ソニー、2011年度第2四半期の業績を発表~営業利益は16億円の損失


2011年度 第2四半期 業績説明会

ソニーが2011年度第2四半期の業績説明会開催に先立ち、プレゼン資料を公開。以下、「連結業績のお知らせ(PDF)より概況を抜粋。なお、説明会のライブ中継が17:30からあるそうです。

  • 売上高は、為替の悪影響や、液晶テレビの減収などによるCPS分野の減収により、前年同期比9.1%減少の1兆5,750億円。前年同期の為替レートを適用した場合、売上高は4%の減少
  • 営業損益は、前年同期の687億円の利益に対し、当四半期は16億円の損失。主に、減収による売上総利益の減少や今後実施予定の中小型ディスプレイ事業売却にともなう資産の減損ならびに液晶テレビ関連資産の減損によるもの
  • 前提為替レートのさらなる円高方向への見直し、タイの洪水による被害、欧米などにおけるCPS分野やPDS分野を中心とした売上見込みの減少による影響などにより、売上高、利益ともに通期見通しを下方修正

セグメントの変更があったようだけど映画以外は軒並み減収減益。映画にしてもスパイダーマン関連商品売上の分配を受領する権利の売却にともなう数字とか。金融も厳しいけど、高い利益率で他を圧倒。やはり金融ビジネス無くしてソニー無しだなあ…。

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