音楽のリスニング・スタイルを「仲間と楽しむもの」へと広げるRolly

高音質な音楽をみんなで楽しむサウンドエンターテインメントプレーヤー”Rolly”<ローリー>発売(ソニードライブ)

ソニーは、音楽の新しいリスニング・スタイルを提案するサウンドエンターテインメントプレーヤー”Rollyicon“を9/29に発売すると正式発表しました。ソニーがこれまで培ってきた各種オーディオ技術に、動きを制御するロボット技術を付加して創られたオーディオ商品で、手のひらサイズの卵形の本体に、水平対向配置型ステレオスピーカー、フラッシュメモリー、バッテリーを内蔵。気軽に家の中で持ち運んで、好きな場所でクリアなサウンドを楽しめるとか。ソニーは”Rolly”によって、「サウンドエンターテインメント」という新規市場を開拓していくとしています。

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Rollyは、「Open Music:今まで楽しめなかった場所で、自由に音楽を楽しむ」、「Share Music:音楽をみんなで楽しむ」、「Feel Music:音楽を聴いて楽しむだけでなく、観て、感じて楽しむ」というコンセプトを提案。音楽のリスニング・スタイルを、「個人で楽しむもの」から「仲間と楽しむもの」へと広げます。卵形のフォルムは、”Rolly”の奏でるクリアな音、新しい音楽を楽しむスタイル、モーションといったエンターテインメント性を、直感的かつ機能的にデザインすることで生み出されたもので、”Rolly”が音楽と人にもたらす新たな価値観を示しているそうです。

主な特長
1.ソニーのオーディオテクノロジーの集積から生まれたクリアなサウンド
2.液晶ディスプレイがなく直感的に使用できるシンプルなユーザーインターフェース
3.音楽に合わせた動きの表現 モーション機能を搭載

詳細はプレスリリースをお読みいただくとして、個人的に注目したのはBluetooth搭載の部分。Bluetooth機能搭載機器(パソコン、携帯電話、デジタル音楽プレーヤーなど)と本体をペアリングすれば、機器側に保存されている音楽データをRollyから再生できるそうです。これならメモリー1GBでもOKっすね。

iconiconちなみに、ソニスタではすでに受注がスタートしており、本体「SEP-10BT」が39,800円、充電専用クレードル「CDL-SE10」が3,980円、”専用ソフトキャリングケース「CKR-SE10」が1,980円となっています。

なーんだ、夜のパーティーの席で正式発表というわけではなかったんですね。取り急ぎ紹介しましたが、自分もまだまだ内容を把握して切れておりません。オフィシャルサイトもオープンしていますので、そちらもじっっくり見てみることにします>Rolly Official Site

【追記】日経IT Proに、早速開発者インタビューが掲載されています。「機械なのに動くという要素が入ることで、人間がそれに対して感情を移入できる」のがRollyでありAIBOなのだとか。また、第2世代、第3世代のRollyはどうなると記者は気が早い質問を繰り出してますが、今はまずユーザーのフィードバックを見ることが優先であり、なによりユーザーにどのように受け入れてもらえるかが楽しみなようです。ちなみに、SMOJの野田さんはクリエのルプランや同サービス向けのGPSユニットをプロデュースした方だと思います>【インタビュー】AIBOでは許されても、Rollyでは許されないことがある


【関連リンク・ニュース】
Rolly Official Site
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