一昨日取り上げたスキニーマテリアル製ウォークマンNW-X1000シリーズ専用シリコンカバーですが、同製品を取り扱ってるビザビのM谷店長が使ってみなはれとサンプルを送ってくださいました。毎度毎度感謝です。
なお、サンプルなのでパッケージは製品版と異なるはずです。また、アンチグレアタイプの液晶保護シートは同梱されておらず使い心地等は未検証です。
純正品と大きく違うのは上面と底面。純正は上面操作ボタンまでを覆いますが、スキニー製はボタンは露出します。また、底面WM-PORT部の露出面積はスキニー製の方が小さく、ストラップホールの造りが顕著に異なります。
側面については、ノイキャンスイッチ部の解放面積はスキニー製の方が小さく、スキニー製はリセットスイッチにはアクセスできません。
また、同じシリコンでも手触りは異なり、純正はサラッとした手触りなのに対して、スキニー製はザラッとした摩擦間のある手触り。type P用同様、エンボスがかかっているので滑りにくく、手に持った時にそこはかとない安心感があります。
カラバリは全4色。ホワイトが「hotaru」、ブラックが「crow」、パープルが「lilac」、レッドが「bloody」というのが正式なネーミング。透過性のあるシリコンを使っている純正品と違い、スキニー製は基本的には本体をすっぽり覆う不透明タイプ。
どの色を装着してもスイッチと液晶以外に本体が露出する部分がないので、3種類ある本体カラーとは全く異なるカラーリングが楽しめます。ちなみに、WM-PORT周辺の解放面積が小さくてもミニスピーカーは問題なく装着可能でした。
シリコンの内側に金具を埋め込んだ構造で強度を向上させているというストラップホール。クリップを使って宙ぶらりんにしてみましたが、確かにしっかりしてます。いかんせん、穴の系が小さすぎて、使えるストラップが限られてしまうのが残念。逆に純正はそこまでする必要があるのかと言いたいぐらい大きいストラップホールが底面センターについてます。こいつのせいで、改造した純正クレードルに載せられないんだけど、スキニー製は角にあるので問題なし。
ホワイトに「hotaru」の名がついた理由はその蓄光機能。試してみましたが、実際に暗がりでぼんやりとですがケースが光ってました。何がどう便利ってわけじゃないけど、遊び心があって面白いと思いました。蓄光機能よりなにより、ホワイトカラーのケースそのものが新鮮です。
かさばりがちなクリアケースや革ケースと比べて、本体の意匠を壊すことなく、スマートに持ち歩けるのがシリコンケースのメリット。ちなみに、純正は15gでスキニー製は12gでした。少しでも軽くしたいならスキニー製をどぞー…ってたった3gの違いだけど。
にしても、良い仕事してますね、スキニーマテリアルさん。素材には弾力性がちゃんとあるし作りも丁寧。iPodと違い、まだまだ小さいウォークマンエコノミー。それなのに一挙に4色のカラバリ投入。もう作ってくれるだけでもありがたいことです。そういえば、スタンド機能付きのシリコンケースってまだ無いですね。どこか作ってくれないかなあ…。
【関連リンク】
・スキニーマテリアル シリコンカバー for ウォークマン NW-X1000シリーズ(Vis-a-Vis)
・スキニーマテリアル シリコンカバー for ウォークマン NW-X1000シリーズ(Amazon)
・SONY WALKMAN NW-X1000 VAIO type p(スキニーマテリアル)