どうなる2009年の国内ゲーム市場~ガラパゴスタイトルで食いつなぐ?

08年の国内家庭用ゲーム市場、15%減の5826億円

エンターブレイン調べの2008年国内家庭用ゲーム市場規模。ハード・ソフトの合計は5826億1000万円で、前年比15.3%減。携帯ゲーム機では、DSの累計販売台数が2500万台、PSPが同1100万台を突破。ソフト市場規模は前年比7.9%減の3321億2000万円。ハードは同23.5%減の2505億円で、新型据え置きハードの普及が一段落したためとか。

SCEJ的というかPS3的には一段落されちゃ困りますー、てな状況にあることは想像に難くないわけですが、一方でPS3にはこういう使われもあるわけですし…って全然フォローになってないぞ>「SSL証明書の偽造」に研究者らが成功、計算には200台のPS3を使用PS3のDLNA機能 徹底活用術<前編> PC向けサーバソフトの使い勝手を一斉テスト!

とにもかくにも、今年のPS3も厳しそうですね。Xbox360版が先に出るマルチタイトルのプロモとか大変そう。Xbox360版の評判いかんでは総スカンくっちゃうおそれも…。PS3にはFF最新作があるかもしれませんが、スクエニのXbox360向けRPGがいまいち盛り上がっていない状況がやけに気になります。

PSP好調を支えたのはモンスターハンターポータブル2ndG効果。この3月にはドラクエ最新作がDSで出ますが、よくよく考えてみたら、どちらも主に日本でだけ人気のあるシリーズなんですよね。ある意味、ゲームソフトもガラパゴス化してるのかな。(どうあれ、自分は買うんですが…)

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