原点回帰のウォークマン、2010年の年末商戦でシェア50%越えなるか…

原点回帰のウォークマンがiPodに肉薄、年末商戦はどっちが勝つ?

大河原克行さんのデジタル業界事情。携帯音楽プレーヤーの年末商戦を占うコラム。ソニー的には年末商戦で「50%以上のシェアを獲得したい」らしく、一部からは疑問視する声もあるものの、かなりいい線までいきそうな勢いはあるとか。

面白いのは価格帯別のシェア動向。1万円未満ではソニーが58.9%でアップルは18.5%、1万~1万5000円未満はアップルの51.2%でソニーが47.8%、1万5000~2万円未満はアップルが39.0%でソニーが60.1%と、ボリュームゾーンの商品群の好調がシェアを押し上げていると考えられるそうです。

一方、2万円以上の価格帯になるとアップルが優勢。アップルのシェアは2万~2万5000円未満では86.9%、2万5000~3万円未満では95.5%、3万円以上では93.6%で全くウォークマンの立ち入る隙無し。「ソニーがシェアでアップルを追い抜くには、2万5000円以上の高級機種のテコ入れが必要」とか。

iconicon iconicon iconicon

また、ソニーがここまで巻き返せた理由については、2006年以降の原点回帰の成果と自己評価しているとか。ここで言う原点回帰は「いい音を、外に持ち出して聞く」という製品づくりとのことですが、ぶっちゃけオーディオ屋さんがごくごく当たり前の仕事をしただけにすぎません。

というか、もう原点回帰は十分でしょう。高級機種のテコ入れという意味でも、来年こそは次のステップ(Android?)へ移行して欲しいものです。

【関連ニュース】
ソニー、“Walkman”「Play You.」で“いい音”追求の新プロジェクトを開始 - YUIら3アーティストを起用
今週の読者投票:Android vs iOS - スマートフォン、OSだけで選ぶなら?