ソニー中鉢社長が率先して推し進めるオープンソース・ソフトウエアの普及促進

ソニー中鉢社長がOSS推進フォーラム幹事に就任した理由

2008年4月にソニー社長の中鉢良治氏が、オープンソース・ソフトウエアの普及促進を目的とした産官の団体「日本OSS推進フォーラム」理事に就任。ソニーがなぜ同フォーラムに参加し、中鉢社長が幹事に就任したのか。Linuxを大規模に採用している家電メーカーはソニーだけではないが、中でもソニーが積極的にその情報をオープンにしコミュニティにコミットしてきたとか。

もともとが研究者の中鉢氏ゆえ、開発成果を外部に向けて発表していくことに対しては積極的。学会のような開かれた場で成果を発表し共有することが、長期的には人材を育て産業と企業を育てていく。また、世界に普及するソフトウエアと、グローバルに活躍する技術者が続々と生まれることへの期待を中鉢氏が期待している事も大きな要因のようです。

CCDは小型で高画素、CMOSは高速性能――ソニーの撮像素子戦略を探

こちらは、ソニーの撮像素子「CCD」「CMOS」といった撮像素子戦略に関するインタビュー。裏面照射型CMOSの優位性や、これからの外販ビジネスについても語られてます。

【関連ニュース】
デジタルサイネージ最前線:首都圏のスーパーが電子看板で売り上げ増 ソニーが開拓する新たな「広告メディア」