ワイヤレスマウスのバッテリー消費を節約するマウスパッドを使ってみた

7/23のこちらのエントリーで取り上げたソニー純正のマウスパッド「VGP-MSP2icon」ですが、紆余曲折(?)の後に単品で注文しましてですね、昨日手元に届きましたのでサクサクっとプチレビューをば。注文先はソニスタで購入価格は1,980円。スタメンの特典で送料は無料でした。

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パッケージは…なんて細かい話は割愛。ちなみに、裏面にこのマウスパッドの特性の説明書きがありました。基本的にはソニー純正のマウスでPTFE(ポロテトラフルオロエチレン)、つまりは低い摩擦係数を持つフッ素樹脂のソール付きのマウスとの相性を考えて作られたマウスパッドということらいいです。

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現物の画像です。材質はポリカーボネート。色味はグレーが基調で、ライトグレーのベース字にダークグレーのドットをあしらったデザイン。ソニーとバイオのロゴが入っている部分のブラックをあわせて、3つのカラーで構成されています。

iconicon光学式マウスは接する面の色や模様、光沢によって消費電力が変わるようで、バイオ設計チームの検証に基づき、節電効果の高いデザインにしているとのこと。説明書きを見ると、黒基調の柄模様や濃い寒色や暗色などよりも、白基調の柄模様が、さらにそれよりもこのマウスが採用しているグレー基調の柄模様の方が消費電力が小さくなるようです。ということで、地味な色味の方がバッテリーの消費が少ないんですね~。

サイズは188mm×145mmで厚さは1mm。PS2やDVDのトールケースと同じぐらいの面積です。右画像はBluetoothマウス(VGP-BMS30)との組み合わせです。始めはちょっと小さいのではとも思ったのですが、マウスのカーソルスピードを調整することで、このサイズでも十分使えることがわかりました。

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表面のアップ画像です。表面には細かい凹凸特殊加工が施されており、これによりなめらかで快適なマウス操作を実現。これにより、マウスにかかる摩擦係数が1/3に軽減されるんですって。ちなみに、「当社比」との但し書きあり。

また、使用中にパッドがすべらないよう、底面には粘着系素材が使われていますが、使う前に透明の保護シートをはがす必要があります。自分もやってしまったのですが、はがさないとパッドがすべりまくります。ちなみに、後で気がついたのですが、なんと表面にも保護シートが貼られておりました。こちらもはがさないと凹凸加工の意味が無くなりますのでご注意をば。

このエントリーも、このマウスパッドを使いながら書いてますが、確かに動きがなめらかですね。今までは木目柄のデスクの上で、直に使っていたのですが、動きは悪くないものの、操作時に机とのこすれ音が出ていたんです。このマウスパッドを使ってみたら、それが無くなりました。というかほとんど音がしません。これで、バイオ(type T)のファンの音が無くなったらどれだけ快適か…。

肝心の節電効果は検証しておりませんので実感できてませんが、バイオの設計チームが検証しているとのことなので、きっと効果はあるのでしょう。個人的には節電効果そのものよりも、マウスが使いやすくなった方がうれしかったり。ということで、久しぶりのマウスパッド購入でしたが、ソニーらしいこだわりもあって概ね満足といった感じです。

以下、蛇足。自分はThink Outside製のBluetoothマウス用にエレコムの安いシールタイプのマウスパッドを使っているのですが、たまたまですが、こちらもグレーベースのドットパターンデザインでした。これはこれで節電効果があるのかもしれませんね。ただ、凹凸も厚みもないので操作時は結構音が出ます。また、VGP-MSP2上でThink Outside製のBluetoothマウスを使ってみたところ、これがまた快適なんですよ。ソニー純正マウスよりも圧倒的に軽いのでほとんど力が入りません。操作感ではこちらの方が上かも。ということで、ワイヤレスマウスをお使いの方は検討の余地ありだと思いますですよ。

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(今回はマウスパッド単品ということで、ソニスタにしてはめずらしく封筒小包で配送されてきました[右上画像]。発送費用を考えたら当然なんですが、ダンボール箱だったらネタに出来たのになあと少々がっかりだったり…)