いろんな発見があって楽しいウォークマンWシリーズ「NWD-W202」

6/11に届いたウォークマンWシリーズ「NWD-W202icon」ですが、三四日ほどしか使ってない割に、色々発見があって楽しいです。てことで、インプレ的なものも兼ねた自分用メモ。

■パッケージについて

iconiconウォークマンにしては珍しく、中身が見えるパッケージ。本体色に合わせたカラーリングもわかりやすく、さぞや店頭では目立っていることでしょう。

CDより大きいサイズなのにCD-ROMを同梱してないのも面白い。ソフトをCDで提供する時代はいい加減そろそろ終わるんでしょうか。

w202_01

中身は、本体、USB接続ケーブル付き(充電)スタンド、本体用ホルダー、交換用イヤーピースとシンプル。このほか、取説、保証書、相談窓口案内、カスタマー登録案内に加え、磁気漏洩に関する注意書きが同梱。CDは無くとも紙はまだまだ無くせないみたい。ちなみに、SonicStage(v.5.2)は本体メモリに内蔵されてます。

■本体デザインについて

これまでもヘッドホン一体型のDAPは無かったわけじゃないけど、ここまでスマートにまとめ上げたものは無いように思います。

w202_02

本体がひとつになっている状態がスティックタイプのウォークマンと考えるとさほど小型化されているわけでも無いように思えるんですが、Bluetoothヘッドホン「DR-BT160AS」なんかと比較すると、思っていた以上にコンパクトだということがわかりました(2つ下右画像参照)。

w202_03

スタンド装着時のデザインもインパクトがあってナイス。素性を知らない人は初見でDAPだとわからないんじゃないでしょうか。欲を言えば、スタンドに内蔵したケーブルはもう少し細くてもよかったような…。

w202_04

ハート型もインパクトあって良いですけど、こんな巻き方もできますよん。さらにコンパクトになって持ち運びが便利。「DR-BT160AS」と比べると一目瞭然。BT160ASはさらにBluetooth対応音楽プレイヤーが別に必要です。

■使ってみよう

対応するコーデックの音楽ファイルを本体メモリの「Music」フォルダに放り込めればひとまずは使えるというお手軽さ。

Linux、Macでも本体メモリがマウントできさえすればどうにでもなります。ちなみに、PS3経由の転送もOKでした(コピーで自動的にMusicフォルダ内に書き込みしてくれます)。

ss_ss曲のサビを呼び出すZappin機能が使いたい場合はSonicStage経由で聴きたい楽曲を12音解析してあげる必要があります。Windowsパソコンを使っているなら、本体メモリから最新版のSonicStage v.5.2をインストールしませう。

ちなみに、自分のATRAC系ライブラリはNAS上に約2000曲あって全部の解析が終わるのに約2日(徹夜無し)かかりました。

■SonicStageの12音解析=Media GoのSensMe

いきなりの余談ですが、先日SCEが無償公開した「Media Go」のSensMeと12音解析は名前が違うだけで機能的には互換なんですねー。

mediago_ssSonicStageで解析したATRACデータと同じ曲のMP3データをSensMeで解析してMedia Go経由でW202に転送。W202で再生確認したら、全く同じ箇所をサビとして認識してました。ちなみに、Media Go経由の転送も、PS3同様に、「Music」フォルダにファイル転送されます。

Media GoはATRAC非対応なので、iTunesでAACとかMP3で、もしくはWMAでライブラリをメインに作ってる人は動作が重いSonicStageをスルーしてこちらを使うという手もありっす。

てか、今後はウォークマンを含め、ソニー製品向けの音楽ソフトはMedia Goに統合されていくのかもしれませんね。

■基本的な操作方法

マグネット止めの本体を左右に分けると自動的に電源オン。
ボリューム(+・-)、シャッフルボタンは説明するまでも無し。
W202の操作の肝はジョグダイヤルにあり。てことで以下がジョグの操作方法。

  • w202_05プッシュで再生開始。再生中にプッシュで停止
  • 勢いよく回すことで曲送り&戻し
  • 長押しでZappin再生モード突入(Zappin inとアナウンス)
  • Zappin再生モード中に長押しでZappin再生時間を切り替え(ショートが4秒、ロング16秒)
  • Zappin再生中に短押しでZappin中の曲を頭から再生(Zappin outとアナウンス)

ちなみに、情報表示ができない機種と言うことで、これらのボタンを使って初期化や音もれを抑える「音声リミットAVLS」機能を設定できるようになっています。

—–
長くなるので次回以降、12音解析(SensMe)の精度、実際にジョギングで使ってみた感想、スポーツ用途でW202を使うこなすための工夫などを紹介予定。

「いろんな発見があって楽しいウォークマンWシリーズ「NWD-W202」」への1件のフィードバック

  1. >CDは無くとも紙はまだまだ無くせないみたい。
    ガンダムの取説も紙でしたからねぇ。
    http://goteking.web.infoseek.co.jp/jyank/gundam_manual/gundam_manual.htm

    チラシ類は無くすか、1冊にまとめて欲しいですね。期間限定キャンペーン類のチラシは取説とまとめるのは難しいだろうけど、せめて、ばらけないようにして欲しいです。箱開けてどーでもいいチラシがバサバサあると萎えます_| ̄|○

コメントは停止中です。