PSS SDKのオープンβは2012/4、正式版は年内後半有償提供


PlayStation®Suite「プレイステーション スイート」の本格展開に向け、開発環境をさらに強化 2012年4月からPlayStation®Suite SDKのオープンベータ版を、同年後半から正式版を提供開始(SCE)

SCEは、PlayStation Suite(以下PSS)のコンテンツ開発環境「PSS SDK」のオープンベータ版を2012年4月から、正式版を同年後半から提供すると発表。詳しい情報や入手方法等については、近日中に、特設サイトで案内予定。

無料のオープンベータ版では、クローズド版で開発者から寄せられた意見や希望を可能な限り反映し開発環境の効率性を一層高めたとか。また、作成したコンテンツは、PS Vita上でも動作検証が可能に。2012年4月以降、日本、アメリカ、イギリス以外に対象国を拡大し順次提供。

2012年後半から提供を開始する有料の正式版(99USドル/年)で制作されたコンテンツは所定の手続きを経てPS Storeより配信され、世界中のユーザーがPlayStation CertifiedデバイスおよびPS Vitaで楽しめるとか。なお、ベータ版で制作したコンテンツ資産も、正式版にそのまま引き継ぎ、製品化が可能。

さらに、現在PSSを展開している日本、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、オーストラリアにおいて、PlayStation Certifiedデバイス向けに最適化したPSS用のPS Storeを、2012年後半から順次導。正式版のPSS SDKで開発されたコンテンツも、所定の手続きが完了後に提供するとのこと。

「プレイステーションクオリティ」のオリジナルゲームがどれだけ出てくるのか、楽しみではある。優れた品質のゲームが出てくれば、Vita普及の足がかりにもなるってことなのかな。ただ、正式版が有料、しかも1年更新ってことで果たしてデベロッパーがどれだけ集まるのか…。

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