type P持ち歩き用としてゲットしたNOMADICのWISE-WALKER ATTRACT ショルダーバッグ(WO-01)。前編では前面フラップと、メインスペースの収納力について書きましたが、実はこのバッグでtype Pを持ち歩きキモとなるスペースはメインスペースの奥にある別なスペースなのです。
製品情報でも特に名前がないので勝手にサブスペースと命名しますが、このスペースの最大の特徴は小物用のサイズや素材違いの9個ものポケットを内蔵していることにあります。
長財布、携帯ゲーム機、コンパクトデジカメ、携帯電話、ポータブルオーディオはもちろん、キーホルダーやUSBメモリーなどの細々したグッズのほか、長3サイズの封筒などを折らずに収納できちゃったりします。
ポケット素材は基本的に滑りの良いツイル生地が使われており、メインスペースの背中に当たるポケット3つは5mm厚のウレタンを使用。続いて中央には長手のメッシュポケット1つとサイズ違いのメッシュポケット3つの背中合わせ。最も外側になるポケットはツイル生地でサイズ違いの大小2つのポケットで合計9個。
これらのポケットを活用すれば、複数のデジタルガジェットを整理整頓された状態で持ち歩けるってな具合です。
ちなみに、この9つのポケットがあるサブスペースは、全体が上げ底になっており、中が見やすくモノが取り出しやすいというメリットがあるんです。肝心のtype Pをどこにしまうかという解は、実はこの上げ底にあったんです。
封筒サイズで話題になったtype Pですが、長手のメッシュポケットはマチがほとんどないので現実的に無理。それ以外のポケットにしても、ポケット自体が小さすぎてtype Pはとても入りません。ではどこにしまうのか…。
それは、3つあるポケット列とポケット列の間のスペース。実は中央のメッシュポケットは左右の端だけが固定されており、サブスペースのマチを有効利用できるような作りになってるんです。
さらに、上げ底により奥行きのないtype Pが沈むことなく、とりやすい位置に収まってくれるのです。上げ底のクッション性能も期待できるとあって、まさに一石二鳥。
さらにさらに、バッグの間口に余裕があるおかげで、ロングバッテリー装着のtype P本体はもちろん、専用ケースや薄手のポーチに入れた状態でも収納可能。
さらにさらにさらに、この上げ底スペース、製品情報では折りたたみ傘などの収納を想定していますが、ここにACアダプターやマウス、Bluetoothスピーカー(!)など、かさばる小物系を入れておけるというのがミソ。
というか、サブポケットをフルに活用する場合は、実はこの上げ底スペースに何かが入った状態じゃないと、バッグの後ろ側が重みでたわんじゃうんです。ある意味これがこのバッグの欠点かも。
てなことで、type Pの周辺グッズを持ち歩く必要が無い場合などには、ここに傘やエコバッグ、ウレタン製の小物入れやエアパッキンなどで上げ底部を埋めてあげると良いかもです。
ちなみに、一番後ろ、カラダに密着する部分にもポケットがあって、ここに折りたたんだ新聞紙やA4サイズの書類や雑誌も収納可能です。ショルダーベルトにはシートベルト生地が使われているほか、ショルダーパッドもスリップ防止素材が使用されており、肩からのズレ落ちを防いでくれます。なお、このバッグのショルダーベルトはパッドを含め、完全フィックスでした。
てなことで、type Pにジャストサイズではありませんが、type Pに標準で付属するアダプターの類や周辺機器は言うに及ばず、他のモバイルガジェットやA4までの紙書類などを複数まとめて持ち歩ける収納力はお見事。メインスペースにはA4書類が余裕で入るので、インナーケース込みなら他のノートPCでも便利に活用出来るはず。
パッと見、合皮にも見えないし、手触りもすごく良い。そして、何より軽いのがうれしい。ソニスタコラボ、吉田カバン製「type P」専用オリジナルバッグのコンパクトさにはかなわないけど、それを補ってあまりある収納力と、type P&小物の取り出しやすさ、そしてそれらに対する保護性能がこのバッグ最大の魅力になると思います。
個人的には大満足。これからオン・オフ両方で、バリバリ使い倒したいと思いまーす。
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