ソニー株価急落の背景にある市場心理とは

ソニー急落が象徴する日本株崩落の市場心理

ソニーの株価は、9月半ばのリーマン・ショック直前の3700円水準から10月23日の終値2295円まで既に約48%も下落して、業績のある程度の下方修正は織り込み済みと思われていたものが、実際にその業績下方修正が明らかになると、その内容が円高の急激な進行など現実に起きているスピードに追い付いていないと判断され、さらなる売りの標的とされてしまうということだ

そうです。そうですって、おい。先週後半から今週前半の日経平均の動きのすごさってば。ソニーの株価が2,000円を切った時はどうなることかと思いました。とりあえず今日の午前中の段階で2,000円前後まで持ち直しているようです。ソニー絡みでは、こんなニュースも…

ソニーファイナンス、1枚で円・米ドルの両方で決済できるクレジットカード

ソニーファイナンスが国内で円、海外で米ドルで支払える世界でも初のクレジットカードを発行するそうです。国内分は円普通預金口座、海外分は米ドル普通預金口座から引き落とし、両替に伴う為替コストを抑えることができるとか。ある意味ソニーらしいカードなんですが、このタイミングでは自虐的というか何というか…。

株価の動向とは直接関係無いですがテレビ絡みでこんなニュースも。

ソニーの液晶「BRAVIA」がネット動画機能の特許侵害で提訴される

「BRAVIA Internet Video Link」などが、トランスビデオの米国特許を侵害していると訴えてられているとか。なんだかんだと大変ですね、ソニーは…。

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