PS Vitaの世界販売台数が120万台に~ちぐはぐ矛盾ハードとの指摘も


「PlayStation Vita」、世界販売台数120万台を達成

ソニーがPS Vitaを世界中で120万台以上販売したと発表。2/22以降の欧米発売が予想を上回る販売達成に貢献しているとのこと。またソフト販売数は、小売店とオンライン両方で200万本に達したとのこと。

EB調査では2/12時点での日本国内販売台数が55万台だったので。欧米のローンチで60万台以上は売り上げたことになるのかな。国内のローンチ時が30万台強なのでだいたい同じような立ち上がりとも言えそう。ソフトの定着率は計算上は1.6本だけど、無料のものまではカウントしてないよね…。

Vitaといえば、新清さんが日経とファミ通ブログで興味深いコラムを量産中。関係者ならずとも必読。

【日経】
不安な船出” SCEの新ゲーム機「PSヴィータ」
タイトル不足でスマホと競合 欧米でも苦戦必至のPSヴィータ
【ファミ通】
「PlayStation Vita」から見えるソニーグループの混乱(上)
「PlayStation Vita」から見えるソニーグループの混乱(中)

「PS Vitaは、ソニーグループの抱える矛盾が垣間見えるハードウェアで、個別の現場や、個別の技術には優れた点がありながら、全体に統合して、ソニーグループ全体のなかに位置づけてみると、ちぐはぐな部分を多数抱えている」との指摘。OSを一つに絞り込みコストを下げるなど、グループ競合を避けるべきとの指摘も。Vitaの矛盾を指摘するという(下)の公開が楽しみ。


にしても、3G利用期限と更新期限を4ヶ月前にアラート表示するってのもすごいな。商魂たくましいぜ。

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