ソニー、次世代ネット家電の開発環境にObjective-C/GNUstepを採用

投稿フォーム経由でソニーが次世代ネット家電の開発環境にGNUstepを採用するとの情報をおよせいただきました。お知らせ感謝です>ノジリさん。

SONYが興味深い発表を行っています。自社の次世代ネット家電の開発環境にGNUstepを採用するとか。これって、OpenStepクローンを採用するという意味ですね?Mac OS Xの部分的クローンでもあり、リンク先でもMac OS Xに言及しています。
iPadなどiOS機器のSONY版を作ろうとしているようにも見えますが、Androidに賭けて中国企業と同列に並ばされるよりも、SONYの底力を十全に生かす道かもしれません。
ちなみに、GNUstepのネイティブな開発言語はObjective-C。Mac OS XとiOSのアプリ関係者しか使っていないマイナー言語です。SONYは開発者を集められるのでしょうか?気になります。iOSによって十分に開発者が増えたのかもしれませんね。
http://snap.sonydeveloper.com/pages/about/

モダシンさんでも取り上げられてますね>ソニーの次世代アプリケーション・プラットフォームはObjective-C/GNUStepをベースに。 – [モ]Modern Syntax

文系人間故、この手の話しは苦手ですが、ツールそのものの素性はともかく、かつてのソニーのように、自分のふんどしで相撲を取る道を模索し初めたということなんでしょうかね。

そういえば、Chrome OSってどうなったんだろう…>「Chrome OS」計画発表から1年半、登場はいつか?

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