ソニーは、色再現能力を向上させた新開発「トリルミナスディスプレイ」による広色域映像と、業界初採用の磁性流体スピーカーによるクリアで伸びのあるサウンドを組み合わせ、さらなる臨場感を実現した4K対応液晶テレビ〈ブラビア〉『KD-X9200A』シリーズ2機種(65V型、55V型)を6/1に発売すると発表。様々な解像度の映像を4K解像度の映像に変換する4K対応超解像エンジン(高画質回路)「4K X-Reality PRO」により、ハイビジョン放送やブルーレイディスクなどを4K解像度の映像で楽しめるとか。価格は65型が75万前後、55型が50万前後。
音質面では、独自開発の磁性流体スピーカーをテレビで初めて搭載。一枚板ガラス構造の「オプティコントラストパネル」と磁性流体スピーカー、パッシブラジエーター、ツィーターからなるスピーカーユニットを融合させ、テレビ前面に大型フロントサイドスピーカーとして配置。画面から直接音が出ているかのような、映像と一体化した迫力のサウンドが楽しめるとか。
ネットワーク機能やモバイル機器連携面では、NFC搭載のXperiaスマートフォンやXperia Tabletをテレビのリモコンにタッチするだけでスマートフォンやタブレット端末の画面を〈ブラビア〉に映し出すワンタッチミラーリング機能や、スマートフォンやタブレット端末をリモコンとして使用しながら、多彩なコンテンツをスマートに楽しめるアプリケーション「TV SideView」にも対応。
広色域ディスプレイ搭載モデルなど、液晶テレビ〈ブラビア〉4シリーズ8機種発売~進化した超解像エンジン(高画質回路)「X-Reality PRO」を全機種に搭載、さらなる高画質を追求~
液晶テレビ〈ブラビア〉通常モデルのラインアップも一新。トリルミナスディスプレイ搭載モデルなど、4シリーズ全8機種に。全機種に超解像エンジン(高画質回路)「X-Reality PRO」を搭載。ネットワーク機能やモバイル機器連携面は4Kテレビと同じ。価格は7~32万円前後。
映像の美しさに加え、音の良さもアピールですか、遅いけど…。反対に3Dに関する記述はほとんど見当たらなくなっちゃった。4Kテレビがポンポン売れるようになればソニーのテレビ事業復活も間違いなしなんだろうけど、仮に景気が良くなっても70万のテレビをポーンと買う人がどれだけいるか…。
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