ソニエリ Xperiaワールド タッチ&トライ ブロガーミーティングレポート(1)

昨晩、1/17に都内で開催された「ソニー・エリクソン Xperiaワールド タッチ&トライ」ブロガーミーティングに参加してきたので簡単にレポをば。イベントはCES2012と先だって国内でも発表された、XPERIA NX(SO-02D、XPERIA acro HD(SO-03D/IS12S)のブロガー向けの実機体験会。

昨年末に、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社(以下ソニエリ)からの案内、というか代行会社のブロガーズ・ラウンジから案内をもらい興味本位で応募してみたです。ま、今年のどこかのタイミングから新会社になるってことで、その辺の事なども確認したかったので。一応選考はあったようですが、当日は40~50名ぐらい参加していたので結構な高確率だったのではないかと予想。ちなみに、応募形式とは言え、ソニエリのイベントにブロガーとして呼ばれるのは今回が初めて。

当日はソニエリマーケティング担当部長の金子克之氏の製品紹介プレゼンが20分ほどあり、その後1時間半ほどが実機の体験会でした。全部をレポートすると長くなるので、今回は金子氏の製品プレゼン内容について書き留めておくことにします。エンターテインメント性、見る、撮る、聴く、シェアするという機能面、エンジニアのデザインのこだわりなど、プレゼンしてくれた内容は以下の通り。

XPERIAも初代から数えてはや3世代目。ソニエリは最もエンターテインメント性に優れたスマートフォンでありたいというモットーを元に日々機能の拡充、進化させてきたとのことで、昨年来好評のarcとarcoの後継が今回の2機種になるとか。NXはグローバルモデルで持つ喜び、デザインにこだわりを持つ人に向けて強くお勧めしたい機種。手に取ると驚いてもらえるデザインと質感、ハイスペックな機能を搭載した贅沢な仕上がりになっているとか。acro HDはスマホ初心者にも安心して使ってもらえるよう、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線といった日本向けの機能を搭載した上に、XPERIAとして初めてとなる防水機能も搭載しています。

■DESIGN
NX

無駄のないミニマルなフォルム。手にしっくりとなじむ素材がプレミアムな存在を演出。カラバリは王道のブラックとホワイト。ボディ下部の透明なフローティングプリズムは着信時や操作時にLEDが光る。最下部にはアンテナなどの基盤が入っており、フローティングプリズムを経由して上部と繋がっている。ハードキーには金属を使用。背面はマットな質感で指紋が付きにくい塗装。カメラ、スピーカーを一列に配することですっきりしたデザインに仕上げた。

acro HD

スクエアなデザインのフロント面と曲線が美しいラウンドフォルムの背面を組み合わせたデザイン。カラーはドコモ向けが4色、KDDI向けが3色。ボディの周囲を巡る金属調フレームで描いた繊細なサイドのラインが上部の接続カバーへ繋がっており、全体的にに高級感を与える仕上がりとなっている。


フレームのカバーはカラバリごとに色を変えており、手の凝った仕上がりに。背面のラウンドはりょうかんがなだらかに傾斜し、手に心地よくフィットする持ちやすい形状。美しいラインと手触りの良さを実現。操作性を兼ね備えたデザイン。

■DISPLAY(見る)

4.3インチHD Reality Displayは1280×720ピクセルの高解像度。Webサイトの細かい文字もくっきりと読み取ってもらえる仕様。細かいことだがアプリアイコンのデザインが写実的なものになっているが、これらの実現も高画質ディスプレイがあってこそと自負している。


コントラスト向上技術と輪郭強調技術を組み合わせた「モバイルブラビアエンジン」により色彩の鮮やかな深みを引き出す発色の良いディスプレイになっている。光の乱反射と拡散をできるだけ抑え、外光下でも見やすく色彩を鮮やかに映し出す「Clear Black Panel」搭載。ディスプレイオフ時にはまるで一枚の板のような上質な存在感を演出。

■CAMERA(撮る)

1210万画素の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を搭載。薄暗い場所でもノイズを抑え、明るい写真や動画を撮影可能。加えて3Dスイングパノラマやスイングマルチアングル機能も搭載。エンタメ製の高い仕上がりに。スリープモードからカメラキーの長押しで撮影が可能。その後も撮影が続けられるのでシャッターチャンスを逃さない。フラストレーションのない高速起動、撮影間隔を実現。さらにカメラUIでは露出補正やWBなどのよく使う機能のショートカットアイコンを画面上に置くことが出来、メニュー画面に移行せずに素早い操作が可能。


フルHD動画が巻単に撮影可能。動画撮影時にも手ぶれ補正に対応。コンティニュアスオートフォーカス顔認識で動いている被写体にピントを合わせ続ける。動画撮影時の被写体追尾オートフォーカスは今回が初搭載。ディスプレイ面のフロントカメラは130万画素と720PのHD動画が撮影可能。

■MUSIC(聴く)

ミュージックプレイヤー機能をさらに進化させ、マニュアルイコライザーに対応。楽曲に合わせてこだわりの音質に設定可能。ソニー独自のバーチャルサラウンド技術搭載により、ホール、クラブなど臨場感のある音場が選択可能。

■CONNECTVTY(シェアする)


家庭内のデジタル機器同氏を接続するDLNAに対応。本体内のコンテンツをDLNA機器に送ることで写真や動画をテレビの大画面で楽しめる。HDMIケーブルでフルHDテレビと接続時には専用UI「TV Launcher」が表示され、テレビリモコンの操作で簡単に利用可能。細かいことだがミュージックプレイヤーのジャケットや音楽のテンポに合わせて背景の動きが変化するちょっとしたエンタメにこだわった仕上がり。

■USABILITY(ユーザビリティー)

POBox Touch に手書き仮名入力を追加。予測変換機能と合わせて簡単、快適に手書き文字入力が使える。これまで紹介した各機能の快適操作を支えるのが1.5GHzデュアルコアCPU。マルチタスク処理によるパフォーマンスとレスポンスを実感してもらえる。大容量バッテリーでたくさんのコンテンツを長時間楽しめるようになった。

■JAPAN CUSTOMIZE(日本独自仕様)※acro HDのみ

以前からニーズが高かった防水対応にシリーズとして初対応。水を気にすることなく自由に安心して使ってもらえる。ワンセグ視聴もブラビアエンジンで美しい映像が楽しめる。

■ENTERTEINMENT(エンタメエレメント)

ソニーのプレミアム映像サービス「Video Unlimited」やPlayStation Certifiedに対応。

■ACCESSORYS(充実のアクセラインナップ)

SmartWatch MN2はMN800の後継。XPERIA本体の情報をリアルタイムに取得できるデバイス。全面タッチ対応ディスプレイ搭載で操作性が飛躍的に向上。リストバンドの着脱や充電も非常に簡単になり、本体のデザインもスタイリッシュに仕上げた。防滴、防傷処理を施しており、よりアクティブに使える。

とりあえず、金子氏の発表内容は以上。実機についての個人的な感想やソニエリの皆さんに質問した内容と答えなどについては次回に。