大河内さんがウォークマンの2週間連続トップシェア獲得理由を解説

大河原克行のデジタル家電 -最前線- ウォークマンが2週間連続でトップシェアの理由とは? ~若年層の獲得が、シェア拡大の切り札~

ソニーが4年8ヶ月ぶりに上回りトップを獲得したとBCNが発表した携帯音楽プレーヤーの販売台数シェアについて、元BCNの大河原克行さんが掘り下げ(釣られ?)解説。なんと、最新週の8月31日~9月5日の集計でも、ソニーが47.1%でシェアトップを維持したとか。実際、反響も大きかったらしく、ソニーの「広報部門にも新聞各紙からの問い合わせが殺到」したらしいです。

ちなみに、アップル側の事情はiPod利用者の一部がiPhoneに移行したことと新製品発表前の買い控えの影響で、ソニー側の事情ではラインアップ拡大、技術的優位性の認知、国産メーカー淘汰による他社製ユーザーの流入、平均単価の低さ、若年層獲得などをあげています。

聞くところによると、YUI起用の広告効果は絶大だったらしいです。なにはともあれ、まもなく発表のiPod新製品、そして、国内未発表のステレオスピーカー内蔵のSシリーズがこの年末商戦で思い切りぶつかり合うことになるのでしょう。大河原さん同様、今後のシェアの行方に注目していきたいと思います。

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