ユニクロ、グーグルの強さ如実 「無料か、楽しいか、安いか」――消費者にとってのブランド価値に変化
ブランドを分析・偏差値化してランキングする日経BPコンサルティング主宰の「ブランド・ジャパン」が2010年の結果を発表。消費者市場部門の総合力ランキングTOP3はユニクロ、グーグル、スタジオジブリ。ビジネス部門の総合力ランキングTOP3はトヨタ自動車、パナソニック、ホンダ。特に、ユニクロ、餃子の王将、ジャパネットたかた、任天堂関連の躍進が目立ったようです。
アップルよりもiPodが上位だったりする消費者部門の数字が面白いです。あと、マイクロソフトとウインドウズの強さというかしぶとさも目につきます。上昇ランキングではレグザの上昇率がものすごいですが、無料のサービスや安さを売りにするブランドが上位に名を連ねているのも目立ちます。まさにそういう時代なんですね。
ちなみに、ソニーは消費者部門で4位、ビジネス部門で6位と昨年よりも順位は若干落としつつも踏ん張ってます。ただ、「ソニー」以外のブランドが出てこないのがなあ…。
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