小型軽量化した卵型USBスピーカー「Olasonic TW-S5」をiPadで試す


音質編レビュー掲載からあっという間に2週間が経過してしまいましたが、今回はパソコン以外の機器との組み合わせの代表格、iPadとの組み合わせについて簡単にまとめておきます。Olasonicブランド製品がTW-S7しかない時代から知られているテクニックなので、今更なところはありますが、iPadオーナーで初めてOlasonic製品を使うという人には知って置いて損は無いTIPSかと。

用意するものはiPad専用の純正品「Apple iPad Camera Connection Kit」のカメラコネクタ とセルフパワー対応USB HUB。カメラコネクタにTW-S5のUSBコネクタを挿すだけで使えたらこの上なくシンプルで便利なんですが、スピーカーを鳴らすための電力が確保できないためUSB HUB経由で接続してあげる必要があります。


セルフパワー対応のHUBはAmazonあたりで数百円から購入できます。PCにも使えるし、持っていて損は無いのでえいやーと買ってしまいましょう。ちなみに、Amazonで人気のPLANEX「PL-UH401」も持ってたんですが、何かの拍子に回路がショートしてそれっきり。写真に写ってるのはシグマAPOのHUBでなんとポートが7つもあるやつです。シグマがあんなことになったからなのか、量販で安売り(980円!)されていたものをゲットしました。3ポートが反転するギミックが面白いです。


話が脱線しましたが、接続方法はこんな感じ。USB HUBをセルフパワーで動くようにしてから、TW-S5のUSBコネクタをHUBに、iPadはカメラコネクタにHUB付属のUSBケーブル(miniB→A)のA側を接続。これだけで準備完了。(なお、HUBの仕様によって電源の取り方やUSBケーブルの接続方法が微妙に変わるのでその点はご承知置きを。)


iPadのミュージックアプリを立ち上げ、右上のAirPlayアイコンをタップして「USB Audio DAC」にチェックが入っていれば準備完了。プレイボタンで音楽が再生されるのを確認してみましょう。ボリューム調整も可能。小さなスピーカーですが、ボリュームを上げれば上げるほど、秘められたパワーを実感できるはず。

パソコン同様、デジタルなので音質は良好。WAVやロスレスでエンコードしていれば、より音の良さが実感できると思います。ということで、PCオーディオに興味があって、なおかつiPadオーナーな方は是非。

ちなみに、アンプ付きシステム(TW-D7シリーズ)の場合は、アンプ部が外部電源で動いていれば、USBケーブルをiPad(のカメラコネクタ)に挿すだけで使えますよ。

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