<ブラビア>X1に標準で付属するリモコンは2種類。いかにもな縦長の方は赤外線方式のごくごく標準的なリモコンで、幅広の方が2.4Ghz帯の電波信号を使った無指向性のリモコンで、こいつがいわゆる「お気楽リモコン」と呼ばれるものです。前者は最低限の機能しかないし、ある意味オマケみたいなものなので軽くスルーさせてもらうとして、今回は後者の「お気楽リモコン」についてレポートします。
幅広で余裕のあるボタンレイアウト。デザインはあくまでシンメトリー。主要なボタンも大きくて押しやすいです。
グリーンの電源ボタンの下にあるのが「シアター」キー。これだけがオレンジ色なのはどういう意味があるんだろう。これを押すと映画鑑賞向きの画質「シアターモード」になるわけですよね。よくわかりませんが、ソニー的に相当自信のあるモードなのでしょう。後日、市販のBlu-rayビデオやWOWOWで録画した映画を素材に画質を検証したいと思います。
あと、数字キーの左と下部にある拡張キーが、ブラビアリンクやネットワークボックスなどの外部機器操作用のようです。こちらについても後日、別途検証します。
裏面には「2.4DS1」の文字。無線LANと同様の周波数帯を使う無指向性リモコンってことで、いちいちリモコンをテレビに向けなくてすむんですよね。これはホントに便利です。
電源は単四電池が2本。ソニーのテレビやレコーダーのリモコンは、ほとんどが単三電池を使うタイプなのでちょっと意外。
あと、このリモコンはテレビと1対1で機器認証して使用するので、テレビが2台あっても混信しないのだとか。我が家は今ソニー製の機器が多く、よく混信を経験するのでこれは素直にうらやましいです。
テーブルなどの上に置いたままでも使いやすいデザインがナイス。
とまあ、ほめてばっかりのお気楽リモコンですが、中央部の四方向キー周りのボタンの密集度が高く、押し間違うことがたびたびあります。自分の場合は上キーとその上の「アプリキャスト」キーとかをよく押し間違えます。
実は我が家にある我が家の液晶ベガのリモコンの「四方向+決定」部分にはジョグレバーが採用されてます。細かい話を言うと、スゴ録D900A付属のリモコンも同様のジョグレバー採用。この方式に慣れすぎてるからかなあ…。というか、なんでジョグレバーにしないんですか、ソニーさん。個人的にはXMBは絶対ジョグレバーの方が使いやすいと思うんだけど…。故障率高いとかあるのかなあ…。