米Amazon、クラウド上に音楽ファイルを保存・再生できるサービスを開始
米Amazonが5GBのオンラインストレージを無料で利用できるサービス「Cloud Drive」と、同ストレージに保存した音楽ファイルをWebブラウザやAndroidアプリで再生できる無料の「Cloud Player」を正式発表。対象は現時点で米国の顧客のみ。「Cloud Drive」は、音楽ファイルのほか、動画、写真、文書の保存が可能。利用にはAmazon.comのアカウントが必要で、ファイルはWebブラウザ経由でアップロード可能。「Amazon MP3」で楽曲を購入したユーザーは、ストレージ容量が自動的に20GBに増量。また、Amazon MP3で購入した楽曲は自動的にCloud Driveに保存され、規定の保存容量にはカウントされないとか。ストレージ容量を有料で拡張できるサービスも用意されており、20GBが年20ドル、50GBが年50ドル、マックスの1000GBが年1000ドル。
WAVやリアルPCMでCDをリッピングしているコアな音楽ファンにとってたのもしいバックアップサービスになりそうだけど、最大1000GB(1TB)で年間82,000円強(月額約6,800円※本日現在のレート)の維持費を安いととるか高いとるか…。ちなみに、WebとAndroidプレイヤーが対応するのはMP3とAACファイルのみらしい。日本でも「Amazon MP3」がサービスインしているので、是非とも利用できるようにして欲しいっす。それと、こうした流れを受けて、アップルとグーグル、そしてソニーがどう動くかにも注目したいところ。
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