携帯オーディオはiPod touchやワンセグウォークマンのようなキャラ立ちが重要に

携帯オーディオはキャラで売る時代へ、touchが変えた個性派への流れ

iconiconBCNランキングが今年の携帯オーディオ市場を分析。今年10月までは台数こそ依然前年割れが続いたものの、販売金額は前年を上回るまで急速に回復。その火付け役がiPod touchであり、気に入れば多少値が張っても購入する昨今のユーザ心理をうまくついたと評価しています。国内勢では、唯一ソニーだけがアップルと同じような動きをしているとかで、「キャラが立っている」という意味でiPod touchやワンセグ搭載のウォークマンA910シリーズiconをその代表にあげています。

また、メーカーシェアでは6割近いアップルのダントツトップは揺るがないものの、この年末にソニーのシェアが上向いており、3割を狙うところまで来ているとか。ただ、この2社以外は鳴かず飛ばずな状況らしく、「2強を脅かすような強力な製品を繰り出すメーカーの登場を期待したい」とゲキを飛ばしていました。

先週、久しぶりに家電量販店に足を運びましたけど、昔と違ってウォークマンの販売スペースが異常に増えているのに驚きました。売り場自体がまさに上の記事にあるような状態。2社以外のコーナーには人だかりもなく寂しげだったのが印象的ですが、これもあくまで日本という狭い国でのお話し。ソニーも国内外では製品戦略に大きな違いがあるし、果たして素直に喜んで良いものかどうか・・・。