「Xperia」が狙う新市場――ソニー・エリクソン 仲井社長に聞く
Xperiaの狙いと勝算について、神尾寿さんがソニエリ代表取締役社長の仲井一雄氏と東京エンジニアリング本部長の池上博敬氏にインタビュー。注目ポイントをメモ。
・Xperiaは「起死回生のモデル」で、グローバル市場を席巻すべく、最も先進的な技術を多数盛り込んだ
・当初のターゲット層は、同社が「デジタルエンターテインメントジャンキー」と称する、SNSを多用するなどして新しいライフスタイルを送っているデジタルガジェットに関心度の高いコアユーザー層
・iPhoneが風穴を開けてくれたので、日本固有の機能やサービスに対応しないことをネガティブに捉えてはいない
・「Timescape」や「Mediascape」などの独自のUIを搭載が他社のスマートフォンに対する優位性であり、Xperiaシリーズのアイデンティティ
・特に重視したのは画質。大画面・高解像度はもちろん、エンタメ重視のスマートフォンとして、「画面がきれいに見える」という部分にはこだわり
・ソフトウェアやサービスを多数持っているソニーグループ全体とXperiaが連動していくシナリオはもちろん考えている
銀座で2~30分触った程度なのでなんら評価できる立場にはありませんが、「デジタルエンターテインメントジャンキー」まで到達してない自分が手を出すにはまだまだ早い端末なのかも…。
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