デザインから見るデジタルプロダクツ–第10回:ソニー「Rolly SEP-BT1」
CNET Japan、「デザインから見るデジタルプロダクツ」の第10回にソニーの「Rolly」が取り上げられ、開発陣のインタビューが掲載されています。個人的に注目したポイントを以下に箇条書き。
・単に動くだけでなく感情も動かせるプロダクトであるということがRollyの大きな特徴
・可動部の表現からも卵型が一番自然だし実在する物を想像させないという利点もある
・卵型というプリミティブな形だからこそ、余計に想像力が働いて感情が動く
・動き自体が愛着に結びついているとわかった。多分、動かなければここまで注目を集めなかった
・設計はどこまでこだわるかが問題。あとは執念。ディテールで価値をあげたかった
・(エネルギー効率を考慮してLEDに)「ライトチューブ」を使った結果、内包された光が隙間から漏れる事で生命感を表現できたし、隙間から光が漏れる形にすることでクリアランスの問題を解決できた
・(LEDの色について)青はBluetooth使用時、赤は警告時に光る。これは機能を表す機能色で、これを避けつつノーマル再生時は水色、シャッフル再生時はオレンジなどを採用していった
・「Rolly」は、転がる「Rolling」と親しみやすさの「Friendly」を足した造語
また、今後の展開については、「我々の想像を超える使い方をしてくれると期待している」ユーザーの意見を聞いてからとのことです。
想像を超える使い方ってどんな使い方なんでしょうね。「PFR-V1」のアイデアを借用して、Rollyのアームにストローを付けて低音強化するとか。って、耳を近づけないとダメか・・・。
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