オリビン型リン酸鉄リチウムを正極材料として用いた 高出力型/長寿命リチウムイオン二次電池の量産出荷 開始(Sony Japan)
ソニーが、オリビン型リン酸鉄リチウムを正極材料として用いた高出力型/長寿命リチウムイオン二次電池を商品化し、2009年6月より出荷開始したと発表。結晶構造が強固で高温でも熱安定性が高い性質のオリビン型リン酸鉄リチウムに、独自の粉体設計技術と、現行のリチウムイオン二次電池で培ってきたセル構造技術を併せて用いることで、出力密度1800W/kgの高出力と約2000回充放電が可能な長寿命性能を実現。急速充電が可能で安定した電圧を供給できることから、電動工具などのモーター駆動用途から出荷を開始し、多様化するモバイル機器などにも訴求。リチウムイオン二次電池のビジネスを引き続き強力に推進していくとか。
見た目、新しい乾電池かと思いましたが、筒型のチウムイオン二次電池なんですねー。30分で99%の充電が可能だそうです。すげー、モバイル機器はバッテリーが命ということで、色んな意味で期待しております。