。

type U のキャリングケース
type U のキャリングポーチ

今後も続々とサードパーティーからtype U専用ケースが出てきそうで楽しみになってきました。こういうケースを活用してビジネス、プライベート、どちらでもtype Uをスマートに使いこなしたいものですね。

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