本日、12/10はソニーの電子書籍端末「Reader」の発売日であり、「Reader Store」のオープン日でもあります。オープン時点で20,000タイトルを揃えるとのことで、その中身を軽くチェック。
文庫本を意識して作られたReaderもあるってことで、自分が知ってる&小説家を中心に取り扱い作品数をチェックしてみたらこんな結果に…。(名前の後は2010/12/10現在の取り扱いタイトル数)
■100冊以上
西村京太郎(190)、赤川次郎(147)、森村誠一(139)
■50~100冊
中谷彰宏(97)、夢枕獏(69)
■10~50冊
今野敏(36)、鳴海章(28)、新堂冬樹(28)、堂場瞬一(22)、内田康夫(20)、佐々木譲(19)、橋本治(17)、団鬼六(12)、船戸与一(10)、松岡圭祐(10)
■10冊未満
横溝正史(9)、浅田次郎(8)、つかこうへい(8)、茂木健一郎(8)、小松左京(7)、石田衣良(6)、渡辺淳一(6)、眉村卓(5)、松本清張(4)、横山秀夫(4)、勝間和代(4)、貫井徳郎(4)、馳星周(4)、重松清(3)、養老孟司(3)、伊坂幸太郎(2)、戸梶圭太(2)、米澤穂信(2)、高橋源一郎(2)、田口ランディ(2)、山口雅也(2)、池上彰(1)、あさのあつこ(1)、五木寛之(1)、井上ひさし(1)、片岡義男(1)、島田雅彦(1)、新保博久(1)、鈴木光司(1)、高田純次(1)、竹村健一(1)、田中康夫(1)、新田次郎(1)、星新一(1)、よしもとばなな(1)、ロバート・ハリス(1)
100冊以上のお三方はまあ、なんだ、何も言うことありませんが、ぶっちゃけ、最近のベストセラー作家の作品がほとんどありませんね。東野圭吾、大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦、高村薫、村上龍、村上春樹、司馬遼太郎、北方謙三、逢坂剛、万城目学、海堂尊、岩崎夏海、湊かなえ、冲方丁、花村萬月、ダン・ブラウン、パトリシア・コーンウェル、ロバート・B・パーカー、あたりの作品なんかは一冊もありません。正直、ダン・ブラウンが一冊も無いのには笑った。
雑誌やビジネス書はともかく、小説のラインナップがこれでは…。てか、ホントに20,000冊もあるの?新しい本との出会いを演出みたいな話しもあったけど、サイトのコンテンツを見る限り期待薄。というか、リブリエ時代と何も変わってないような…。この程度の内容ならハード買っても持ち腐れるだけ。てことで静観継続決定。
ちなみに、「コンピュータ/デジタル機器」カテゴリーでは、あの「Project Palm」の1と2が販売されてます。ささっとCLIEから撤退したソニーが電子書籍市場再参入の最初に扱うデジタル系コンテンツがPalm絡みってのがなんとも皮肉。ともあれ、「Project Palm」自体の中身のおもしろさは保証付き。価格もお手頃なのでPalmが好きな(好きだった)Readerオーナーは是非に~。
・Project Palm 1 誕生──ジェフ・ホーキンスとPalmOS
・Project Palm 2 挑戦 ──山田達司とPalmOS日本語化計画
そうそう、シャープのガラパゴスサービスも今日オープンしたようですが、取り扱いコンテンツの詳細は20日公開予定の専用アプリからじゃないとわからないそうです。こっちもなんだかなあ…>コンテンツ紹介|GALAPAGOS(ガラパゴス)サービス紹介