2010年のソニー製品はものづくりへの情熱を受け継いでいる製品ばかり

ソニー、定時株主総会を開催。「3Dの普及につとめる」 -役員報酬も公表。ストリンガー会長は4億1千万円

AV Watchがソニーが6/18に都内で開催した第93回定時株主総会の模様をレポートしてくれてます。注目したいのはGoogleTV絡みのコメント。

・Google TVは、従来のテレビの枠を越えたものであり、GoogleのAndroid技術と、ソニーのオーディオ・ビデオの技術が融合することで誕生する製品。今年秋には米国市場に投入し、その後全世界に展開していく(ストリンガー氏)
・我々が最もAndoroidの重要性を認識している。最初にこれに取り組んだことを見てほしい(同上)
・オープンであるAndoroidプラットフォームの上にネットワークサービスを乗せて、コンテンツ配信を実現していく。Google TVで進化するテレビを実現する。将来はほかの商品との接続、連携を強化して、楽しんでもらえる商品をつくりあげたい(石田佳久SVP)

Androidベースのスマートフォンやウォークマンとの連携等々含めまして、なんだかんだで進化するテレビには期待しております。

ところで後半、「iTunesはアップルのものに対応しているだけだが、ソニーのオンラインサービスは広く展開している」とストリンガー氏がコメントしてますが、これってMedia Goとかx-アプリのことをさして言ってるんですかね?だとしたらさほど大差ないような…。

このほか、ストリンガー氏は「今年打ち出しているソニーの製品ラインアップを見てもわかるように、ものづくりの精神や、クリエイティビティが表れているものが多い。ものづくりに対する情熱を受け継いでいる製品ばかりである」などともコメントしてます。

そんなストリンガー氏の2009年度の報酬は約4億1,000万円とか。中鉢良治取締役代表執行役副会長の1億5,000万円もスゲーけど、二人の差額もスゲー。