この世で一番リッチな人は、好きなものがいっぱいある人

2008年6月19日号 | My Sonyメールマガジン オフィシャルサイト

My Sonyメルマガ最新号でましたね。今回は、茂木健一郎さんへのインタビュー「脳が喜ぶ音楽 脳が感動する映像」がメインですが、「ソニーのDNAを受け継ぐ職人たち」の第2弾としてPFR-V1icon開発担当でスピーカー職人のニックネームを持つ山岸亮氏へのインタビュー記事もアップされるなど、またも読みどころ満載。

この世で一番リッチな人は、お金を持っている人ではなく、好きなものがいっぱいある人だと僕は思います。好きな音楽、好きなドラマ、好きな映画。少しずつ違うやり方で、脳を活性化できる。たくさん好きなものを持つような人生を目指すのが、脳にとって一番幸せなことだと思います(by 茂木さん)

・(MDR-E252の)ターボ回路は理論的に考えたものではなく、設計している段階でたまたまできたもの、偶然の産物なんです。偶然ほど恐ろしいものはないですね(笑)。(PRF-V1は)構想十数年。低音を出すためのアイデアは30分で完成した製品なんですよ。また偶然、大当たりしたみたいなものです(笑)。(by 山岸さん)

音楽や映画がこの世から無くなったら、世界は、自分は、そしてソニーは一体どうなってしまうんだろう…。そんなことをふと考えてしまいました。茂木さんの「モーツァルト効果」の解説も面白かったです。茂木さんが山岸さんの語る偶然を脳科学研究の観点から解説してくれたらもっと楽しそうですね。

蛇足ですが、PRF-V1はアマゾンでは27,824円で買えるんですね(08/6/20現在)。ソニスタの34,800円に15%オフクーポン+elio決済使ってもまだ安いんですよね。といいつつ自分もいまだに未購入。欲しいんですけど先立つものが…。

音楽と言えば、同メルマガでSony Japanのスペシャルコンテンツ「廃CDがデジタルカメラになるって本当ですか?」も紹介されていますね。廃CDリサイクルの今をあの白井貴子さんがレポートなさっているわけですが、こうした現実を見せつけられると今後のパッケージメディアのあり方を考えさせられますね。原油高の影響も深刻になってきていますし、エコ的な観点からみても、AVコンテンツはデジタル配信を主流にしていくべきなのかもしれません。