ソニーが、2/2に発表した2011年度の連結業績見通しを、以下のとおりに修正すると発表。詳細については2012年度の連結業績見込み含め、5/10の2011年度決算発表において発表予定とか。
・2011年度第4四半期において、米国などにおける繰延税金資産に対し評価性引当金を計上することなどにより、追加の税金費用約3,000億円を計上する見込み。
・追加の税金費用の計上は、現金支出をともなわず、ソニーの連結営業損益やキャッシュ・フローに影響を及ぼすものではない。
・上記の追加税金費用の計上により、株主に帰属する当期純損益が2/2に発表した見通しを大幅に下回り、損失が大幅に拡大する見込み。4/10時点において、連結売上高、連結営業損益、連結税引前損益は、2月に発表した見通しからの修正は無し。
なお、2012年度の連結営業損益見通しについては、通期為替レートが1米ドル80円前後、ユーロ105円前後の前提で、現時点においては約1,800億円の黒字転換を見込んでいるとか。