CNET Asia発。ソニーのストリンガー氏がCEO就任以来初めてシンガポールを訪問。同国メディアを前に、複数分野における世界初や、全分野での復活をアピールしたそうです。有機EL(OLED)テレビは真に画期的なマイルストーン。ソフトウェア製品設計分野のイノベーション力がPS3/PSP向けのPS Networkなどに結実しているとか。また、今後は最終的に、VAIO、ウォークマン、携帯電話などのソニー製品の90%がネットワーク上で通信可能になり、あらゆるデータを、ある機器から別の機器(例:ノートPCからPSP)へと移動できるようになると説明したそうです。むー、ホントにそんなこと言って大丈夫なんでしょうか…。
さらに、同氏は現代のエレクトロニクス技術のイノベーションや、すべての新製品が実際は、「既存技術の延長線上にある」として、「既存の製品をより大きく、より良く、より薄く、より長く、より短くすることで、顧客にとってより便利なものにすることになるのだ」と述べたそうです。既存の製品のカラバリを増やすのも同じ考えということでよろしいでしょうか…。
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