TGS2009で他社から追われるSCEの厳しい立場が浮き彫りに

東京ゲームショウの主役になれなかった「PSP go」

お馴染み新清士さんがTGS2009で発表されたSCEの各種戦略を批評。期待はずれの基調講演や、PSP goの立ち位置を微妙にした現行機種の値下げなどから、他社から追われるSCEの厳しい立場が浮き彫りになったとしています。

会社的にはグループの戦略の不整合解消での苦戦や、追う立場になったことによる新戦略の早期外部公開の悪循環が戦略面での課題で、「ソニーグループ全体を含めて、ゲーム事業の方向性がはっきりしていないことに原因があ」るとの指摘。

確かにあの基調講演はつまらなかった。SCEのCEOたる人が台本棒読みでかみまくり。普段言い慣れてない硬い文章だからなんでしょうが、あれではこころは動かないよなあ…。PSP goについては、現行機の値下げで、発売前から終わってしまった感がヒシヒシと。所詮はPSP2までのつなぎだから別に売れなくても良いんです~、ってな話なんですか>SCEさん。

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