ソニーのコンピレーション職人~CBS/EPIC全盛時代の音源資産を有効活用

豊富な音楽カタログを、独自の切り口で届ける | コンピレーション職人(My Sonyメールマガジン)

My Sonyメルマガの特集「ソニーのDNAを受け継ぐ職人たち」の第12回は「コンピレーション職人」ということで、ソニー・ミュージックダイレクト(SMDR)のプロデューサー、加納氏が登場。CBS・ソニーレコード(当時)に1983年入社。プロモーター、営業、アーティストマネジメント、制作現場を歴任後、2002年にソニー・ミュージックダイレクト(SMDR)に移動。ソニーミュージックグループの豊富なカタログ(音楽・映像資産)を活用し、数々のヒットコンピレーションアルバムを世に送り続けているそうです。

「MOMOE PREMIUM」も加納さんプロデュースだったんですねー。自分も買いましたが、まさに自分も加納さんの読み通りの行動でした。

当時10代だった僕にとって、シングル盤はともかくLP盤(レコード)は高嶺の花だったんですね。だから今作って発売すれば、大人買いするファンはきっといるはずだと思ったんです

お見事です。というか単純に世代が近いんでしょうね…(実は自分も就職先の第一志望がCBSソニーで、新卒試験を受けたんですが、あっさり落とされました)。百恵のCDではオケを全部取り直した「百恵回帰」シリーズも新鮮で良かったなあ…。あとで引っ張り出して聞いてみようっと。

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最近の自信作は、80年代の大ヒット曲ばかりを集めた5枚組の豪華CDボックス『ヒット・スタジオ80’S』で、選曲を担当したそうです。このCDはソニー音源のみで構成したそうです。80年代は洋楽邦楽問わずソニーレコードの天下のような時代でしたからねー。他社の音源必要ないのもわかる気がします。

【追記】加納さんの名字を間違って加藤さんと書いてました。お知らせ感謝&修正しました>HNさん。

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CDといえば、「mora」と「mora win」で、Enyaのアルバム「And Winter Came…/雪と氷の旋律」のWAV/WMA Lossless配信が始まったそうです。料金は1曲200円でアルバム一括購入は2,000円。WAVはOpenMG、WMA LosslessはWM DRM9の著作権保護付き。今後もより多くのレコード会社と協力し、CD音質配信の充実を図るとか>moraで16bit/44.1kHzのPCM配信を開始。Enya新アルバムで-1曲200円でDRM付き。mora winではWMA Lossless

メディアだけじゃなくて、配信も高音質化の流れが加速中なんですね。実際、消費者も音質重視傾向にあるようです>携帯向け音楽配信サービス、重視するのは“料金”より“音質”

あと、配信ならではのメリットや付加価値も欲しいなあ…>デジタル楽曲にもライナーノーツや歌詞――iPhoneアプリで実現

ちなみに、ソニーがiTunesでDRM無しの楽曲を配信するとの噂もあるようです。まあ、日本ではDRM音源すら配信されていないのですが…>アップル、ワーナーミュージックら3社と協議中か–iTunesのDRMフリー楽曲販売で

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